西原理恵子のレビュー一覧

  • この世でいちばん大事な「カネ」の話

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    筆者の生い立ちがお金を絡ませて生々しく語られています。自分が育ってきた環境とはずいぶん違い、え?!そんな人生を歩んできたの??と驚きながら読みました。
    でもこういった環境で育ったからこその視点でお金をめぐることへの考え方ができるのだな、と思います。自分とは全く違う視点でのお金のとらえ方、かかわり方をされてきた筆者ですが、なるほど、と深く考えさせられ、もっと真面目にお金と向き合って生きなくちゃ!と思いました。

    2016/01/17 b

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    2022年05月07日
  • 毎日かあさん4 出戻り編

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    ネタバレ

    サイバラさんの漫画は子育てを面白おかしく描くことをベースに、突然叙情的なセリフやト書きが入る。現実にも、子どもの発想や行動に笑ったり怒ったりする中で、急に涙腺を刺激することがあったり、自分の子ども時代の記憶を重ねたりするので、「子育てってホントそうだよなあ」と共感できて、サイバラさんの感性が好き。となっている。
    でもこの巻では、途中に差し込まれる元夫を含めた家族の漫画が全体的に切ない基調にしていると思った。
    うちの子どもと息子くんの年齢が離れてきたので、このまま最終巻まで読んじゃうか、子どもの年齢が追いついてくるまで少しお休みするか、ちょっと揺れている。

    印象に残ったエピソードは、
    「母の教

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    2022年03月17日
  • 毎日かあさん3 背脂編

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    ネタバレ

    小学生に上がると自然とそうなるのか、天賦の才能か、息子くんのエピソードが豊富。サイバラさんみたいな人、息子の友達のお母さんにいないかな。
    同郷対談「やなせたかし×サイバラ」も面白かった。「『正義というのは信じ難い』ということ」「『正義の味方』だったら、まず、食べさせること。飢えを助ける」という部分は改めて考えたい。
    元夫のこの先についてはもう知っているので、なんとも切ない気持ちで読んでしまう。

    印象に残ったエピソードは、
    挿絵「家族の1コマ②」
    「発言者」給食の献立も保護者会の発言で動くのな。
    「大親友」ちょくちょく登場するまあくん。『そこからみる空のいろはきっと違うんだろなあ。』
    「突進小

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    2022年03月14日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    やなせさんが本当に人を楽しませることがお好きな方だったということがよくわかりました。アンパンマンがこんなにも多くの人々に愛されるキャラクターになって喜んでおられただろうなと思います。

    国語や道徳の教科書にやなせさんの伝記が載っていて興味を持ちました。教科書は子供向けなので、やはりいくつかストレートには書けない部分があるようで、お母様や弟さんとの関係がよくわからなかったのですが、これを読んで理解が深まりました。

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    2022年02月27日
  • 毎日かあさん2 お入学編

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    長男くんが小学校へ入学、でも相変わらずのドタバタ。全体としては男の子を育てる親として共感しながら笑えるものの方が多いけど、印象に残ったエピソードを並べてみると感傷的なものの方が多い(当然か)。
    あと、子育て中にふと思い起こされる西原さんが子どもの頃の記憶にも共感した。確かに、自分も息子の背中を見ながら自分の記憶も引っ張り出していることに気づいた。

    特に印象的だったのは、
    挿絵「うしろからみるのがすき」
    『むこうの空』アルコール依存症の元夫。
    『セミの音』いつもきみたちをさがしてしまう。
    『青いところ』藍色はお彼岸のいろ。
    『夜道』迷子になっても放さなかった手。
    『アジアのこどもたち』別の仕事

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    2022年02月24日
  • コータリン&サイバラの介護の絵本

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    みんなの介護というサイトをみて、神足裕司氏と西原理恵子氏が介護本を著したことを知り、早速購入した。コータリ氏が要介護5レベルの大変なリハビリ生活を素直に語っており、随所に介護に関する課題を投げかけている。介護の世界を知りたいと思う人には、気軽に手に取ることのできる本であると思う。サイバラの絵は毒を含みつつ優しい。

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    2022年02月11日
  • りえさん手帖 ホントにやせた編

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    さすが、西原先生、掲載媒体に応じて、お下品度を描き分けていらっしゃる(笑)。
    『毎日かあさん』シリーズも大好きだった。
    子どもとの関係に主眼を置いているからか、学ぶこともたくさんある。
    待つこと、見守ること、ごはんをお腹いっぱい食べさせること。
    ギャーギャー言いながらも、これが基本にあれば、きっと子どもはまっすぐ育つのかな。
    息子さんも、大きくなったなぁ、とちょっと親戚目線です。

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    2022年01月29日
  • スナックさいばら おひとりさま篇

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    半分共感、半分みとめたくない。
    言ってることはめーっちゃわかるし面白いけど、全部自分で背追い込みすぎてるんだと思う。
    どうしてもそう言う視点が気になって集中できなかった、

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    2021年12月03日
  • りえさん手帖 ホントにやせた編

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    サイバラと言えば、あのかんざしに割烹着姿。長いこと「毎日かあさん」に馴染んできたものだがら、「りえさん」にはどうも違和感があって、なかなか手が出なかった。でもやっぱり読めば面白いんだよね。毒と叙情の合わせ技も健在。がんちゃんもしばしば出てきて(ぴよ美ちゃんはまだ反抗期中みたい)、テイストは「毎日かあさん」と同じ。結局シリーズを追っかけることになりそうだ。

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    2021年11月25日
  • りえさん手帖3 キラキラしてない編

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    毎日母さんの頃からですが、クスクスと笑いながら読んでいたはずなのに不意に泣かされる...今回もそうでした。

    特に、私もサイラバさん同様そろそろ子育ても終わりに向かっているので、ホロリとするところがたくさんありました。

    そして、毎度毎度出てくる動物ちゃんたちが最高。

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    2021年11月15日
  • とりあたま元年―最凶コンビよ永遠に!編―

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    鶏頭だから今の流行が御題/「最強というより最凶」池上彰が評した/ニュースに吉兆はめったになく、凶兆が常。たとえば「オプジーボ適用拡大」は高価さ故に健康保険破綻を招きかねない/「産む期間」が延長されていることから出生率は一時的に改善したが、産む世代人口が減少するうえ、貧困化している現在の二十代が将来高齢出産するだろうか/あるまじき善人の政治家の村山富市、小泉純一郎、鳩山由紀夫が「日本的なるもの」を破壊して今も善人ぶっている/’18=令和元年末で連載終了/いま思えばビーガンと引きこもりはコロナ禍を予感していたのか?

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    2021年11月08日
  • 学校に行きたくない君へ

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    樹木希林さんと内田也哉子さんの「9月1日」の元ネタとも言える『不登校新聞』。その編集部員達によるインタビュー集。

    不登校にまつわる不安や悩みをさまざまな著名人にぶつけてみる、その会話が凄く面白くて、素敵な言葉がたくさん引き出されていた。

    私自身は親だから、もちろん不登校の子の親目線で考えることもあったけれど。そういえば自分も小学校のころ特に理由もなく学校に行きたくない時期があったなぁなんて思い出したり、、どちらかというと自らの価値観を揺さぶられることの方が多かった。

    一番強烈だったのは、
    リリーフランキーさんの『本当に頭に来るのは、自分のことより、自分が美しいと思っていることを汚されたと

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    2021年11月01日
  • 生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント

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    そんな考え方もあるんだって思ったら笑えてきた

    悩んだ時はシンプルに考えようと思った

    単刀直入でわかりやすい言葉で書かれていて面白かった

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    2021年09月16日
  • 学校に行きたくない君へ

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    いろんな考えがあるなと思いつつ、根底にあるのは「生きていてほしい」ということ。生きづらいと悩んでいる人も生きていれば自分が生きられる場所って必ず見つかるんだと思うの。

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    2021年09月09日
  • 女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと 【電子特典付き】

    購入済み

    雑なようで実は深い

    私は女の子ではなくなった年齢ですが、まだ人生に残り時間が少しはある年齢です。改めていろいろ教えをもらったと思う。遅いけど気がついてよかった。電子書籍で買ったのはスマホの中に置いていつでも読めるようにしておきたかったから。いろいろな年齢の女性が読んでいろいろな受け取り方を出来る本かなと思います。

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    2021年08月19日
  • 学校に行きたくない君へ

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    学校に行かなくたって大丈夫だよ。そう語りかけてくれる温かい本だった。学校を休むことに引け目を感じている人、苦しい思いを持っている人などにこの本を読んでもらえたら良いなと思った。表紙絵もほっとできる優しい絵だった。

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    2021年08月16日
  • 12歳からはじめよう 学びのカタチ 優くん式「成績アップ」5つの秘密

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    けっこう面白かったと思う。ただまだ12歳にならない息子たちをみて思うのは、こういうのが面白い、役に立つと思えるのは大人だからであって、子どもには通じない部分もありそうだ、というかなぁ。むしろ今、自分が子どもだったらもっと勉強するのに、と過去を悔いている大人の読みものなのかもしれない。

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    2021年07月25日
  • 猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論

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    表も裏も知り尽くした猫組長と漫画家の西原理恵子の「異色コンビ」 による今回の本。コロナウイルス感染拡大で起こっている世の中の出来事をひと味違った視点から見ている。




    コロナウイルスでムンクの叫びのような表情になった所もあれば、その一方で笑いが止まらない所もあった。その中には、PCR検査をしているクリニックもあった。



    抗体検査のキットは原価4000円なので、猫組長が受けたクリニックでは、PCR検査が4万円、抗体検査が2万5000円なので、おいしい商売だ。




    検査結果について「せいぜい6割くらいの精度や」と言ったそうだ。




    そう言えば、元旦の新聞に闇ワクチンが日本に入ってい

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    2021年07月04日
  • 佐野洋子対談集 人生のきほん

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    佐野洋子の対談集。本書の発行は2011年2月。佐野さんが亡くなられたのが2010年11月なので、佐野さんの死後の発行であり、人生の最晩年の対談。対談の相手は、西原理恵子とリリー・フランキー。佐野さんを含め、3人ともが武蔵野美術大学、いわゆる「むさび」のご出身。リリー・フランキーとの対談では、佐野さんはベッドでということだったようなので、体調も相当悪くなっていた時期だったのだろう。ただ、対談内容は、佐野さんの他の対談集と変わらず愉快なものであった。
    西原理恵子は、デビュー作の「まあじゃんほうろうき」をたまたま愛読していた。とても面白い漫画だったし、何よりも作品中に出てくる本人が面白かった。その後

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    2021年06月06日
  • ベトナム怪人紀行

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    ネタバレ

     COVID-19の影響で移動がままならず、あー旅行に行きたいなあと思っていたところ、再読。いやあ、なかなか良い。不良上がりの筆者が綴る下品でドタバタな紀行エピソードではあるけど、彼の心根は実はそんなに擦れていないように感じてしまいました。そんな素直な(隠し立てのない!?)現地ローカルとのやり取りが旅情を誘います。

     この本は、いわば雑誌の企画的なノリなので、お気楽に読めます。手乗り鹿を食べさせてくれる店を探す、抱きビアでぼったくられる、おかまの中学生にインタビューする、おかまディスコに乗り込む、ベトナム戦争の砲弾跡に流れ込んだ天然のエビ穴を探しに行く、相部屋相手が夜中にオナニーしている等々

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    2021年06月05日