西原理恵子のレビュー一覧
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下品なんだけど、いいこと描くんだよな〜。高須の克ちゃん、ダメダメのヨボヨボに描かれても怒らないのかしら。そんなの怒ってたら付き合えないか。本人より家族からクレーム来ないのか、読んでる方がハラハラするけど(^_^;)大金持ちはこういう金の使い方してほしいわ。こういうのに噛み付いてくる奴って百パーなんにもしないからな。金も出さなきゃ働きもしない。克ちゃんのおばあさん?の話、凄いわ。あなたが地獄に堕ちるなら、大抵の人は地獄堕ちですよ。西原の旦那のアル中話、笑い話みたいに描いてたけど、ほんとは凄まじかったんだ。人生折り返して、今が収穫期っていいね。頑張ったねって褒めてくれる人なら、好きになるよね。二人
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Posted by ブクログ
つい最近までコロナ自粛で仕事も休んでたから家で一日中ごろごろ過ごすのが最高すぎて。
そのせいで仕事始まったらしんどすぎて。
「あー専業主婦だったら一生またあの生活ができんのかなぁ。いいなぁ専業主婦」なんて思ってたところだったんですけど、これ読んで目が覚めた。
そうだそうだ、私は寿司も宝石も自分の金で買いたいのだ。男に寄りかからずに自分の幸せは自分で築くと自分に約束したんだ。忘れかけていたよ危ないところだった。
やっぱり西原理恵子さん本当に好きだ。
言ってることやってることは楽観主義者のようだけれど、決してそういうわけではないんですよね。
後ろを振り向いたら殴るやつがいる。だから逃げる。だから -
ネタバレ 購入済み
生存本能を刺激する力強い本
「そうだよ! これが現実だよ!」主人公が最後に死ぬ映画こそが、当時小学4年生の著者に刺さった。小さい頃から暴力の飛び交う父と母の間で眠り、窓ガラスの無い戦場みたいな家を目にし、窃盗集団とも言える不良友達を周りに抱えていた。周りにお手本が誰もいない中、何とか東京の美大へと向かうが、その矢先にギャンブル中毒の父親が自殺。同級生の女の子達は不安で仕方なくて、心の寄る辺を探してヤリマンになっている。それらの原因を「貧しさ(≒カネ)」であると断言し、最後に、自分で力強く稼いで生きる人間になれと訴える。力強かった。
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Posted by ブクログ
西原先生の「まいにち母さん」を読みたいんだけど、漫喫には置いてないし、まとめ買いする勇気はないし、どうしようかな‥と悩んでいる中で、ちょこちょこ文庫本を読んでいます。
西原さんは割と浪花節なところがあるなあと思うので、んん?っていう文章は微かにあるんだけど、荒波をくぐり抜けてきた人だから、やっぱり面白い。
特にこの本は、読者の投稿が良くって。
私が好きなのは、自分は結婚相手を選ぶ目がないと自覚し、親が連れてきた相手と結婚して、幸せな人の話。
農家のお嫁さんの話も良かった。
おじいちゃんおばあちゃんの話も良かった。
理想は低く、今ある幸せを大事に、でも掴めるものは掴むんじゃい!と、意味のわからな