西原理恵子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★4.5
エッセイ風でさらさらと読める文章だけれど、核心をついていて、はっとされられることが多い。
クリエイターには特に響くものがある。
解説文は勝間さんが書かれていて、この解説文がまたいい。この作品の見どころを紹介した上で、無収入生存年月数を伸ばす必要性を訴えている。
・お金に余裕がないと、日常の些細なことが全部衝突の種になる。食べたり着たりどこかに行ったり、そういう生活の一つ一つのことに全部お金が関わってくるからね。
・貧しさは、人からいろいろなものを奪う。人並みの暮らしとか、子どとにちゃんと受けさせる権利とか、お金が十分にないと諦めなければいけないことが、次から次に山ほど出てくる。
それで大人の心の中には、やり場のない怒りみたいなものがどんどん、溜まっていって、自分でもどうしようもなくなったその怒りの矛先は、どうしても弱い方に弱い方に向いてしまう。
貧しいところでは、だから、子どもが理不尽な暴力の1番の被害者となる。
・たとえ最下位だろうと、どこがどう最下位なのか、自分のことをちゃんとよくわかれば、勝ち目は必ず見えてくるはず。
・「どうしたら夢が叶うか?」って考えると、全部諦めてしまいそうになるけれど、そうじゃなくて「どうしたらそれで稼げるか?」
って考えてみてごらん。
そうすると、必ず、次の手が見えてくるものなんだよ。
・アルバイトじゃなくて、絵を描くことで生計を立てたい。
できれば、自分の一生の仕事にしたい、
それには何をすべきなのか。それを教えてくれたのは、私にとっては「大学でも勉強」じゃなかった。売り込みに回った出版社の人たちの現場が、私がこれから何をすべきか示してくれたんだと思う。
・必要なのは、商品の差別化、つまりもっとたくさん稼ぎたいなら、人と違うことをやらなくちゃお金にならない
・よく「自分に向いてる仕事がない」
って言う人がいるけど、食わず嫌いしてることもあるんじゃないかな。やってみなきゃわからない、そんなことって、この世界には、いっぱいあるからね。
・「才能[っていうのは、そんなふうに、自分だけじゃわからない、見えてないものだと思う。自分で「こうだ」と思い込んでることって、案外的外れだったりするからね。
なんでも仕事を始めたら、「どうしてもこれじゃなきゃ」って粘るだけじゃなくて、人が見つけてくれた自分の「良さ」を信じて、その波に乗ってみたら良い。
・「才能」って、人から教えてもらうもんだって。
・マイナスを味方につける
「絶対故郷に帰らない」という気持ちがあったからこそ、がんばり通せた
・ギャンブルはやめたほうがいい(中略)ギャンブルはどうやって勝つのかではなく、負けた時にどう切り返すかだ。
・ギャンブルのために借金なんかしたら、行き先は絶対に「地獄」
・「損したくない」ってことばかり考えていると、人って、ずるくなるんだよ。
・日常生活の中の1つ1つの習慣が本当にとても大事になってくる
・「おごられて当たり前」と言う態度には、相手のこと甘く見て、ぴったり、自分自身を卑屈に思う気持ちが潜んでいる。お金をいつも自分では出さないでいると、友達とも対等じゃいられなくなっちゃう。(出せない時は正直に言うのは良い。恥ずかしいことではない。)
・アルバイトは働くことの入門編
アルバイトしよう!
・豊かさが実現してしまったら、今度は人はなぜ働くのか。どうして働かないといけないのかということが悩みとして出現してしまった。
(中略)
自分がやりたいことがわからないと言う人は、闇雲に手探りをするよりも、この2つの間に、自分の年を探ってみたらどうだろう。「金とストレス」「金とやりがい」の真ん中に自分にとってのバランスが良いところを探す。
もしくは人に喜ばれるという視点で考えると良い。
・お金には、そうやって家族を嵐から守ってあげる力もある
働いてお金を稼ぎなさい
「専業主婦になってはいけない。自分でカネを稼げないのは不幸への道」 -
購入済み
子供に読ませたい
子供に読ませたいです。作者をテレビで見るとこんな作品を描く人だと思えません。世の中の世知辛さを感じました
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Posted by ブクログ
働くことは希望。
働くことは生きること。
自分から外に出て心で感じること。
著者サイバラさんが、幼少期からのカネの負のループから抜け出す話。
特に子供の頃は今では考えられないような雑な環境。
そして、海外では仕事すらない、仕事をしてもその日の食事分の給料しからもらえていない現実。
自分がいかに恵まれているか。
今日の、明日からの仕事があることの幸せを、今までは全く意識していなかった。
そして、カネを稼ぐことへの執着もなく、むしろ働くことはカネではなくやりがいのみとだけ思っていたりした。
自分の子供にも今の暮らしが当たり前でないことを伝えて行きたいが、なかなか体験を伴わないと難しいかも。
だからこそ色々な経験や出会いを作ってあげたい。 -
Posted by ブクログ
私は、出産経験が無く、
【お母さん】たちの日々の生活や、
気持ちを、
知りません。
私の母は、私が、
高校生の時に、
他界してしまい、
大人になった今、
私の周りの、【お母さん】になった、
友達の話を聞いたりは、しますが、
【お母さん】を、
実際に、
体験されている方々の、
本当の大変さ、気持ちは、
全ては、知ることができません。
「私の母は、あの時、どういう気持ちだったんだろう。」
とか、
考える時が、よくあります。
母としては、
忙しく、大変な時の、
一言が、
子どもだった私にとっては、
ショックだったことが、
あったりします。
今は、もう、聞いて確かめることが、
できませんが、
寂しくなった時、
この本を読み、
ほんの少しだけ、
1ミリだけかもしれませんが、
【お母さん】の当時の気持ちに、
寄り添えることができる気がしました。
絵本ですが、
大人が読んでも、
すごく良い本だと思います。
良い本との出会いに感謝です。
ありがとうございました。