西原理恵子のレビュー一覧
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「うつくしいのはら」をぜひよんでください。日本人には遠い事かもしれないけれど、悲しいかな、多くの地域において貧困と戦争は深く結びついています。悲劇的ではなしにそれが描かれています。静かに、とても解りやすく(そういう風にとらえて良いかどうかは解りませんが)。どうか読んでください。
自分のまんがをいかに売るかの営業ものがたりなのですけど、確かにそれに繋がって「うつくしいのはら」は描かれるのだけど、全然色の違うものを同列にこうやって置いておけるのって西原さんくらいかなーと思うのね。笑わせるのも泣かせるのも同じ、と前にお話されていたのを思い出しました。(20051101購入) -
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毎日新聞で連載されているので「毎日かあさん」。
この度めでたくカニ母編で文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞なさったそうです。
カニ母編からちょうど1年、お入学編が出ました。
色んなところへ出向いては電波少年さながらの漫画を描いている西原理恵子さん。
できるかなV3で「手塚治虫賞狙い」と描いてありましたが、今までの作品のなかで一番読む人を選ばないまろやかな作品の様に思います。
特別なことをした体験記ではなく、日常の中で感じたことや出来事が絵日記風に描かれてます。
「母」を中心に語られていたカニ母編ですが、今回は小学校に入学した息子の話題が中心です。
どぶで遊んでいたり海に服のまま入 -
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■「はれた日は学校をやすんで」を思い出す。少女マンガだよねぇ。■男だしね。地元を離れて東京へという経験がないもので、糸が切れた凧のようにどこへたどりつくのか分からない不安さや自由さというのは想像しても実感はない。それでもあえて書く。■お店に出て、男と暮らして、猫を拾って。似たような暮らしをしている女性は少なくないかもしれない。不平不満や悪口をぶつけているかもしれない。ぶつけられずに抱え込んでいるかもしれない。「…彼女は成功したから特別…」なのかもしれない。そんな女の子たちがこれを読んでぐっすり眠れればいいねぇ。■男性には特に薦めませんが、女性にも幅広くは薦めません。わかる人だけ読んでくれぃ
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ネタバレずっと単行本読者だったので、連載終了していたとは知らなかった!
「毎日かあさん」で子供が大きくなり「卒母」し、となるとネタは知人か老親か筋トレか更年期(彼氏の話は別の漫画で描くから)。
老親は高知の人で達者だったけど、ついに施設か…そしてそのきっかけの一つであったろう、せん妄を表す一コマがすごく衝撃だった。
シンプルな絵だけに迫力がすごい。
何十年も同居してお金取ったと言われてなんだかな〜と描いているが、いや、卒母からの介護…にならなかっただけまだいいのか?
作者やその愛すべき仲間たちのエピソードはまだまだ読みたいし、本人もまだまだ描くと書いてるので、連載でなくゆったりと描き続けてほしい。 -
Posted by ブクログ
もうすぐ女の子が生まれるので手に取った本。
うんうんそうだよね。って思うことがたくさん書かれていた。
特に共感したのは、家賃と月収は、自立のバロメーターということ。P59
20代前半とかの経済的に少し不安がある時って、今思えば、いないよりはマシって気持ちで彼氏と同棲してた気がする。
そして、誰かに幸せにしてもらおうと受け身で生きていたなぁと思う時は全てが他人軸になってしまうから、メンタルも不安定だし、1人じゃ楽しめない。
妊娠出産は女しかできないかけがえのないものだけど、その間ってどうしても一定期間は働けないし、誰かに助けてもらわないと生きていくのはしんどいなぁと思ってしまう。
そんな時支え