西原理恵子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
乱れ飛ぶ放送禁止用語、サイバラファミリー勢揃い。漫画とインテリジェンスで世相を切る『週刊新潮の無法地帯』書籍化第二弾です。漫画で笑って文章にうなづく。一冊で二度おいしく味わえるものであります。
佐藤優、西原理恵子のユニット『大阪あたりのだれた夫婦』による週刊新潮の連載をまとめた第2巻になります。週刊新潮に掲載されていたときから読んでいて、改めてここに収録したものを再読させていただくと、このページにいたっては『タブー』というものはほぼないんだな、ということが改めて理解できました。
乱れ飛ぶ放送禁止用語、佐藤氏によるロシアを中心とした鋭い分析。それに負けず劣らず強烈なインパクトを突きつけるサイバラの漫画。これは編集者サイドから週に一回あるテーマを言い渡され、佐藤、西原の両陣営がお互いまったく打ち合わせをしないで出たとこ勝負で書いたものをあわせているのだと。だからこそこのケミストリーが生まれるのだなと改めて感じてしまいました。
ここでは主に2010年~2012年の最初までの世相が収録されておりまして、地震、原発、TPP…。2011年のニュースといえばやはり東日本大震災とその後の世相が記されている箇所を読んでいると、ありありと当時の様子が頭に浮かんできて、『日はいつか昇る』そう思わなければやっていられないだろう。そんな憂鬱さを笑い飛ばすためにもこういうものを読んでいただけたらな、と思っております。 -
購入済み
なんか切ない
カネの話なんだけどカネの話だけじゃない。
人が生きるってこういう事。リアルってこういう事という話。
1章の西原さんの子供時代の話は自分の家もこんな感じだったなと思ってしばらく目を閉じて湧き上がってくる感情を抑えた。
カネは生きていく力だ。そして人を殺す凶気の元だ。
リアルな体験に基づいて素直にカネと人を語ってくれる人はあまりいない。
良い本でした。 -
Posted by ブクログ
再読。
中身の成分を比で表すと、下ネタ&下品:切ない:やさしい=8:1:1
出てくるキャラたちの日常は本当に、あらゆる意味で底辺な感じでどうしようもなくて、なおかつドラマティック。なのに渦中の彼女たちはいつもあっけらかんとしています。おいおい大丈夫か、と思いながらも、自分に降りかかってくるモロモロをあんなふうにすべて「たいしたことないよ」って感じで受け止め、受け流していけたらな、とも思いました。
ところどころでほろっとして、最後のStory20での「なおこ」と「みっちゃん」のやりとりで号泣。なおこがとても悲しくて、みっちゃんがとてもやさしくて。
西原さんの描く風景は、線も色もシンプルなのにとてもきれいで印象的です。
数年前に読んだときはムスメに読まれると困ると思ったけど、彼女ももう中2で親も知らない耳学問を持ってるかもしれないし、今回は親目線抜きで☆5つ。
以下は何年か前に読んだときに書いた感想。
下ネタ満載の日本版「マグノリアの花たち」(ちょっと違うか)。
辛い状況に立ち向かうというよりは、それを引き受けつつ淡々と生きる女の人たち(これができるのが女の強さだと私は常々思っている)がたくさん出てきます。
読んでいて切なくなるところもありました。
マンガなので、ムスメ(小6)が読みたがって困りました。(理由もないのにダメとも言えず)ちょっと読んでたようだけど、意味が分からなかったみたいで挫折してました^_^;。
困らされたので☆2つ減(笑)