アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧

  • カササギ殺人事件 下

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    構成が斬新!
    おもしろかったけど、上巻やピュント氏のパートが、あっさりしすぎてちょっと物足りないかも。
    次はヨルガオ。

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    2025年11月18日
  • カササギ殺人事件 下

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    上巻は冒頭以外は作中作のオールドファッションミステリで、アガサ・クリスティのポアロの世界観。
    登場人物が多くてちょっと辟易してしまうけど、いかにもオールドファッションミステリらしいキャラクターで、それぞれに怪しくて、人間関係が絡み合っていて、少しずつベールを剥がすように真実が明るみになっていくのが面白い。

    下巻に入ると、上巻の作中作が残るは結末のみという良いところで終わっていることが、それを読んでいた編集者の視点で明かされる。
    その後に起きた事件と作中作に関連がありそうなことが判明してからは、とてもワクワクしながら読み進めた。
    主人公は完全に読者目線で、事件について探偵のような調査を行うのが

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    2025年11月14日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    名探偵ピュントのシリーズ2作目。
    前作は綺麗に上手くまとまっていましたので、この2作目はどのような展開になるのか期待と不安でいっぱいでした。
    読んでみると、変にひねった事はしていない正当な続編。
    作中作があるので登場人物が異様に多い序盤は大変でしたが、中盤以降は読む手が止まらなくなってきました。

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    2025年11月12日
  • メインテーマは殺人

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    おもしろかった!
    けど、事件と関係ない話が多くてそこに興味が持てず、読み飛ばしてしまった点も踏まえて⭐️3かな

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    2025年11月09日
  • マーブル館殺人事件 下

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    こちらのシリーズは、とにかく主人公がパワフル!
    パワフルすぎて、どんどん自分で立場を悪くする!
    危ないよ?やめときな?
    ほらー、言わんこっちゃないー!
    の連続。

    でも、相変わらず、この二重トリックの構成は圧巻。
    頭をフル稼働して、読み応え抜群でした。
    登場人物が2倍でしかも外国人…
    何度登場人物一覧を見返したことか…w

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    2025年11月04日
  • マーブル館殺人事件 上

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    相変わらずの、小説の中の小説2度美味しいパターン。
    上巻がまるまるフリとは!!
    読ませてくるなぁ…
    楽しみしかない。

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    2025年10月30日
  • 殺しへのライン

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    今回は最後まで、犯人について全く予想がつきませんでした。
    ホーソーンの謎を10巻かけて明かしていくということで、個人的には、まどろっこしいな、途中でやめちゃうかもなぁと思っていたけど、この巻を読んで、いやいや最後まで追うべきかも!と思い直しました。

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    2025年10月26日
  • 死はすぐそばに

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    閉鎖的な高級住宅街で起きた殺人事件。意外なことに、犯行の動機も方法も住人全員が等しく持っていた。ご近所トラブルを殺人事件に変えたのは一体誰なのか、かつての相棒と共にホーソーンが難事件に挑む。

    今回はホーソーンが関わった過去の事件にまつわるお話でした。
    最後まで読んだらトリックも構成も素晴らしいんですよ。
    本当に住人全員が怪しく、誰が犯人でも不思議じゃない。伏線だって多様に散りばめられている。
    頑張れアンソニー立ち向かえアンソニー、毎回のように色んな人に適当にあしらわれても過去を現在に繋げられるのはあなただけだ。

    ただ、ただ今回は登場人物が多すぎて……!
    人数が多いのはいつものことだからまぁ

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    2025年10月16日
  • カササギ殺人事件 下

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    ネタバレ

    むむむ確かに構成はスゴい、見事としか言いようがない。唯一無二ではあると思う。
    だけどもだけど、おかげて上巻は地味でまじめなミステリーがひたすら進むんよな。まあ退屈ちゃ退屈。
    ネタバレになるけど事件地味すぎん?
    コードに足引っ掛けて死ぬとか…、天下のピュント最期の推理がコレで良いのか??
    最期は遺灰を森に撒いてとか、異常に事件に愛着湧いてるし…。そんなたいそうな事件かね、この話…。
    現代パートも原稿の隠し方甘くて人殴って火つけて逃げきろうって…。チャールズはん、そいつは犯罪としてあまりにもお粗末じゃないすかねえ…。
    まあワタシがミステリーの教養不足でクリスティのオマージュなどさほど愉しめないのも

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    2025年10月16日
  • メインテーマは殺人

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    ミステリーを読んだ!、というのが率直な感想。
    自分で推理をしたい人にはおすすめ。
    シェイクスピアなど古典の知識があればより楽しめると思う。

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    2025年10月15日
  • カササギ殺人事件 上

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    作中作タイプで、探偵役と助手と警部補が事件の関係者に話を聞いて回り、手掛かりを得ていく古式ゆかしいスタイルのミステリ。

    容疑者だらけに見えるが果たして。

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    2025年10月13日
  • その裁きは死

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    ネタバレ

    1巻を読んで、そのままズルズルと引き込まれて、2巻もあっという間に読んでしまいました!

    1巻と2巻を比べると、似ている点があります。
    過去の事故または事件が、今の事件に深く関わっていること。
    ストーリーの終盤で、主人公が犯人と対峙する場面。
    ハッピーエンドではないこと。

    どれも、シリーズものにはよくあることかもしれませんが、
    私には、これが続くと物足りないなという気持ちもあります。
    個人的な好みのレベルの話ではありますが…

    ちなみに、犯人は途中でわかりました。
    動機とか細かいところはわからなかったけれど…

    あと「補遺」のところに書かれていたことから、この事件全体にうずまく、
    悪意、嫉妬

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    2025年10月08日
  • メインテーマは殺人

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    カササギ殺人事件がピンとこなかったので、この作者の本は手に取らずにいたのですが、職場の先輩にホーソーンシリーズを勧められて読んでみました。

    結果、読んでよかったです。

    ミステリー読むとき、個人的に気にしていることが2つあります。

    1つは、人物描写です。私の中では、それができる最高の作家はアガサ・クリスティです。
    アガサ・クリスティほどではないけれど、この物語はそれなりにちゃんとしていたと思います。

    もう1つは、読者に推理させてくれる余地があるかどうかです。
    これは完璧でした。

    ロンドンの地名やイギリスの古典作品に詳しければ、もっと楽しめるのかなと思いました。

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    2025年10月06日
  • カササギ殺人事件 上

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    2018年のこのミスで紹介された時に、初読み。7年後に再読。
    冒頭を見て、私もポテチやコーラを並べて、背徳的な読書を楽しもう!ってしたのも、前回と同じ。

    内容や犯人をちょうど忘れていたので(笑)ちょうどよかった。

    前編、後編全く違うメタ的な構成なのだけど、前半はただ楽しむのが吉!

    アガサ・クリスティ風の世界観、初老の紳士な探偵とさわやかな助手のバディ。
    都会から離れた英国の田舎。沢山の登場人物の皿の上に、丁寧に謎や秘密が盛り付けられている。
    一皿一皿、謎を食べ終わると、お皿の底に「not犯人」と書いてあり、最後に「真犯人!」と書いてある…………はず!!!!

    このオアズケ感のストレスが、

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    2025年10月04日
  • カササギ殺人事件 上

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    久しぶりの海外小説、かなり久しぶりの英国ミステリー。
    評判がよいのも頷ける面白さ。早く下巻が読みたいです。

    レビューは下巻でまとめて。

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    2025年09月26日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    ホームズパスティーシュ長編。
    好きなシーンは
    ・「この人が僕の話を書いたおじさんだよ」とワトスンを紹介するホームズ
    ・レストレイド警部の大活躍(SSR)
    ・診療所で銃弾を装填する物騒なワトスン
    です。

    部分的にホームズに関して「彼がそんなことするかな?」と思うシーンがあったのですが、大筋のストーリーは面白く、おなじみの人々もたくさん登場するので贅沢な仕上がりになっていると思います。

    余談ですが、同作者による第2弾のパスティーシュ「MORIARTY」は記憶から抹消されています。内容は全然覚えてないのですが、解釈違いだったんだろうな。

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    2025年09月21日
  • その裁きは死

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    シリーズ2作目。
    相変わらず謎の多いホーソーンが気になって仕方ない。何ともいえないキャラクターで付き合いにくい人だ笑。じわじわと話が進む感じで読み終わるのに少し時間がかかったかなあ。

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    2025年09月17日
  • メインテーマは殺人

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    ずっと積んであった本。ようやく読めた。
    個人的にはカササギ殺人事件をはじめとした、アティカス・ピュントシリーズの方が好みかなあ。
    でもこれから盛り上がってくるかもしれないので2作目も読んでみる。

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    2025年09月15日
  • カササギ殺人事件 下

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    ネタバレ

    上巻よりも好きだったけど、やっぱり無駄に長いと思う。
    長いわりに、動機がイマイチと思ったのは私だけでしょうか・・・

    ”いったい、どうしていつも妹は、自分の尺度で私を測ろうとするのだろう?ケイティが持っているものが、わたしには必ずしも必要ない、わたしはいまのままで充分に幸せなのだと、どうしてわかってくれないのだろうか?こんな言い方が苛立っているように聞こえるのとしたら、それはわたしが、ひょっとしたらケイティが正しいのかもしれないと怯えているからだろう。"

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    2025年09月15日
  • カササギ殺人事件 上

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    評価が高く話題になっていたので気になっていた本。
    前回帰国時 (2023?) に買ったのかな?やっと読みました。

    一言でいうと
    長い。

    訳はとても良くて、すごく自然なのでいい意味で邦訳感がない。
    下巻特に結構一気に読んだ、というか本に入り込める感はある。けど、個人的にはそこまで絶賛されるほどかな??という感じ。
    アガサクリスティを読んでいないので、読んでいる人、アガサクリスティファンはより楽しめるのだろう。

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    2025年09月15日