アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ上巻を読み終えた後、もう犯人わかるんじゃね?と思ったけど、なるほどこういう構成ですか。
正直言って、上巻の作風が好きだったので、そのまま1本のミステリーとしてもすごくよかったと思う。それを作中作としてさらにエンタメを追求したことを評価すべきか否かだけど、自分はギリギリ不可だった。
読み返せば「おぉ、これも作中のあの部分と繋がってるのか」という感動はあるかもしれないけど、ミステリーってこの作品でも書かれていた通り、読者が探偵と肩を並べて進む話と思うんですよ。だから初読の感動が大切だし、後から読んで上手いと思う構成を評価の中心に置くのはちょっと違和感があります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「実際の殺人事件」であるため著者自身も事件がどう進んでいくのか予想できない、という設定をどう使っていくんだろうと思いながら読んでいた。これが日本のミステリだった場合、より技巧的でメタ的な手法を用いたと思う。それこそ「事実から大幅に改変している」とか。法月綸太郎の「死刑囚パズル」みたいな感じでね(これは作品冒頭に書いてあるからネタバレじゃないよ)。本作では結局「推理小説として最初から構成を練ってるわけじゃないから話の大半は事件の本筋とはまったく無関係だよ」というネタ。思わせぶりに書かれていた「損傷の子」や多くの事件関係者に聞いてまわった10年前の交通事故の因縁とはまったく無関係で、探偵役も「さて
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ネタバレ『絹の家』に続く<コナン・ドイル財団公認第二弾!>ということで、ずっと読みたいリストにあった本書をようやく読んだ。
冒頭の聖典『最後の事件』についての激しい突っ込みは、大笑いしながら、文字通りおなかが痛くなるほど笑い転げて読みました。
そう、そう、そうだよねえ!と。そう考えると、ずいぶんまぬけなライヘンバッハの滝事件になってしまうのがまた笑えてねえ。
ホームズの雰囲気もよく出ているし、そして私たち日本人が日本語で読むその翻訳も聖典の翻訳の感じに近く違和感がない良い翻訳なこともあり、全体の空気感がちゃんとホームズに近くなっているのはとても推せます。
そしていわゆる「どんでん返し」には、夜中に -
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ひさびさの翻訳小説。ちょっと翻訳が、ザ翻訳と感じたのは私だけだろうか。
作中作が記憶の限りだと初めての体験で世界観になれるのに少し戸惑った。
1人の家政婦の事故をきっかけに、10人程の視点から情報が少しずつ開示されていく。
そしてまた事件が起こり、、、。
普段メモなんかとらないけど、これはメモをとらないとわけわからなくなる。
メモをとったところで、わたしにはまったく解けないんだけどね。
アガサぽいのかはわからないけど、だいぶミステリーとして堅い感じ。古典的というのだろうか。斬新さなどは今のところ感じない、本格ミステリー。
奇をてらっていない感じが好感触だった。
このまま下巻にいってほし -
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Posted by ブクログ
ネタバレ先月・今月と立て続けに読んだホロヴィッツ作品。今回はこれで3作品目、そして、探偵ホーソーン・シリーズとしては第二弾です。
いやはや、今度は離婚弁護士が殺されたという話。
今回もまた容疑者は多く、しかも謎のメッセージまで現場に残されている。果たして犯人は…。
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前回読んだシリーズ第一弾『メインテーマは殺人』では、どうにもホロウィッツ氏と探偵ホーソーンの仲が良くなくて、それがちょっと気持ち悪く感じました。
今回もどうかなと思いましたが、ちょっとした衝突は相変わらず。
でも何というか、そういう衝突もこなれてきた?というか、ホロウィッツ氏もホロウィッツ氏で、どうにかしてホーソーン氏の素 -
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ネタバレ1巻を読んで、そのままズルズルと引き込まれて、2巻もあっという間に読んでしまいました!
1巻と2巻を比べると、似ている点があります。
過去の事故または事件が、今の事件に深く関わっていること。
ストーリーの終盤で、主人公が犯人と対峙する場面。
ハッピーエンドではないこと。
どれも、シリーズものにはよくあることかもしれませんが、
私には、これが続くと物足りないなという気持ちもあります。
個人的な好みのレベルの話ではありますが…
ちなみに、犯人は途中でわかりました。
動機とか細かいところはわからなかったけれど…
あと「補遺」のところに書かれていたことから、この事件全体にうずまく、
悪意、嫉妬 -
Posted by ブクログ
カササギ殺人事件がピンとこなかったので、この作者の本は手に取らずにいたのですが、職場の先輩にホーソーンシリーズを勧められて読んでみました。
結果、読んでよかったです。
ミステリー読むとき、個人的に気にしていることが2つあります。
1つは、人物描写です。私の中では、それができる最高の作家はアガサ・クリスティです。
アガサ・クリスティほどではないけれど、この物語はそれなりにちゃんとしていたと思います。
もう1つは、読者に推理させてくれる余地があるかどうかです。
これは完璧でした。
ロンドンの地名やイギリスの古典作品に詳しければ、もっと楽しめるのかなと思いました。