アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    最後の事件の一年前、ホームズの捜査に協力した少年が惨殺される。正体不明の「絹の家」の謎をめぐり、ホームズとワトソンのコンビが活躍するパスティーシュ。

    ホームズ作品をすべて読破したのは、もう数十年も前のこと。熱烈なファンというほどではないものの、コナン・ドイル財団初の公認しかもホロヴィッツの作品となると読んでみたくなる。
    なるほど、薄暗いロンドンの阿片と貧困を背景とした闇の事件では、おなじみの面々がドイルの作品さながらに登場して、違和感などまったくなく懐かしさを覚えたほど。おぞましい事件だから、ワトソンが100年後に開封されるように配慮したという設定もおもしろい。

    先日、ホームズの若い頃という設定で三谷幸喜が書いた芝居を観てきたのだが、笑いと推理とホームズ兄弟の愛憎にワトソンの屈折した思いも加わって、じつに楽しかった。しかも、ちょうどこの本を借りた頃に本人のエッセイが新聞に掲載されたのだが、参考にこの作品を読んだことが書かれていてびっくり。世界中で愛されているホームズに、またどこかで出会えるといいな。

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    2019年11月07日
  • カササギ殺人事件 上

    nao

    購入済み

    最近海外ドラマのノベライズ版なの?という感じ本をミステリーとして読まされガッカリするパターンが多かったので、ちゃんとした?ミステリー小説で本当に良かったです
    でもこういうのを読むと、クリスティやドイルは凄いなーと改めて思いました
    いつ読んでも面白いですもんね
    このカササギ〜が同じランクにいられるかはまた別の話かなと上から目線で思いました

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    2019年09月27日
  • カササギ殺人事件 上

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    上下併せて。
    元々大作は好きだし、作中作自体も読み応えがある入れ子構造となった本書は、私のような向きにとっては贅沢とかゴージャスとかいった形容がふさわしい小説かもしれない。
    随所で言及もされているが、コナン・ドイルやアガサ・クリスティなどのいわゆる英国古典ミステリーを彷彿させる空気にも満ちていて、嬉しくなる。
    「絹の家」を物している著者だから当然ではあるけれど。
    発見された作中作の最終章で、ピュント氏が推論のみをベースにしながら、ズドンと断じきるところも、いかにも、”らしい”(笑)。
    途中で正直、中だるみするところもあるので、ヴォリュームはもう少し絞り込めたとは思うし、本編・作中作ともに物語の仕舞い方が若干乱暴だなとも感じるが、上質のエンターテインメントであることは間違いない。

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    2026年03月11日
  • 死はすぐそばに

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    近所付き合いが絡むミステリー
    序盤は登場人物が多いのと、家の配置を確認するのが煩わしかった。
    読む順番間違えたな〜と途中で気づく。
    作者が作中に出てくるのが新鮮だったが、ストーリーの時系列があっちこっちで好みが分かれるな。私はうーんだった。
    密室殺人のトリックのインパクトに欠けるのと、全員動機があるのはいいが、結局犯人の動機が今ひとつ。巧妙に何手先まで読める人が犯すほどの動機か?そんな頭が切れる人が家売る前に死体を埋めたままにするか?と疑問に思った。
    犯人は最後まで分からず、オリエント急行のような結末なのか、違うのか、というハラハラが後半は良かった。

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    2026年10月08日
  • 命取りのエピソード

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    安定の面白さだねー。MY出張のいい相棒だった。『メインテーマは殺人』が映画化されることになり、ロケ現場で主役が殺される…のだが、もちろんこれはホーソーン役。わたしゃ彼にはウォルター・マッソーを脳内であてていたのですが、カンバーバッチやヒドルトンが欲しがった役との説明に、イメージ一新の必要を覚えたのでしたw

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    2026年10月07日
  • 命取りのエピソード

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    秋の風物詩を堪能する。シリーズ第六作は、第一作『メインテーマは殺人』の映画化と、過去を巡る殺人事件。徹頭徹尾、洗練され面白いのは毎度の通り。過去作に比べるとシンプルな構造かと思っていたら、第二部に仕掛けがありニンマリ。とは言え謎解きは少し物足りないか。一方で、ホーソーンの昏い過去の真相には大きく近づいた感あり。次作を楽しみに待つ。

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    2026年10月02日
  • 命取りのエピソード

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    こちらも楽しみに読み続けているシリーズものなのですが。
    シリーズ予定12巻の半分まで来ていて、ホーソーンの過去が小出しに漏れ出てきているわけですが、これがなんともすっきりしない!
    完全チラ見せ!
    謎が謎を呼んで、正直こんがらがってきている私。
    今回の本筋に、ホーソーンの過去を絶妙にからませていて、秘密が少し漏れ出す仕様なのが、ニクくもあり、そんなに巧いことからんでくるかね!とご都合みたいな感じもして…
    アンソニーもなんだか雑魚キャラにまでぞんざいに扱われすぎだし…
    うぅむ…となりました。

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    2026年09月30日
  • カササギ殺人事件 下

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    こういう感じの小説なのか。新たに登場人物を
    覚える必要があり苦戦。
    話が進むにつれて楽しく読むことができた。
    カササギ殺人事件のラストはアガサクリスティを
    彷彿させるような?

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    2026年09月28日
  • その裁きは死

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    離婚弁護士リチャード・プライスが自宅で
    殺害される。遺体の状況は数日前にトラブルが
    あった著名作家の脅し文句と酷似していた。
    現場の壁には「182」という緑色ペンキで数字が
    残され、被害者が殺される直前に残した謎の言葉とは。わたし(アンソニー・ホロヴィッツ)は、再び刑事のホーソーンによって、事件に引きずり込まれる。
    アンソニーはクセはあるがホームズのような頭脳を持つホーソーンと共に行動し、ワトソンのように事件の記録係となり、自分なりに推理する。前作と比べるとこの二人、多少は名探偵コンビらしくなっていた(ただアンソニーの推理はワトソンのように
    微妙にズレている笑)

    一気にネタバレはなく被害者の過去など複数の
    謎が段階を追って解き明かされていくのは、
    前作と変わらず。とはいえ、前作よりは読みやす
    かった。
    ホーソーンの人間性が少しは垣間見れたが、
    彼に好意を持つのはまだまだ難しい。
    それにしても、アンソニー(ホロヴィッツ)は
    万引き犯にされそうになったり、またしても
    殺されそうになったりと散々だ。しかも最後には
    ホーソーンから、あんたと組むのは考えなおした
    方がいいのかもしれないとまで言われる。
    いい加減ホーソーンから離れたらどうだろうとも
    思うけれど、そうなったらこのシリーズは終わりになってしまう。

    新作、「命とりのエピソード」が出版された。
    でもこのシリーズはまだまだ読み始めたばかり。
    当分、新作にまで辿りつけそうにない。

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    2026年09月28日
  • ナイフをひねれば

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    ホロヴィッツシリーズを読んだのは4作目。今回は、ホロヴィッツ自身に殺人の嫌疑がかかる。絶対絶命のホロヴィッツを、ホーソーンが解決する。
    解決することは分かっていても、犯人とトリックは分からなかった。

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    2026年09月27日
  • ナイフをひねれば

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    読み出してから刑事フォイルの人か!と気づく。自分主人公のこれ、フィクションだよね?それにしても作家としては大人気なのに、脚本はそうでもないなら一度で撤退するな、私なら。舞台や映画作るのってそんなにやりたいの、みんな?犯人の犯行の理由がなんとも可哀想で、殺された被害者のが悪いじゃん。死んで良かったって思われる人生ってなあ。でもいるよね、こういう、嫌われたくて生きてるの?って思う奴。神経無いのかしら。

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    2026年09月23日
  • 命取りのエピソード

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    こっちのシリーズは1冊でキュッと
    事件編から解決編になっていていいわ。
    前作と違って現在進行形に戻ったので
    盛り上がれました(*´∀`*)

    『メインテーマは殺人』が映画化される。
    原作者として関わることになったトニーは
    監督や俳優たちとも面識を持つことに。
    撮影が順調に進んでいるとは思えない中
    彼のもとに「ホーソーンが殺された」と
    事件の一報が入る。
    それは彼を演じる俳優の間違いだったが
    果たして狙われたのはその俳優か?
    本当の標的はホーソーンだったのでは?

    関係者全員にそれぞれ思惑があって
    正直、機会さえあれば
    誰が彼を殺してもおかしくない状況。
    なので、やはり俳優が標的かと思いきや
    撮影が行われている場所に
    ホーソーンも因縁を持っているとわかる。
    といったように翻弄される楽しみが♪

    今回は初めてホーソーンにロマンスが!?
    とモヤモヤしているトニー。
    そういう要素はいらないんだ〜!みたいな。
    わかりやすいワトソン君です。

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    2026年09月23日
  • その裁きは死

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    個人的には1作目より少し劣る。とはいえ面白かった。面白かったけどやっぱり長いと感じてしまうのはまだ慣れていないからなのかなあ。
    古典的なミステリーと現代的な設定の良いとこ取りで楽しめているけど、これは次作以降もある種パターン化されたような物語で続いていくのかな?ちょっとさすがにホーソーンに巻き込まれすぎてトニーが酷い目にあいすぎていて、もう少し報われてほしいな……

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    2026年09月20日
  • メインテーマは殺人

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    自分の葬儀を手配した日に殺害された夫人
    ダイアナ・クーパーの死の真相を追う、元刑事の
    ホーソンと作家のホロヴィッツ自身のコンビ
    推理小説。『カササギ殺人事件』より複雑な構造
    ではないはずなのに、やや読みづらかった。

    前半はやや冗長。とはいえ、随所にヒントを
    散りばめながら、10年前の夫人の事故の
    真相や、夫人の息子ダイアン・クーパー(彼も
    殺害される)の過去を突き止めた辺りから伏線が
    一気に回収されていくのは面白かった。

    犯人は意外な人物。ただ動機が理解しづらい。
    ダイアン・クーパーに自分の人生を狂わせられたとはいえ、あまりにも現在の自分の境遇を他人のせいにしすぎなのではないのか。しかも、口止めのためにホロヴィッツを殺そうとするなんて‥

    ホーソンとホロヴィッツ、ホームズとワトソンの
    ような名探偵コンビを期待していたのに、何か違った。こんなに登場人物の誰にも好感を持てないのも珍しい。
    続編「その裁きは死」では、もう少し彼らに
    好感を持ちたいが、どうだろう。

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    2026年09月20日
  • マーブル館殺人事件 下

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    2割くらいは自分で謎を解けた気がする。シリーズ通して全く学習しない主人公にはほとほと呆れる。続編も執筆するそうなので、それは楽しみ。

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    2026年09月19日
  • 命取りのエピソード

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    設定が相変わらず上手い。シリーズも中盤なのかホーソンの過去に踏み込んでいて、なるほど、と思ったが、単純な謎解きに専念した方が面白いかも、とも思った。せっかく設定が面白いんだからもう少し派手な内容でも。。。ただ面白さは変わらず。

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    2026年09月19日
  • カササギ殺人事件 下

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    久しぶりに翻訳物のミステリーを読みました。しかも比較的新しい作品。

    作者のアンソニー・ホロヴィッツは「名探偵ポアロ」等のTVドラマの脚本も手掛けただけあって、アガサ・クリスティのミステリーを彷彿とさせつつ、そこから更に趣向を凝らしたストーリーが楽しめる。

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    2026年09月10日
  • マーブル館殺人事件 上

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    ちょっと読むの面倒くさくなる部分もあるんだけど、そういうところに重要なヒントが隠されてるんだよな〜、と思いつつある程度流し読みしてしまった。上巻時点ではまだ大きな事件は起きてないように見えるけど、実はもう始まっていたりして…。下巻読みます。

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    2026年09月07日
  • ナイフをひねれば

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    今作もワトソン役のホロヴィッツが不憫な目にあって可哀想になってくるけど、素っ気ない探偵役がちゃんと助けてくれる関係性がやっぱり良い。 全員が被害者を嫌っていて、調べが進むほど「殺されても仕方ない」と思えてくるのも皮肉。犯人当てもワクワクしたし、最後のホーソーンの完璧すぎる根回しには思わず笑ってしまった。10巻までは構想があるようなので次も楽しみ。

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    2026年09月03日
  • カササギ殺人事件 上

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    ネタバレ

    作中小説として出てくる名探偵アティカス・ピュントシリーズの9作目がどんどん進んでいく上巻。非常に評判の良いミステリーなので読んでみていますが、今のところはまだ評価できないという感じ。もちろん探偵に追い付けてはいないですよ。

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    2026年08月16日