アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧

  • カササギ殺人事件 上
    読み進めるとどんどん面白くなっていき、犯人は誰!?という良いところで終わりました。
    これは続きが気になりすぎる!下巻が楽しみ。

    ちなみに最初の段階で登場人物たちを一気に登場させて紹介してくるので、その部分は退屈でした。
  • ヨルガオ殺人事件 下
    23/11/29〜24/1/8
    audibleと併用で

    またアナグラムがあった
    アナグラムは面白いけど、audibleでは難しいな
  • メインテーマは殺人
    作者がワトソン役という設定も物語自体も面白く、読んでいて物語と現実の境目がわからなくなるほどのめりこめた。
    でも、(海外作品ならではなのだと思うが)文量の三分の一を占めるであろう自分語りや会話が、自分には焦ったく感じてしまった。
    しかし続編も読みたくなるほどの面白さだった。
  • ヨルガオ殺人事件 下
    カササギ殺人事件続編。やっぱり面白い。
    小説の中にもう一つ小説があって、その内容が本編とリンクするというこの構図で、この重厚感はここでしか味わえない。
    単純に登場人物が多すぎて、頭がいかれるかと思った。
    自分が英国人に生まれれば、色々なアナグラムや仕掛けに気づけたかと思うと、少し損した気分に。それほ...続きを読む
  • カササギ殺人事件 上
    物語は唐突に始まり、何が何だかわからないまま読み進めていく。
    前段にどんな関わりがあるのか、そんな事は忘れるほどしっかりとした作中作が展開される。

    作中作では、登場人物たちの秘密や謎めいた出来事が絡み合い、連続した死を彩っている。さぁ結末だという時に、その結末部分がないことを知らされ、愕然とする私...続きを読む
  • その裁きは死
    ホーソーンシリーズの2作目。
    今回も2人のコンビは危うくて好き。

    一作目では、ワトソン役のホロヴィッツの視点があるから読みやすいのだと思っていたが、その視点のせいで、自分の思考も迷子にさせられていると確信笑

    ホーソーンの事も少しずつ分かってきて、今後どのような展開になっていくのか楽しみ。

    犯人...続きを読む
  • メインテーマは殺人
    作者自身が、ワトソン役になり、傍若無人でお世辞にも褒められた人間には思えないが、推理力は素晴らしい探偵役のホーソーンと事件を解決していく作品。

    作者の内面を描きつつ、犯人当てであるための、情報提供は欠かさない。

    ワトソン役視点で描かれるため、犯人当て小説の中でも、読みやすくて◎

    最高です。
  • ナイフをひねれば
    手を出す時が来たか!ホロブィッツシリーズは今の所全部読んでいます。新作が出るのがたのしみでしたが、前作が自分の中では今一つで気乗りしませんでした。読み始めるとホーソーンと何やら仲違いしてるし。殺人犯に仕立てられるし。なにやら面白そう。ホーソーンの過去も段々分かる箇所も出てきて。また晋作が待ち遠しくな...続きを読む
  • 殺しへのライン
    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ3作目。評価のわりに、個人的に今までで1番すいすい読めて楽しめた。

    フィクションなのに一応作品内ではノンフィクションを書いてる体なので、
    『もっとも、この本の読者にとっては、これは最初から明らかだったことだろう。オルダニー島に渡り、そこで本についてのトークショーを行...続きを読む
  • メインテーマは殺人
    自らの葬儀の手配をしたその日に、殺されてしまうというミステリアスな展開から始まる本書。
    この事件の他にも様々な事件が起こり、やがて最初の事件の謎に収束していく。

    著者が探偵の助手の様な立ち位置として登場するのは、シャーロックホームズの様で面白かったです。そして探偵と助手兼作家のなんとも言えないビジ...続きを読む
  • 殺しへのライン
    「殺しへのライン」(アンソニー・ホロヴィッツ : 山田蘭 訳)を読んだ。

    ホーソーン& ホロヴィッツシリーズ第三作。

    もはや事件の謎解きよりもホーソーンという人物についての謎解きの方が(私の中では)メインになってしまっているな。

    記録者として常にホーソーンと行動を共にする作家ホロヴィッツ自身の...続きを読む
  • その裁きは死
    アンソニー&ホーソーンコンビ2作目!
    今回、チャールズ弁護士やアキラ夫婦、チャーリーやなんやら夫婦がたくさん出てきてどの組み合わせか終盤まで覚えきれなかった…笑 なんなら読み終わったばかりなのにもう名前忘れてる…
    なのでせっかくの本格ミステリでアンソニーと一緒にフーダニットを考えたいのにまず人物が覚...続きを読む
  • ヨルガオ殺人事件 上
    23/11/1〜11/16

    カササギドラマを観ているので、カササギにも出ていた人は俳優さんの顔で読める

    カササギは電子書籍とaudibleで読んだので、作中作がこんなにちゃんと書籍っぽいレイアウトだと思ってなかった。素敵だな

    結局、ギリシャでの生活に不満があるのかな


    p.207
    けっして現...続きを読む
  • 殺しへのライン
    2023.10.28
    伏線の張り方が巧みであると感じさせられた一冊。ホーソーンのキャラクターも謎が深まるばかりというところもうまい引っ張り方だと感心する。
  • その裁きは死
    「その裁きは死」(アンソニー・ホロヴィッツ : 山田蘭 訳)を読んだ。

    ホーソーン シリーズ第二弾。

    今回、意外性は、っと、言えない言えない。

    アンソニー・ホロヴィッツ自身が探偵と共に現場に駆けつけ、関係者への質問にも同席しかつ(不用意な)発言もするという、なんとも楽しいシリーズ。

    内容につ...続きを読む
  • 殺しへのライン
    ホーソーンシリーズ三作目。1作目の「メインテーマは殺人」の販促として文芸フェスに参加するため会場の島を訪れたホーソーンとホロヴィッツ。フェスの関係者や主催者達にはどうも裏がありそうで不穏な空気が漂う中、自宅の屋敷の離れで一番胡散臭い出資者が右腕だけが自由な状態で椅子に縛られているという不可解な状況下...続きを読む
  • ヨルガオ殺人事件 上
    やはり面白いですこの方の作品。

    前作「カササギ殺人事件」の続編ではあるものの、読んでなくても楽しめるけど、読んでた方が理解度が深まる、ってところでこれから入られても大丈夫かと思います。

    ギリシャでホテル経営している元編集者の元に、イギリスから老夫婦が尋ねてくる。なんでも元編集者が編集した小説を読...続きを読む
  • その裁きは死
    イギリスらしいミステリ! あちこちに散りばめられた伝統の雰囲気が実によかった。
    実直さが売りの弁護士が殺害された。現場に残された謎の数字の意味とは。
    事件の展開や謎解きも伝統に則っており、エラリイ・クイーンやアガサ・クリスティー、コナン・ドイルを彷彿とさせる。ではこの作品はそれらの単なるコピーなの...続きを読む
  • カササギ殺人事件 上
    講談社文庫を読んだ後に読むと、文字が小さくて細いので、ちょっとだけ読むのに苦労した。ちょっとだけね。
    評判は耳にしていたけれど、ホロヴィッツ作品を読むのは初めて。
    上巻を読み終わったところで、もうすでに探偵は真相が解っているみたいだけど、下巻まるまる残っているのよね。
    冒頭の編集者の一文もどう関わっ...続きを読む
  • メインテーマは殺人
    「メインテーマは殺人」(アンソニー・ホロヴィッツ : 山田蘭 訳)を読んだ。

    アンソニー・ホロヴィッツ作品を読むのは「カササギ殺人事件」「シャーロック・ホームズ 絹の家」「モリアーティ」に次いで四作目になる。

    アンソニー・ホロヴィッツ自身が語り手として諮問探偵と行動を共にするという(つまりはワト...続きを読む