アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧

  • メインテーマは殺人
    後から読み返すと手がかりはしっかり書いてあったり、探偵の台詞にもヒントがあったりと、解説にも書いてあった通り「フェアプレイ」な作品だったという印象でした!
    海外ミステリーは苦手意識があったけど続編読みたくなった
  • カササギ殺人事件 下
    冒頭の主人公の言葉「こんな腹立たしいことってある?」に同感するところから始まる下巻。上巻で感じた構成の面白さが、こんな展開をするなんて予想外でした。作中に散りばめられたアガサ・クリスティー愛が嬉しい。
  • ナイフをひねれば
    ・あらすじ
    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第4弾

    ホロヴィッツ作の舞台をこき下ろした評論家が殺害された。数ある証拠はホロヴィッツ関与を示しており逮捕されるのも時間の問題…
    ホーソーンに依頼し真犯人を見つけ出す!

    ・感想
    相変わらずの2人のやり取りが面白かった!
    ホロヴィッツのコミカルな場面では...続きを読む
  • ナイフをひねれば
    ホロヴィッツの念願叶い、自身が脚本を手掛けた「マインドゲーム」がロンドンのヴォードヴィル劇場で公演されることに。
    ところが、初日の公演後程なくして絶大なる影響力を誇る劇評家ハリエットの酷評記事を目にすることになる。
    関係者達は初公演後の気の高ぶりにより劇場の休憩室で内輪パーティを催していたところだっ...続きを読む
  • カササギ殺人事件 上
    人気があるフーダニット作品を読みたくて、ネット検索で知った作品。余命わずかな名探偵アティカス・ピュントが事件解決に臨む。
    構成が変わっているのが個人的には印象的。
    そして助手のジェイムズ・ブレイザーがいい味出してる。
    続きの下巻を読むのが楽しみ。
  • ホロヴィッツ ホラー
    カササギ殺人事件以来のアンソニー・ホロヴィッツ。児童書やティーン向けの作品をけっこう出していると知り、気軽に読めるかな?と思って手を出してみました。

    期待通り、まとまりの良い短編集で2時間ほどでスイスイ読めました。ホラー入門書としては最適なのでは?コワイ、というより展開が美しいなぁと思いました。
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  • ナイフをひねれば
    このシリーズ、ずっと鉄板に面白い。凄い。

    ごく真っ当に、奇抜な手段を使わずにシンプルな謎解きミステリをやっているだけなのに、ぐいぐい読ませるし、驚かされるし、無駄なく洗練されたプロットに感動する。毎回こうなのだから、ブラボーというしかありあません。

    今回は探偵役のホロヴィッツが犯人に疑われるとい...続きを読む
  • カササギ殺人事件 下
    上巻から下巻に行くところがこの作品のクライマックスだった気がします。結末や動機はうーん、すっきり納得とはいかないけど、とても面白く一気に読みました。
  • カササギ殺人事件 下
    パイってあのおいしいパイかと思ったら違った。さすがにそのパイだとは気づかなかった。というか知らなかった。

    下巻は上巻に出てくる登場人物とまるまる違う人達だから戸惑ったけど、すべてがつながって気がついたら読み終わってた。

    本の話と現実がリンクしてるのは、パラレルワールドじゃないのに緻密に描ききって...続きを読む
  • ナイフをひねれば
    同時並行できない不器用な自分はある試験勉強が終わったので、やっと読書ができるようになり積読してたこれを読みました。
    やはりアンソニー・ホロヴィッツの推理小説は安定した面白さだね。
    ホーソーンが何者かまた少し見えてきました。
    まだまだシリーズは続くようで楽しみです。
  • 殺しへのライン
    作者のホロビッツと元刑事のホーソンのコンビが殺人事件に取り組む3作目のようですが、2作目を飛ばしてしまいこちらを先に読みました。
    今回の場面設定ですが、オルダニー島という島へ文芸フェスに参加するために滞在するというもの。島という限られた環境が醸し出すものが既に何かが起こるという雰囲気を漂わせています...続きを読む
  • メインテーマは殺人
    義妹に「カササギ殺人事件」を勧められたものの、上下巻ものでかなり長い作品だったので、まず単巻で評価が高い本作をアンソニー・ホロヴィッツ作品初体験として読んでみた。

    フェアプレイぶりが徹底していて、これで真相に到達できなかったのは、もうしょうがないというか、晴々した気分。

    とても叙述がうまいので、...続きを読む
  • カササギ殺人事件 下
    上巻であんな感じからの下巻でこうきたの!?ってのが最初わからなさすぎてついてけなかったけど、途中で気づいて面白く読めた
    ただ、海外のミステリーをあまり読まないから著名人の名前とかはピンと来ずでもったいないことしたと反省
  • ナイフをひねれば
    ホーソーンシリーズ四作目。相変わらず面白い。

    現実と虚構をうまく噛み合わせて読者の興味をぐいぐい引きつつ、過去の殺人とか色々てんこ盛りなのに作中時間は短い。スピード感すごい。

    ホロヴィッツがグランショー警部にいじめられてるところとか読んでいてちょっとダレちゃったんだけど、締めはとても良かった。文...続きを読む
  • カササギ殺人事件 上
    時間のある週末に思い立って購入した本。
    洋ミステリーは登場人物の名前を覚えるのが難しい印象からストーリに入り込む自信がなくて今まであまり読んでこなかったジャンル。
    時間をかけて読もうとと思ったものの、途中から展開が面白くて下巻まであっという間に読み切りました。(登場人物が多く何度も人物名を見返したけ...続きを読む
  • カササギ殺人事件 下
    下巻は急展開が多く、夢中で読み切った印象。
    作中作の面白さが特に下巻に詰まっていると感じた。現実と物語で起きている2つの事件、2人の犯人を追っていく下巻。散々主人公と推理をしながら読み進んでいくのに、結局犯人や犯人の動機にも驚かされた。読者側にも推理させながら上手に伏線回収していく流れが面白い!
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  • カササギ殺人事件 下
    上巻を読み終えて「さぁ下巻」と思ってページを開くと、まったく違う文体に。戸惑って読まずにページを捲りながらストーリーの続きを探してしまったくらい新感覚でした。
  • 殺しへのライン
    本格的でありながらサクサクと気楽に読める。
    情報の出し惜しみが全くされていないのに、普通に騙される手腕が本当にすごい。
    面白かった
  • 殺しへのライン
    ホーソーン・シリーズの第三弾。

    もやもやする。
    ホーソーンの退職の原因らしい犯罪者と対峙したのに、
    過去に何があったのかは判明しなかったので。
    しかも犯罪者の方は自殺するし、
    そう追い詰めたのがホーソーンなのかもはっきりしない。

    事件の方は文芸フェスが開かれた島で起こる。
    ネットカジノで富を築い...続きを読む
  • その裁きは死
    元刑事のダニエル・ホーソーンと作家のアンソニー・ホロヴィッツのコンビシリーズ第2弾。一作目の『メインテーマは殺人』を再読したばかりなので、彼らは生き生きとわたしの心の中に存在している。

    今回の被害者は、離婚専門の弁護士リチャード・プライス。自宅で何者かに高級ワインで撲殺され、更にその割れた瓶でめっ...続きを読む