アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧

  • 死はすぐそばに

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    海外の作品なので慣れるまで取っ付きにくさがあるのと、入れ子構造に自分が慣れてなくて物語を整理するのがちょっと大変だったけど独特の読み味で面白かったです!

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    2025年09月25日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    ネタバレ

    カササギ殺人事件の続編。

    またもや亡きアラン・コンウェイのアティカス・ピュントシリーズの本に纏わる騒動に巻き込まれる事になった元編集者の主人公。
    報酬に釣られて居なくなった娘と八年前の事件の謎を解くことに。

    作中作で現実と小説が今度は交互に描写される形。
    相変わらず本編より小説の方が私の好みだった。あと登場人物が二倍になるからややこしい笑

    前回の登場人物が出てきたりアランの人でなし感が更に凝縮されてた。嫌がらせに凝りすぎだろ。

    本編のオチは思ったよりあっさりめ。

    正直スーザンの私生活の悩みとかは個人的には無くてもいい。

    フクロウは普通に死ねるだろ。

    小説読んでて思うけどキャラ達の

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    2025年09月23日
  • メインテーマは殺人

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    作者自身がワトソン役。
    ホームズほどぶっ飛んではない元刑事。

    設定はユニーク、事件も最後まで読めず面白かったよ。

    最後の彼の部屋でのやり取りはキレイに終わらせてもよかったんちゃうん?と思わないでもないけど

    2025.9.22
    180

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    2025年09月22日
  • その裁きは死

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    完成度の高い作品だなーと思いつつちょっと途中が中弛みした印象も。人名とか何が起きたかがちょい複雑で、しっかり憶えながらじゃないとわけわからなくなる。とはいえすごい作品だなぁ。

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    2025年09月21日
  • メインテーマは殺人

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     被害者は自分で葬式の申し込みをして段取りをしたが、その日のうちに殺害されてしまう、という場面から物語ははじまる。なぜ殺されたのかが一番のポイントになるのだろう。語り方が少し変わっていて、一人称で語られるのだがその主人公はこの本の作者自身。「かささぎ殺人事件」のような劇中劇ではないのだが、その語り口ならではの本格的な、フェアな推理小説になっている、ようだ。もう一度読み返せばそこに深く納得できるのだろうが、読み返しはしていない。「かささぎ殺人事件」ほどではないかもしれないが、でもおすすめができる推理小説。

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    2025年09月21日
  • その裁きは死

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    ホーソン・シリーズの2作品目

    作家が作家の役で登場し、元刑事と事件解決をすると、言えば単純だけど、実際にあったドキュメント的になって居るし、本人の実際の作品も出てくるし、コナンドイルの小説も被ってるし、あたまがクラクラする感じがある。
    面白いデス。

    はじめから3割くらいは展開が遅く感じたが、それ以降は一気に突き進む
    凄い作家に出会えて嬉しい!

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    2025年09月17日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    ネタバレ

    作中作が単体で魅力的なのがすごい。
    しかも現在の事件を解くのにほとんど内容は関わってこないのにこの手の入れようは恐ろしい。
    そっちに入り込みすぎて、現在に戻ったときにどんな事件だったか少し忘れたくらい。

    現在の事件の犯人を特定するのには、星占いと獅子座の情報だけで足りる。この単純な真相を隠すために、登場人物それぞれに意味ありげな秘密が用意されるが、このミスリードの塩梅が絶妙で、それぞれの秘密を調べるためにコミュニティに入っていくことで初めて単純な真相に気づくことができる。


    同性愛を犯罪に結びつける傾向にある気もするがどうなんだろう

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    2025年09月13日
  • メインテーマは殺人

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    愛がある。私の率直な感想だ。
    思わずノンフィクションかとググってしまったが、推理小説(探偵役がいてアシスタントがいる構成)
    の世界に入りたいと望む子どものよう。
    そういえば名探偵コナンの映画で『ベイカーストリートの亡霊』という作品があったなぁと。ふと、幼い頃を思い出す。

    作中引用ではあるが、本書を言語化するのにぴったりな箇所があった。

    『すべての断片があるべき場所に収まっていく感覚』

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    2025年09月10日
  • 死はすぐそばに

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    それでもこれは、バディもののミステリーなんだ、と読後直後に思った。

    いつもと違う物語の始まり。
    ホーソーン& ホロヴィッツのバディが、この話にどう 絡んでいくのかが、わくわくポイントの1つだ。

    新しいタイプの構成だが、心地よく事件のストーリーと現実を行ったり来たりしながら、物事がどう 解決するのかをジリジリ見守る。

    いつものように トランプを1枚1枚めくるように、容疑者たちの真実が一つ一つ見えてくる。
    真実が見えてきた時のホーソーンのさばき方が やはり ある種の 哲学があるようで面白い。

    こういうオチにするんかと最後はびっくり もするが読後感は悪くない。
    今回 直接的なやり取り

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    2025年09月07日
  • カササギ殺人事件 上

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    読書のおもしろさを思い出させてくれた一冊。
    自分がイメージする翻訳作品とは違い、とても自然で読みやすかったです。少し翻訳っぽいなと感じる部分もありますが、外国の話を読んでいるという、いい意味での味付けに感じました。この本は訳者さんの実力が本当に素晴らしいのだと思います。
    するすると読み、どんどんページが無くなっていき、最後の一行を読んで…「えー!どうなるの!下巻!下巻!」とわくわくできました。

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    2025年09月06日
  • 死はすぐそばに

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    最後の50ページくらいまでほかの警察や主人公と同じように犯人がわからないもやもやを存分に味合わせてくれるが、読後感でそんなことどうでもよかった気にさせてくれる

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    2025年09月04日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    シャーロックホームズものらしいスピード感といろいろなにやっとする登場人物そして終盤の胸くそ悪い光景…なかなか面白かった。

    2999冊
    今年227冊目

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    2025年08月31日
  • メインテーマは殺人

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    作者自身が語り手のなるシリーズ1作目。彼がワトソン役となりホーソーンという風変わりな探偵とバディを組んで事件解決に挑む。自らの葬儀の手配をした当日に殺された老婦人の謎がメインとなる。情報の出し方と見せ方が上手く、あぁあれがキーになっていたのか、と気づかされるミステリーのお手本のような作品。訳者の腕もあるだろうが非常に読みやすくグングン読める点も良い。これ実話?と思えるような舞台裏を読ませてくれるシーンもあり話題になるのがよく分かる。

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    2025年08月29日
  • メインテーマは殺人

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    ついに開幕!(私の中で)
    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ!

    大人気作品なので、いつかは読みたいなと思っていました。

    ザ・犯人当てミステリ。
    ヒントがさりげないので違和感がなく、種明かしで、これも!?あれも!?となってしまいました。。(私だけ…?)

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    2025年08月26日
  • 死はすぐそばに

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    今回はとうとうホーソンもしくじったのか?と思わせておいてのさすがの結末でした。ホーソンが守り通したもの。ホロヴィッツが気付いたもの。最後のページを開くまで私の推理が遠く及ばなかった事に完敗。早くも次のシリーズが読みたくてたまりません。

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    2025年08月19日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    8年前に起きたホテルでの殺人事件の真相を探る為に
    クレタ島からイギリスへ戻り、捜査を続けるスーザン。
    傑作『カササギ殺人事件』のまさかの続編、その下巻。

    スーザンの軸となる事件とは別に、
    話の起点となったアテュカス・ピュントの『愚行の代償』も
    楽しめるというサービスっぷり。
    これだけの内容を一つの物語にまとめるというのは並大抵の労力ではない。
    この辺りはアンソニー・ホロヴィッツに敬服しっぱなしである。

    言わば劇中劇という存在である『愚行の代償』の結末と
    現実の事件の真相が見事に重なり合うというこの手法。
    読んでる側からすると、たまらない経験である。

    これ以上の続編があるのかどうか、
    そう

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    2025年08月18日
  • カササギ殺人事件 下

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    下巻の初めの方で、カササギ殺人事件の主要人物についてスーザンが思考しながら整理してくれているのがとてもわかりやすくて良かった!
    アランはカササギ殺人事件に何を隠したのか?アランは殺されたのか?事故か?カササギ殺人事件の犯人は?結末は?先が気になり一気読み。性格……ひねくれてる。。
    この後ドラマも見ることで(アンソニーホロヴィッツ脚本)さらに原作の面白さが増した。

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    2025年08月18日
  • カササギ殺人事件 上

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    昔ながらの噂話が飛び交う小さな村。そこで起きる死亡事故。事故なのか?事件なのか?そのうちまた……。雰囲気が好き。上巻は主に入れ子小説のカササギ殺人事件の内容。
    下巻へ

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    2025年08月18日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    audible で聴いたので現実と作中作の登場人物がこんがらがったり、途中考え事などをして聴き逃したりで何度も聴き直しました。。これは読む本の方が私には良かったかも?
    作中作と現代パートの繋がりが楽しい。スーザンとアンドレアスとの関係は不安定だったり戻ったり。
    スーザンは編集者なのだが探偵なみにヒラメキがすごい…。今回も楽しめました。
    こんな複雑なミステリーを書いた作者に拍手。

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    2025年08月18日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    今回の作中作はアティカス・ピュントシリーズ愚行の代償。その本を読んだ女性が失踪し、探して欲しいとスーザンに依頼が。作中作の愚行の代償が相変わらず雰囲気良くて好き。現代パートとどう繋がるのか?

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    2025年08月18日