アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
はいはい、今回も気持ちよく翻弄されました。
死んだ作者の代わりに続編を書くと
売れなかったミステリ作家が言い出して
またスーザンが編集者として関わることに。
だが、その作品には作家自身が
過去に経験した事件への匂わせがあり…。
相変わらず作中作の『ピュント最後の事件(仮)』が
いかにも英国風ミステリで楽しい!
この中に現実のほうの事件のヒントが
あるとか、もう、考えないことにして楽しむ。
そしてこちらも相変わらず
現実の世界線で登場するキャラはどうもねぇ。
スーザンにしたって、わりと毎回ひどい目にあうが
結構、自業自得な気も。
それを知っていても、あまりある謎解きと
それぞれの解決編を -
Posted by ブクログ
ネタバレさて、下巻を読む段で私は一旦スローダウンしました。
劇中劇の外枠、アティカス・ピュントの最新作を扱う編集者の世界に戻って来ています。
早くアティカス・ピュントの事件の結末が知りたいのにとウズウズしていると、物語の展開は私の思いもよらない方向に展開していきます。
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個人的には、結論はややしりすぼみ的に感じましたが、下巻の展開にはゾクゾクきました。この下巻の展開、まさか上巻と…という、ここですよ、ここ!!!
これは面白い。
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ということで、2019年本屋大賞翻訳小説部門の第一位作品を堪能させて頂きました。
ちなみに、英語のオリジナルですが、分冊されておらず一冊です。翻訳に -
Posted by ブクログ
ネタバレ2019年の本屋大賞翻訳小説部門で堂々の一位を獲得した本作。
多くの方がブログにレビューを掲載し、いいなあー、読みたいなあー、と思っていました。
翻訳版は高くて買えなかったのですが、近所の新古品の本屋さん(洋書)でもなかなか入荷がなく、地団駄を踏みつつ同じ作家さんの本でも何か読めないかと新古品の本屋さんのリストを見てみると、殆どYAっぽいものばかりで、食指が動かず。
そして今般、ようやく「♪本を売るなら~」でおなじみの中古量販店で値ごろ感が出てきまして、私の手の届くお値段で購入できたという次第です。
驚き、というか、すごいなあ、というか、これは驚嘆という単語がお似合いな作品であったと思 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりに海外作家の作品。著者については知識ゼロで、たまたま古本屋でおすすめされていたから〜という理由から買ったもの。買って良かったと思う。
作者自身をワトソンポジに置き、ホームズ役にはホーソーンという元刑事。
作者本人を登場人物にしていることから、よく見るミステリものより、ユーモアがプラスされた感じ。
わちゃわちゃ感があって個人的には好きだった。人物同士のやり取りも、やはり海外という感じのラフな場面が多かった。
何よりホーソーンという人物。気難しくてひねくれてて、あたかも1匹狼な感じを漂わせていたのに。なんだ可愛いじゃないかあなた!!と中盤で一気に印象が覆る。意外と少年チック?な人。キャラ -
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