アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧
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入れ子構成の下巻。上巻を読んでいないと理解不能。素晴らしく面白かった。クリスティのオマージュを受けた作品だがグロテスクな描写もあり好みは分かれる。但しミステリーとしての完成度は素晴らしい。Posted by ブクログ
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全く期待していなかった作者だったが凄い事になった。ネタバレになってしまうが本作は下巻と入り子構造で作られている。
詳細は下巻の感想で述べる。Posted by ブクログ -
このシリーズはほんと負けた!って感じであまりにも綺麗なミステリだなと改めて思った。推理の流れはあまりにも綺麗だしヒントは出てるのに犯人が最後の最後まで絞れないのがほんとすごいし面白いPosted by ブクログ
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カササギ殺人事件は面白かったし、ドラマのアレックス・ライダーも面白かったので、期待して読んだら、その期待通りの面白さ。
自分の葬儀の手配を済ませた老婦人がその日に殺される、という出だしの面白さ。どうして?となり、過去の交通事故が関係してるのでは、と調査しつつも、今現在の人間関係も洗い出していく。そ...続きを読むPosted by ブクログ -
ついにアンソニー・ホロヴィッツに手を出してしまった!
カササギ殺人事件、タイトルが、正統派のオールドミステリーっぽいなぁ…と思ってたら、実はタイトルからして仕掛けになっている(ネタバレになるので詳しくは言えないが訳す前の原題が)
さらに上巻で展開する1950年代ごろを舞台にした殺人事件犯人探しが「...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻のストーリーの初めから全く予想しなかった展開となっており、繋がっていく面白さにページを進める手が止まらなかった。上巻の初め100ページほどは面白みをかじられなかったがそれも回収する程でした。Posted by ブクログ
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ページを繰る手が止まらなかった。っというか、目と手がページに吸い付けられて離れなかった。お陰で、朝の4時までかかって一気に読み終えた。連休で良かったあ。でも今日はゴミの日。何とか7時に起きて、ゴミだけ出してまた寝た^^。
そりゃあ、だってね。上巻の最後で作中作「カササギ殺人事件」の殺人犯が分かっ...続きを読むPosted by ブクログ -
傑作と呼び声の高かった作品。その通りだと思った。謎解きが2つ。初めてアクロイド殺しを読んだときと同じような衝撃だった。これは面白い。Posted by ブクログ
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「カササギ殺人事件」アンソニー・ホロヴィッツ
誰かの前書きがあって
「名探偵アティカス・ピュントシリーズ カササギ殺人事件」アラン・コンウェイ
ん?アラン・コンウェイ?
もう一度表紙を見る
「カササギ殺人事件」アンソニー・ホロヴィッツ
アラン・コンウェイって誰?
思わずググってしまった。小説の中に...続きを読むPosted by ブクログ -
ホーソーン、ホロヴィッツシリーズ2作目。
今作も面白かった!
相変わらずホロヴィッツはホーソーンに振り回されっぱなしだし、グランショー警部からは手酷い扱いを受けるし、不運なことが起こるし、可哀想になってくる。
でもきっとホーソーンにとっては世界一の相棒なのだろう。
ホーソーンの過去が明らかになる...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻終えて
アンソニーホロヴィッツなのにアランコンウェイ著書って?最初読むそう思った。
だけど特に気にすることもなく誰が犯人だろう?すごく細く街の描写とか人物像とか細く書かれていて面白いし、初めての海外ミステリーで感動って思いながら読み耽っていた。そして、上巻の終わりでもう事件の解決目前で下巻ど...続きを読むPosted by ブクログ -
毎度面白さが更新してるの本当にすごい…
解説の三橋氏が詳細に書いてくれているのだがワトソン役をしているのが作者自身で書かれてる経歴や作家としての仁義も事実なのに完全フィクションの探偵役、殺人が調和しているのに毎度詠嘆。。。
随所にイギリスのどこからどこへ向かってとか電車が遅れててとかテムズ川近くの...続きを読むPosted by ブクログ -
ホロヴィッツが書いた脚本による劇を酷評した劇評家が殺され、ホロヴィッツが疑われるハメに。前半では劇団関係の人を中心に描かれ、後半では被害者がそのほかの事案で恨まれていた事実について明らかになる。険悪ムードになっていた友人のホーソーンがなんだかんだ助けになってくれて、仲がいいんだか悪いんだか。とはいえ...続きを読むPosted by ブクログ
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非常にテンポよく話が進みます。
これまでのホロビィツのシリーズの中でスピード感があって、1番好きかも。
話が順序よく進んでいくので、ストーリーに乗って読み進められます。
しかし、ホーソーンの過去について、語り手のホロビィツが気になるのはわかるけど、あんまり嗅ぎ回るのは下品だわぁとちょっとツッコミをい...続きを読むPosted by ブクログ -
イギリスのミステリー。面白い構成になっている。
出版社に勤める女性編集者の視点で書かれている。上巻は彼女が編集する予定だった未完のミステリー小説がそのまま載っている。上巻のミステリーはアガサクリスティー風で、小さい田舎の村で不審な死が続き、それぞれに動機を持つ怪しい村人たちがたくさん登場し、なぞ解き...続きを読むPosted by ブクログ -
なんて緻密な構成なんでしょう!一行一行、注意深く読まないと、えっそうだったんだの連続になります。頭使います。すっかりハマってしまいました。Posted by ブクログ
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本を開いた最初のところから「ん⁈」でした。
そういう設定なのは下巻から意味が出てきます。
海外ミステリー(海外小説)の、登場人物一人一人の“土台”を初登場時に“一気に説明したるわーーー”のくだりがいちいちめんどくさいですが、そこを除けばとても楽しく読めます!
下巻からの展開に期待!!Posted by ブクログ -
ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第3弾。今作も面白かった。ホロヴィッツの作品は中だるみしなくて一気に読める。翻訳も良いんだろう。ホーソーンの過去についての謎もクローズアップされて、次作が気になる展開。
今作は事件が起こってから呼ばれるのではなく、行った先で事件が起こるというパターンだったけど、舞台の...続きを読むPosted by ブクログ -
まだ82年も残っているのに、解説で「二十一世紀に書かれ翻訳された謎解きミステリの最高峰」とまで絶賛された作品。作中作品の『カササギ殺人事件』とその作者の死をめぐるミステリの二重構造で、この構造自体が、トリックの下地になっている。まったく、ミステリ作家というのは、色々と思い付くものではないか。作者はイ...続きを読むPosted by ブクログ
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作者自身が作中人物として、語り手にも名探偵の相棒にもなるという、有りそうでなかった設定。純粋に犯人当て小説としてのクオリティも高かった。Posted by ブクログ