アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホロヴィッツが書いた劇を酷評した劇評家が殺された。
逮捕されたのはホロヴィッツ。
自分を救ってくれるのはホーソーンしかいない。
ホーソーンとホロヴィッツシリーズ第4弾。
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シリーズの中で一番読みやすかった。
スピード感もあったように感じる。
どこまでも貧乏くじを引いてしまうホロヴィッツが気の毒で、でもホロヴィッツ自身が書いているからこそ面白く読めてしまう。
『カササギ殺人事件』のことがちょいちょい出てくるのでワクワクが一層掻き立てられる。
そして、読みながらずっとクリスティの『象は忘れない』が頭をチラチラよぎった。
クリスティの匂いがするのはうれしい。
ホロヴィッツ作品をやめられないところでもある。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ昨年ホロウィッツ氏の翻訳本を読み、噂に違わぬ面白さに舌を巻きました。
で、こちらも面白かった。
何でもコナン・ドイル財団からの許諾のもとに書かれたホームズ・シリーズとのこと。
晩年のワトスンが、かつてを思い出してとある事件を語るというもの。
その時既にホームズは死去しており、ワトスンの奥様も亡くなっていることが、端々から伝わってきます。
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舞台はというと19世紀の雰囲気をふんぷんと漂わせるロンドン。
電気はまだなく、精々がガス灯。暗くて小汚いロンドンの街には馬車が走り、浮浪者や浮浪少年が街にたむろし、孤児院もあったり。貧富の差の大きさや資本家と労働者との差を感じます。
その雰囲気は、かつて読んだディケンスの『大いなる遺産』や『オリバー・ツイスト』の世界観。飢えた孤児が徒党をなして悪さをする。その裏で糸を引いているのがユダヤ人だったり。
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で、今回のホームズ・シリーズでは、そうした孤児の一人がポイントであったわけですね。
事件は、ホームズを殺人犯として難攻不落の拘置所へと拘禁するまでに至りますが、忽然とホームズはそこから姿を消し、複数の事件をつなぐ糸を手繰り、驚きの解決へと至ります。
このあたりのアクション、展開、ホームズの慧眼などは是非読んでみてご堪能いただきたいと思います。
そもそものホームズ・シリーズは一作しか読んだことはありませんでしたが、派手過ぎない筆致は原シリーズに忠実に平仄をとっているように思います。
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ということでホロウィッツ氏によるホームズシリーズでした。
いやあ、面白かったです。元のホームズシリーズをもっと読んでみたくなりました。
ポワロシリーズなどの20世紀初頭が舞台の探偵ものが好きな方にはきっと気に入っていただけるかと思います。 -
Posted by ブクログ
ミステリとしては面白かった。
どの情報が大事でどの情報が寄り道なのかが難しいくらい、色々情報が多かった。めちゃくちゃ追ったところが実は全然寄り道だった!みたいなのを何度か経験させられた。たぶんこれは作者の術中なんだろうな。読み返すのが楽しいタイプの本なのかな。
とはいえ登場人物の性格が……。ホーソーンは説明不足のくせして当たりがキツいし、主人公は主人公で的外れだったりとにかく出し抜こうってしてて、コンビなのにギクシャクしてるというかピリピリしてるというか……。見てられないよ〜という気持ちに何度かなってしまった。ちゃんと話し合いをしなさい……他人同士なんだから……。
これシリーズものだよね?ここから仲良くなれますか……?なれませんか……?