アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ先月・今月と立て続けに読んだホロヴィッツ作品。今回はこれで3作品目、そして、探偵ホーソーン・シリーズとしては第二弾です。
いやはや、今度は離婚弁護士が殺されたという話。
今回もまた容疑者は多く、しかも謎のメッセージまで現場に残されている。果たして犯人は…。
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前回読んだシリーズ第一弾『メインテーマは殺人』では、どうにもホロウィッツ氏と探偵ホーソーンの仲が良くなくて、それがちょっと気持ち悪く感じました。
今回もどうかなと思いましたが、ちょっとした衝突は相変わらず。
でも何というか、そういう衝突もこなれてきた?というか、ホロウィッツ氏もホロウィッツ氏で、どうにかしてホーソーン氏の素性を探ろうとして暗躍?するなど、頑張っていましたね。
攻められつつも、ちょいちょいやり返す!?ようで、前回のような居心地の悪さもそこまでなく、むしろ面白く読めました。
ただ今回も、ホロウィッツ氏は迷推理をかましたり、ちょっとずっこけた立ち位置でしたが、前回と今回を両方読んで、ホロウィッツ氏は言わば読者の投影として自らを描いているのかな、と思いました。
いくら脚本家と言えども本職の警察官とは違うし、そのあたりは実力にギャップがあるわけで、そのギャップをホーソーンが鮮やかに回収するところにwho’d-done-itの面白さも光るのだと感じた次第。
でも筆者はちょっと自分役を意図的に落とし過ぎているかもしれませんね笑。
そうそう、本作で結局殺人事件に絡まなかったインド系の筋ジストロフィの少年がいました(ホーソーンの友人とか)。どうやらホーソーン・シリーズは10作くらい予定しているそうですが、将来的にきっと他の作品で登場するのだろうなあ、と思いました。
なお、今回もあっと驚く展開で締め括りますよ。
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ということで、ホロウィッツ氏のホーソーン・シリーズ、第二弾でした。
楽しく読ませて頂きました。名前がこんがらがるのを除けば、ぐんぐん楽しく読める絶品エンタメ推理小説だったと思います。是非シリーズを順番で読んで欲しいと思います。
大矢博子さんの解説も、シリーズ全体を俯瞰できるような説明になっており良心的であったと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1巻を読んで、そのままズルズルと引き込まれて、2巻もあっという間に読んでしまいました!
1巻と2巻を比べると、似ている点があります。
過去の事故または事件が、今の事件に深く関わっていること。
ストーリーの終盤で、主人公が犯人と対峙する場面。
ハッピーエンドではないこと。
どれも、シリーズものにはよくあることかもしれませんが、
私には、これが続くと物足りないなという気持ちもあります。
個人的な好みのレベルの話ではありますが…
ちなみに、犯人は途中でわかりました。
動機とか細かいところはわからなかったけれど…
あと「補遺」のところに書かれていたことから、この事件全体にうずまく、
悪意、嫉妬、保身などの人間の醜さが垣間見えて、おもしろかったです。
考えさせる内容でもありました。
でもその反面、「補遺」の内容をもっと深掘りして書いてほしい!とも思いました。
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Posted by ブクログ
カササギ殺人事件の続編で、事件から2年後の話。
クレタ島でホテル経営をして暮らしていた元編集者のスーザンの元へ、ある裕福な老夫婦が訪ねてくる。スーザンが編集に携わった名探偵アティカス・ピュントシリーズの一作「愚行の代償」に8年前に起きた殺人の真相が描かれていると連絡してきた彼らの娘が、そのまま消息を絶ってしまったという…
カササギ殺人事件の内容はほとんど覚えてなかったけど面白かった記憶があるので続編を読んでみましたが、前作からの登場人物が主人公なのでカササギ殺人事件の記憶があるうちに読んだ方がよかったかも。
スーザンが事件の関係者一人一人に話を聞いていく場面の合間に恋愛関係のうだうだが挟まって長い…どうでもいいから早く「愚行の代償」を読ませてくれ…という思いで読み進め、やっと320ページから「愚行の代償」の始まり。作中作はワクワクするな。
下巻に続く。 -
Posted by ブクログ
ネタバレホームズが出てこないホームズ作品。ホームズの世界観の中での別作品くらいに思って読んだほうが楽しめるか。
ホームズ作品で言うところのワトソン役(物語の語り手)であるチェイスが実はモリアーティだった訳だが、叙述トリックとして、納得できない人も多いだろう。
帯より:
ホームズとモリアーティ教授の対決である「最後の事件」の5日後、その現場を、二人の男が訪れる――ピンカートン探偵社調査員のチェイスと、スコットランド・ヤードのジョーンズ警部だ。彼らは、情報交換の末、モリアーティ教授への接触を試みていたアメリカ裏社会の首領を共に追うことにする。