アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧

  • ホロヴィッツ ホラー
    YA向け作品だが、大人でも楽しめる。ドアルドアールに似たようなゾワッとする短編集。ホロヴッツは日本人が嫌いなのかな?得体の知れない役に多用してる(苦笑)「深夜バス」が個人的に好きだった。
  • ホロヴィッツ ホラー
    いいですねー!「世にも奇妙な物語」のようです。映像が目に浮かんでくるのはそれだけリアルな描写があるからですね。もともとホロビッツ氏はヤングアダルト小説からのスタートのようなので、こちらが本領なのでしょう。噛み砕いた表現がゾワゾワ感をそそります。青少年の皆さんにたくさん手に取っていただいて、ここからぜ...続きを読む
  • ヨルガオ殺人事件 上
    久しぶりのホロヴィッツ。
    スーザンが色々な人に話を聞いていく場面までは、早く次の展開を・・!と思っていたけれど、動き出してからはあれよあれよと読んでしまいました。
    特に「愚行の代償」は一気読みでした。
    私にはまだ全くなにもわからない。下巻が楽しみです^ ^
  • ヨルガオ殺人事件 上
    まさかの続編と聞いていましたが
    今度は前回と逆に
    虚構の事件を解決して犯人を当てなければ
    現実の方の犯人の答え合わせもできない構造。
    過去に起きた現実の殺人がモデルの作中作があって
    それを読んだ女性が「真犯人がわかった」と
    言い残して失踪したから。
    当然、過去の殺人犯が関わってると思うよね。

    この...続きを読む
  • ヨルガオ殺人事件 上
    カササギ殺人事件の続編。
    前回とは違い、作品が公開された状態であるためより隠された真相を見つけるのが難しくなっている事や、8年前の事件の謎・とある女性の失踪という3つの謎が複雑に絡み合っていて前回からのパワーアップ感があってとても面白かったです。
    今回の登場人物達も何か隠しているという感覚でここから...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ 絹の家
    賛否はあると思われるが、やはりシャーロック・ホームズは格別。違和感なく読めました。事件が複雑に絡み合うところは、ホロヴィッツらしい展開でしょうか。ワトソンのホームズに対する愛も感じ、郷愁を感じました。
  • モリアーティ
    終盤で意外な展開に驚いた。
    そういうことだったのかと思ってしまい、騙されてしまった。
    面白かったし、「絹の家」の前にモリアーティの方を先に読んだので、シャーロック・ホームズの小説も読んでみようと思う。
  • モリアーティ
    読んでいて最初のうちは、なんで題名が「モリアーティ」なのかなぁ?なんて思っていたのですが、最後まで読んで納得。

    ここ最近、たまたまこの手のミステリーを連続で読んでいたので、本の後半に近づくにつれ、真相をほんの少しだけ推察できて嬉しかったです!

    ただ、どんでん返しのさらにどんでん返しを最後期待して...続きを読む
  • モリアーティ
    アニメ『憂国のモリアーティ』を見て、『シャーロックホームズの冒険』を読んで、『モリアーティ』を読んだ。

    話が頭に入ってきにくい場面がいくつかあった。
    反対に面白い場面もいくつかあった。

    この本では最初にシャーロック・ホームズとモリアーティが死んだところから話が始まる。2人は出てこないからタイトル...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ 絹の家
    明日も仕事なのに夜更かしして読み通しちゃった…。ホームズ初心者の入口としても、シャーロキアンのにやける材料としても。シャーロック・ホームズは苦手だったけど、他の作品にも手が伸びそう。さすがホロヴィッツ。
  • モリアーティ
    アンソニー・ホロヴィッツの描く有名ミステリーの登場人物を冠する小説がどんな話なのか。
    まさに、その名の通りであった。散りばめられていた事柄に気づけず、最後の手前で「あっ」っとなったのは悔しい限りである。初登場ジョーンズ警部のような見落としの連続。
    そして私はフェアではないと思います。表現が、フェアで...続きを読む
  • メインテーマは殺人
    『その裁きは死』を読み始める前にちょっと振り返りを…と思ったら、読書記録を書いていなかった。ありゃま。

    細かいことはもう書けないけれど、いちいち不愉快なホーソーンの観察眼の冴え、「わたし」の残念ぶりが愉快痛快だったことは間違いない。

    だから続編を読むわけで…ははは。
  • シャーロック・ホームズ 絹の家
    ホロヴィッツは、読んで損をしない。本家ドイルと比較してみれば、本作はその性格上、やむなくオールスター陳列という感もあるものの、これだけの長編を、時間軸で無理なくまとめるスゴ技とも見える。
  • モリアーティ
    メインテーマは殺人の作者が、ホームズ史上の最強の敵役であるモリアーティを主人公にした一冊。最後の結末はイギリス宇風のウィットに富んでいて、秀逸。ホームズは登場しないが、ホームズシリーズのエピソードは随所に盛り込まれており、ホームズファンにはたまらない一冊。
  • モリアーティ
    ホロヴィッツは、初めて。スピード、バランス、密度、流れのスムーズさ、大きな構造と細部の相互関係、どれも揃っているという感想を持った。ホームズを読み返さなくてはなるまい。
  • モリアーティ
    いい意味で騙された

    ホームズっぽいミステリを期待してなかったので

    冒険活劇かつ、ご都合主義な場面もあるけど、なんだかんだと読み耽れる

    多分ホームズ続編や番外などを期待してると拍子抜けするかと(それだと低評価にしてたかも
  • モリアーティ
    アンソニー・ホロヴィッツが描くコナン・ドイルの世界。コナン・ドイル財団公認。

    物語は、シャーロック・ホームズとモリアーティがライヘンバッハの滝で行方不明になった「最後の事件」の直後から始まる。

    アメリカの犯罪組織とモリアーティが手を組もうとしているという情報を追ってヨーロッパにやってきたアメリカ...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ 絹の家
    最後の事件の一年前、ホームズの捜査に協力した少年が惨殺される。正体不明の「絹の家」の謎をめぐり、ホームズとワトソンのコンビが活躍するパスティーシュ。

    ホームズ作品をすべて読破したのは、もう数十年も前のこと。熱烈なファンというほどではないものの、コナン・ドイル財団初の公認しかもホロヴィッツの作品とな...続きを読む
  • カササギ殺人事件 上
    最近海外ドラマのノベライズ版なの?という感じ本をミステリーとして読まされガッカリするパターンが多かったので、ちゃんとした?ミステリー小説で本当に良かったです
    でもこういうのを読むと、クリスティやドイルは凄いなーと改めて思いました
    いつ読んでも面白いですもんね
    このカササギ〜が同じランクにいられ...続きを読む
  • カササギ殺人事件 下
    上巻を読み終えて、さて種明かしと期待すると、そこには全く違う景色が待っていたのです。とでも表現したい程の下巻の展開。様相の異なるミステリーがまた待っていました。
    構想に15年も掛けたというだけあって、先の事件と今回の事件の整合性を考える上での、細かいエピソードの積み重ねや人物像の描き方が並大抵ではな...続きを読む