アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
7年ぶりに再読。
主人公の年齢に近くなった分、前より好きになったかも。
私の読み方もあるけど、スーザンに感情移入できるかで結構話の面白さが違うと思う。
たとえば、ライトノベルの挿絵にできるような「かわいい新人編集者」みたいな人だったらエンタメ性もあがっただろうけど。
そういうコテコテのエンタメ性は劇中劇の「カササギ殺人事件」にまかせて、外側の世界は現実を生きる。
嫌な奴も、いい人も。良いように思い込みたい人も。利害も、摩擦も、親愛も、いい意味で温かくも冷たくもあり、温度を感じる。
英語で読めたらアナグラムの楽しさや、アガサ・クリスティの世界との結びつきの楽しみも増しただろうし、執拗に -
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Posted by ブクログ
ネタバレカササギ殺人事件の続編。
またもや亡きアラン・コンウェイのアティカス・ピュントシリーズの本に纏わる騒動に巻き込まれる事になった元編集者の主人公。
報酬に釣られて居なくなった娘と八年前の事件の謎を解くことに。
作中作で現実と小説が今度は交互に描写される形。
相変わらず本編より小説の方が私の好みだった。あと登場人物が二倍になるからややこしい笑
前回の登場人物が出てきたりアランの人でなし感が更に凝縮されてた。嫌がらせに凝りすぎだろ。
本編のオチは思ったよりあっさりめ。
正直スーザンの私生活の悩みとかは個人的には無くてもいい。
フクロウは普通に死ねるだろ。
小説読んでて思うけどキャラ達の -
Posted by ブクログ
ネタバレ作中作が単体で魅力的なのがすごい。
しかも現在の事件を解くのにほとんど内容は関わってこないのにこの手の入れようは恐ろしい。
そっちに入り込みすぎて、現在に戻ったときにどんな事件だったか少し忘れたくらい。
現在の事件の犯人を特定するのには、星占いと獅子座の情報だけで足りる。この単純な真相を隠すために、登場人物それぞれに意味ありげな秘密が用意されるが、このミスリードの塩梅が絶妙で、それぞれの秘密を調べるためにコミュニティに入っていくことで初めて単純な真相に気づくことができる。
同性愛を犯罪に結びつける傾向にある気もするがどうなんだろう -
Posted by ブクログ
それでもこれは、バディもののミステリーなんだ、と読後直後に思った。
いつもと違う物語の始まり。
ホーソーン& ホロヴィッツのバディが、この話にどう 絡んでいくのかが、わくわくポイントの1つだ。
新しいタイプの構成だが、心地よく事件のストーリーと現実を行ったり来たりしながら、物事がどう 解決するのかをジリジリ見守る。
いつものように トランプを1枚1枚めくるように、容疑者たちの真実が一つ一つ見えてくる。
真実が見えてきた時のホーソーンのさばき方が やはり ある種の 哲学があるようで面白い。
こういうオチにするんかと最後はびっくり もするが読後感は悪くない。
今回 直接的なやり取り -
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