アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コナン・ドイル財団が初めて公式作品認定をした八十数年ぶりの、名探偵シャーロック・ホームズ新作(第61作)。
パロディとかオマージュとかパスティーシュとかいう、ホームズの二次創作的なものは世の中にたくさんありそうだが(詳しくは知らない)、本作はなんと財団によって公式認定された正統な続編だという。自分はあまりホームズを直に読んだことはなく、もっぱらシャーロック・ホームズ プロジェクトという、プロのナレーターの方が自分で翻訳して朗読しているYouTubeチャンネルを聞いていて、いちおう大半の作品は知っている。このKIさんの朗読が秀逸で、この人の声で再生されるホームズ以外は考えられないほどハマってい -
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匿名
購入済み良い…好き…
大好きなホーソーンシリーズ5作目。
これまでに比べて緊迫感のあるシーンや、ホロヴィッツがドジを踏むシーンはあまり無かったものの(特に「ナイフをひねれば」はあまりに面白すぎた!)、
今作は趣向が異なっていて、これはこれで楽しめました。
ホーソーンとホロヴィッツのやりとりが少なくて、これを一番の楽しみにしていたから、
正直途中までは、う〜んと思ってしまうこともありました。
が!それ以上にエモいシーンがあったので、結果満足ですw
とあるキャラがすごく良かった。好きだ…。
ますますホーソーンを好きになりました。
彼に振り回されるホロヴィッツも可愛いw
ホーソーンについての掘り下げや、ホーソーンと -
Posted by ブクログ
作品名を出すと両作品のネタバレになってしまうので伏せるけど、クリスティーのある1作品といくつかの重要な点がすごく似ていた。
ある一言で「あれ?」と思って、謎解きのシーンでやっぱりあの作品と同じだったとわかった。
でも謎解きのシーンではっきりわかったので、犯人当てには繋がらなかったんだけど(^_^;)
そもそもホロヴィッツ作品は毎回犯人探しを全く考えないで読んでいる。
考えても絶対に犯人が当たらないし、犯人当て以外の部分もすごく面白いから。
クリスティーの「ノンシリーズ」みたいに、ホロヴィッツ作品なら多分誰も殺されなくても十分楽しめる。
それだけ登場人物の描き方に魅力がある。
ホロヴィッ -
Posted by ブクログ
『ホーソーン&ホロヴィッツ』のキャラクターが好きだなーと思ったら、私の大好きな古畑任三郎と今泉に似てる部分があるからだ。
鋭い観察眼、変人だけど憎めない、私生活は一切見せず秘密めいている古畑任三郎みたいなホーソーン。ホーソーンは闇が深そうだけど。
いつも損な役回りで、翻弄されて気の毒なんだけど、困ってる姿がなんだかお茶目な、今泉みたいなホロヴィッツ。
『刑事フォイル』の撮影シーンの2人が最高だった笑
2人とも前回よりもキャラクターの個性が魅力的になっていて、この2人のやりとりが面白い。
ホーソーンがホロヴィッツのことを「相棒!」と呼ぶのが好き。頼りにしてなさそうに見えるけど、信頼し -
Posted by ブクログ
やっぱり面白いな〜。
今回も『カササギ』同様にホロヴィッツ作品とアラン・コンウェイ作品の2つが楽しめる。(どっちもホロヴィッツだけど^_^;)
今作はホロヴィッツ作品からはじまる。
スーザンがその後どうしているか気になってた。
やっぱりそうなるよね〜と思いながら、前回で登場人物を把握しているのでホロヴィッツ作品も面白い!
どいつもこいつも怪しくて、これこれ〜と自分の好きなタイプでニヤニヤしてしまう。
真面目なスーザンの妹まで怪しくて、すごく気になるけど下巻までお預けだ。
やっとスピルバーグ監督が出てこないと思ったら、今度はアラン作品の方で巨匠が出てきた笑
もうここまで毎回有名映画監督が出 -
Posted by ブクログ
ネタバレホーソーンシリーズの2作目。実直で手強いと評判の弁護士が殺害された事件を追う、ホーソーンとホロヴィッツのコンビ。
かなり前半でホロヴィッツは「この時点で私は手掛かりを3つ見逃し2つ読み違えていた」と書く。そこからその見逃しと読み違えが錯綜し、他の情報や余計な横やりなんかも入ってきて…後半の謎解き部分でもどんでん返しがあっての結末。なるほど、してやられた!確かに怪しいやろコイツ…。
と真犯人を充てるところは当然面白いのだが、それ以外もなかなかに面白い。ホーソーンが読書会、それも斑の紐?とか、エゲツない手法でホロヴィッツをはめようとする女警察官とその部下とか、洞窟探検事故に隠された真実とか…。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシャーロック・ホームズの正統な続編が発表されていた事は知っていたが、当時購入する事はなかった。時間が経ち、まさか著者がホロヴィッツだと気がつくまでに少し時間がかかり、気付いてから一気に興味がうまれ購入した次第だ。読むまでに間があったが、気まぐれで「シャーロックホームズの思い出」をながめ、久しぶりにホームズへの熱が高まってきた為、絶好の機会とばかりに読み始めた。
ホームズシリーズ新作ではあるが、ドイル作品では無い為、否定的な意見もある様だが、紛れもなくホームズの探偵録であり、残念ながら作中謎の教授(終盤でモリアーティとあかしているが)が指摘している様に、ワトソンの記録では必要最低限の部分しか -
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購入済み
めちゃめちゃ面白い
もともと作者の方が脚本担当されていたドラマ(名探偵ポワロの初期と刑事フォイル)が面白くて大好きで、ミステリー小説を出されていたと知って早速購入したのですが、めちゃめちゃ面白かったです。味わってじっくり読むつもりが先が気になってあっという間に最後まで読んでしまいました。解決編の伏線の回収が気持ちいいです。また作中作のクリスティー愛溢れかえっている雰囲気もさすがでした(名探偵ポワロのドラマがもう一度観たくなりました笑)