アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ3作目。
文芸フェスのためにオルダニー島を訪れた、ホーソーンとホロヴィッツ。
フェスが開催される中、関係者が殺された。
ホーソーンの謎解きが始まる。
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第二次世界大戦の遺構がある暗い印象の島に、一癖も二癖もある登場人物たち。
あちこちに散りばめられた、意味があるのかないのかの事象。
それらがあとから一直線にスッとつながる爽快感が素晴らしい。
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今回、オルダニー島という場所を初めて知った。
物語の中では、景勝の美しさや島民たちの気質などが描かれていて、冒頭にあるように、ホロヴィッツのこの地への愛情が感じ取れる。
素晴らしい景観の島の中、人間的魅力に満ちた登場人物たちがパーティをしたりいがみ合ったりしている映像が頭に浮かんできた。
相変わらずアガサ・クリスティをどこか彷彿とさせて、やっぱりアンソニー・ホロヴィッツはすごいと唸った。
ホーソーンの謎がまた新たになって、ちょっとモヤりながら次作も楽しみに読みたい。 -
Posted by ブクログ
安定の面白さ!
間違いないし、多分今後も間違わないシリーズ。
作中のホロヴィッツは若干頼りない奴に描かれているけれど、実際の作家としては実力充分の技巧派だ。
ただ、不謹慎ながら今回の被害者には全くもって100%同情の余地を感じなかった。
大概、冒頭から嫌なヤツって、話が進むにつれて『実は!』みたいに…異なった一面が見られるのが王道だったりするものが、コイツはただただ終始嫌な女のままだった。
一時期、『ワンピース』など人気の漫画を考察した攻略本的なモノが結構出回っていたが、何でも商売になるんだなぁと思うと同時に、他人様が心血注いで作った作品をはたが好き勝手言う事で自分の懐を潤そうなんざ、やってることは寄生虫と変わらないんじゃないかと思った。
本に限らず、今作のように舞台や音楽、絵画など、兎角表現を批評し、それを生業とする者達には、その内容を斟酌したり改竄する必要性は皆無だけれど、そのお陰様で飯が食えるのだと言う敬意はあって然るべきだとも思う。
何せ批判や揶揄なんて簡単で誰にでも出来る割に俯瞰で物を見ている様な神様的錯覚に陥りがちで、けれどもその実、自分は何も生み出してはいないのだから。
とまぁ、ここまで綴って考えたのは、
今これを記している自分も、これでお金を頂くでもなく、あくまで読書感想文ではあるものの、あんまり辛辣に書いていると、いつかナイフをひねられかねない…のでは? -
ネタバレ 購入済み
あ
面白かったです。ミステリーがふたつあって倍楽しめた気がします。始まりが不穏だったのでいろいろあったけど主人公の編集者さんがハッピーエンド?でよかったです。
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Posted by ブクログ
アンソニー・ホロヴィッツというと、「刑事フォイル」の重厚なミステリ、『メインテーマは殺人』などの作品を思い浮かべる。
だから、そこからスタートしているので、こんな10代向けの本も書くんだ、なんて思っていた。
いや待て待て。
元々は中高生向けの本からスタートした作家だ(2023年春に代表作の海外ドラマも始まるようだ)。
だから本作は重厚な物語しか知らない私のような読者にとってはとても新鮮で、YA 世代には読みやすい・・・ホラーとなっている。
おすすめは『猿の耳』。
もちろんかの有名な、『猿の手』をオマージュしている。
さぁて、どこに辿り着くかな。
それにしても著者の作品には結構日本人が出てくる。
昔はアジア系といえば中国人だったような気がするが、どんな姿であっても日本人が登場するのはちょっと嬉しい。
恐ろしい日本人も出て来るけれど。
あと、日本食は寿司だけじゃないけど。
『スイスイスピーディ』は競馬の話。
どうも馬券が当たるらしい。
でも、中高生には馬券は買えないよね。
さて、どうするか。思いついたのはあの乱暴者の上級生。
あ、あ、あ、もう結末はこうに決まってる!!!
全部で9篇。悪い子はいねぇが、と言われているような物語たちだ。