アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧

  • モリアーティ

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    いい意味で騙された

    ホームズっぽいミステリを期待してなかったので

    冒険活劇かつ、ご都合主義な場面もあるけど、なんだかんだと読み耽れる

    多分ホームズ続編や番外などを期待してると拍子抜けするかと(それだと低評価にしてたかも

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    2020年06月22日
  • メインテーマは殺人

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    ネタバレ

     ある老婦人が、自分の葬儀の手配をした日に殺害される。自分の葬儀の手配をした日に、たまたま殺害されるなんて偶然があり得るのか。この老婦人の死の真相は何か。この謎に、元刑事で、警察の相談役という立場の「名探偵」ダニエル・ホーソーンが挑む。著者のアンソニー・ホロヴィッツは、イギリスを代表する作家で、テレビ番組の脚本も手掛けている彼が、ホーソーンのワトソン役という形でこの殺人事件に関わる。「メインテーマは殺人」の特徴は、ユーモアとフェアプレイ精神、そしてメタ的な手法の3点だろう。犯人の意外性もあるのだが、ミステリを読み慣れていると想定内に感じる程度。とはいえ、非常に丁寧に描かれた作品であり、この丁寧

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    2025年06月10日
  • モリアーティ

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    アンソニー・ホロヴィッツが描くコナン・ドイルの世界。コナン・ドイル財団公認。

    物語は、シャーロック・ホームズとモリアーティがライヘンバッハの滝で行方不明になった「最後の事件」の直後から始まる。

    アメリカの犯罪組織とモリアーティが手を組もうとしているという情報を追ってヨーロッパにやってきたアメリカの探偵社のフレデリック・チェイスと、スコットランド・ヤードの警部アセルニー・ジョーンズ(コナン・ドイルの小説「四つの署名」に登場している警部)が、ライヘンバッハの滝で出会い、モリアーティが手を組もうとしているアメリカ犯罪組織の正体を暴こうと奮闘する物語。

    ホームズに心酔し、スマートな暗号解読や推理

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    2020年03月05日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    最後の事件の一年前、ホームズの捜査に協力した少年が惨殺される。正体不明の「絹の家」の謎をめぐり、ホームズとワトソンのコンビが活躍するパスティーシュ。

    ホームズ作品をすべて読破したのは、もう数十年も前のこと。熱烈なファンというほどではないものの、コナン・ドイル財団初の公認しかもホロヴィッツの作品となると読んでみたくなる。
    なるほど、薄暗いロンドンの阿片と貧困を背景とした闇の事件では、おなじみの面々がドイルの作品さながらに登場して、違和感などまったくなく懐かしさを覚えたほど。おぞましい事件だから、ワトソンが100年後に開封されるように配慮したという設定もおもしろい。

    先日、ホームズの若い頃とい

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    2019年11月07日
  • カササギ殺人事件 上

    nao

    購入済み

    最近海外ドラマのノベライズ版なの?という感じ本をミステリーとして読まされガッカリするパターンが多かったので、ちゃんとした?ミステリー小説で本当に良かったです
    でもこういうのを読むと、クリスティやドイルは凄いなーと改めて思いました
    いつ読んでも面白いですもんね
    このカササギ〜が同じランクにいられるかはまた別の話かなと上から目線で思いました

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    2019年09月27日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    ワトソンがホームズの死の1年後に書いたという設定のシャーロックホームズ物。謎解きはちょっと物足りないが、まあ正典も物足りないものが多かったので、そこも正典らしいか?シャーロックホームズ物の定番の登場人物が生き生きと描かれていて、懐かしく感じるほど。シャーロックホームズ物が好きならばぜひ読んでおきたい。シャーロックホームズに馴染みのない人にはどうだろう?ちょっと分からないけど、面白いんじゃないかな…

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    2019年01月05日
  • カササギ殺人事件 下

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    ネタバレ

    〇 総合評価  ★★★★☆
    〇 サプライズ ★★★☆☆
    〇 熱中度   ★★★★☆
    〇 インパクト ★★★☆☆
    〇 キャラクター★★★★☆
    〇 読後感   ★★★☆☆
    〇 希少価値  ★☆☆☆☆

     作中作『カササギ殺人事件』は、1950年代半ばのイギリスの田舎町を舞台とした本格ミステリ。アガサ・クリスティへのオマージュを感じさせる作風であり、登場人物の多くが何らかの「秘密」を隠し持っているために、真相が隠されるという構成。作中作だけを見ると、ややサプライズ感は薄いが、丁寧に作られた良作。ロバートが14年前に弟であるトムを殺害した事件がベースとなる。メアリが事故死をしたが、彼女が死亡したことで

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    2025年06月09日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    あああー。先入観に邪魔されて読まずにいたこの「続編」に値する本を読まなかったなんて!
    著者の別作「カササギ殺人事件」を読んでこちらに流れ着いて、よかった。。。。
    ホームズ好きも、楽しめると思う。
    著者の本がまだ読むことができることに喜ばずにいられない。楽しめると思う。
    注: ラストは衝撃な残酷に満ちている。安全でいたいのであればお勧めはできない。

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    2018年10月14日
  • モリアーティ

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    題名はモリアーティ。始まりはあのライヘンバッハの滝。本の中で語り続けるのはフレデリック・チェイス。
    いや いいんだけど、 モリアーティさんは??

    ああ そういうこと!! 恐れ入りました。

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    2018年06月18日
  • カササギ殺人事件 上

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    ひさびさの翻訳小説。ちょっと翻訳が、ザ翻訳と感じたのは私だけだろうか。

    作中作が記憶の限りだと初めての体験で世界観になれるのに少し戸惑った。
    1人の家政婦の事故をきっかけに、10人程の視点から情報が少しずつ開示されていく。
    そしてまた事件が起こり、、、。

    普段メモなんかとらないけど、これはメモをとらないとわけわからなくなる。
    メモをとったところで、わたしにはまったく解けないんだけどね。

    アガサぽいのかはわからないけど、だいぶミステリーとして堅い感じ。古典的というのだろうか。斬新さなどは今のところ感じない、本格ミステリー。
    奇をてらっていない感じが好感触だった。

    このまま下巻にいってほし

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    2025年12月20日
  • マーブル館殺人事件 下

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    物語の中に物語があり、それぞれの結末が呼応し合っている、という構造は面白かったが、クリスティーを引き合いに出されるほどかなぁという感じ。クリスティーレベルなら主人公以外の登場人物の深掘りをもっとやるはずと思ってしまう。だからなのか海外小説だからか分からないが、登場人物がカタカナなことで顔立ち・年齢・性別のイメージがただでさえ付きづらいのに二重構造になることでさらに混乱した。しかし最後には大体分かったのでスッキリした反面、こんなに混乱してても理解できるということは、謎も分かり易すぎたのでは、と考えてしまった。

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    2025年12月18日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    ネタバレ

    ちょっと雰囲気がくらい感じがあるけどちゃんとシャーロック・ホームズの世界になっていて面白かった。最初の事件からハウス・オブ・シルクの謎など物語も良くできていたかな。しかしハウス・オブ・シルク の秘密はコナン・ドイルの作品では出てこないような秘密だな~。途中にあの方が登場したり楽しんで読めた。

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    2025年12月18日
  • カササギ殺人事件 下

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    ネタバレ

    作中作であるアティカスピュントの話が面白すぎて、下巻で別の話が始まったことにとてもびっくりした。下巻は終始続きは!?という気持ちで頭がいっぱいになり、本筋の話はつまらないなと思ってしまった。ホロヴィッツの続編も読みたいとは思ってたけど、どっちの雰囲気で構成されてるんだろうか。本筋みたいな雰囲気なら遠慮したいな...

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    2025年12月11日
  • カササギ殺人事件 上

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    アガサクリスティ、リスペクトを感じる文体だった。今のところ事件の内容自体に派手さは感じないが、下巻でどう展開されるのだろうか?非常に楽しみ!!

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    2025年12月09日
  • マーブル館殺人事件 下

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    答えは見つかるけれど、登場人物の名前の被り具合が気になる。あまり深読みせずに、淡々と読むのが良いかもしれない。

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    2025年12月04日
  • カササギ殺人事件 下

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    上巻のオールドミステリー感ある雰囲気はすごい好みだったんだけど、下巻での予想外の展開に若干失速してしまった...欲を言えばピュントの活躍をもうちょっと見たかったな‬ぁ

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    2025年12月02日
  • マーブル館殺人事件 上

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    まだ上巻なのでなんとも言えないが、とにかく読ませる小説だ。アンソニーのカササギ殺人〜アティカスシリーズは読んでいるが、この作品も多分に漏れず面白い。下巻が楽しみだ。

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    2025年12月01日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    カササギ殺人事件から2年後の話
    登場人物が多くて覚えるのが大変だった。
    全然予想がつかないので下巻が楽しみ♩

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    2025年11月28日
  • マーブル館殺人事件 上

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    シリーズ第3弾。

    カササギは読んだが、2弾のヨルガオは読んでなかったけど問題ないのだ。

    入れ子構造はちょっと疲れるけれど、登場人物をチキンと把握しなおして、下巻に進むのである。

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    2025年11月27日
  • その裁きは死

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    ネタバレ

    先月・今月と立て続けに読んだホロヴィッツ作品。今回はこれで3作品目、そして、探偵ホーソーン・シリーズとしては第二弾です。

    いやはや、今度は離婚弁護士が殺されたという話。

    今回もまた容疑者は多く、しかも謎のメッセージまで現場に残されている。果たして犯人は…。

    ・・・
    前回読んだシリーズ第一弾『メインテーマは殺人』では、どうにもホロウィッツ氏と探偵ホーソーンの仲が良くなくて、それがちょっと気持ち悪く感じました。

    今回もどうかなと思いましたが、ちょっとした衝突は相変わらず。

    でも何というか、そういう衝突もこなれてきた?というか、ホロウィッツ氏もホロウィッツ氏で、どうにかしてホーソーン氏の素

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    2025年11月26日