アンソニー・ホロヴィッツのレビュー一覧

  • カササギ殺人事件 下

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    うーん、微妙・・・
    上巻では楽しめたんだけど、率直に書くと肩透かしかな・・・
    この本の中の本?ちょっと残念な結末だった。
    サー・マグナスの役割って何だったのかな?
    生まれてきた息子に危険を感じる母親というのもなんとなくしっくりこなかった。

    さらには下巻の主役である編集者の行動にもなんとなく違和感があった。

    ただ、確かに一気読みしちゃったんだけどね。

    あくまでも個人的な感想なんだけど、ちょっと残念だった。

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    2025年04月13日
  • 死はすぐそばに

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    テムズ川沿いの高級住宅地リヴァービュー・クロースで、金融業界のやり手がクロスボウの矢を喉に突き立てられて殺された。昔の英国の村を思わせる敷地で住人たちが穏やかに暮らす――この理想的な環境を乱す新参者の被害者に、住人全員が我慢を重ねてきていた。誰もが動機を持っているといえる難事件を前にして、警察は探偵ホーソーンを招聘するが・・・。

    今回も面白かったけど、序盤でホーソーンが期待通りの結末ではない、という意味がどういうことなのか、最後のシーンで明らかになってあ、そういうことかと。ホーソーンの元相棒について知りたすぎて首を突っ込むアンソニーですが、怪しげな組織と接触することに。結局ホーソーンが過去に

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    2025年03月31日
  • カササギ殺人事件 上

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    出す本出す本、各種ミステリーランキングで上位に支持される作家さん。期待を込めて読み始める・・が、なんか普通?

    ポアロを思わせる探偵さんに、イギリスの田舎が舞台ではあるけれど、日本にもありそうなそうなウエットな人間の集まりと本音を語らない登場人物たち。物語はさしたる盛り上がりもないまま淡々と進んでいく。

    ところが下巻を読みはじめると、ガラッと雰囲気が変わる。上巻はほぼまんま作中作。すっかりその前提を忘れて読んでました(別に隠されていたわけではない)。俄然と面白くなってきました。

    下巻を読み終えた時は評価がアップしそうな予感がしてます。

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    2025年03月29日
  • 殺しへのライン

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    ネタバレ

    島で開催される文芸フェスという舞台と導入が良かった。
    面白かったけど、一番大きな謎とされていた右手が拘束されていなかった理由がトリックなどに関係していたわけではなかったことが少し残念に思ってしまった。
    アンソニーは相変わらず良いキャラで楽しかった。

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    2025年03月24日
  • ナイフをひねれば

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    ネタバレ

    推理小説としては面白かった。子供の頃にしてしまった、イタズラでの殺人事件が関係していたのだけど、少年のお兄さんと友だちがたまたま同じところにいたのは不自然だと思った。

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    2025年03月16日
  • メインテーマは殺人

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    初めての海外ミステリー。日本語が読みにくく感じたが、だんだん慣れてきたので読むスピードも途中から上がってきた。それでも拾いきれなかった内容などもあり、スカッとという感じにはなれなかった。ホーソーンが気になる。

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    2025年03月14日
  • 死はすぐそばに

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    ホロヴィッツ最新作ということで期待して読んだが、今ひとつ。この事件は本にしない方が良いと自ら小説内で書いてあるように消化不良気味かな。

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    2025年03月08日
  • 死はすぐそばに

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    ネタバレ

    ホーソーンから「書いてはいけない」と言われていた過去の事件に踏み込み、さらには元相棒の犯罪?まで暴き立てて…。
    さて、この後、いったい、どうするつもりなんだろうか…。

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    2025年03月02日
  • ナイフをひねれば

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    ネタバレ

    今回は、全ての証拠が犯人は作者でもあるホロビッツであることを示している、という状態からスタート。読者はそんなことはありえないと思いつつページを捲ることになる。最後の解決はちょっと盛り過ぎかな。

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    2025年02月17日
  • メインテーマは殺人

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    "カササギ殺人事件"よりまわりくどい言い回しが多くて少し読みづらいなと思い、何とか最後まで読みきったというところ。
    最後はホーソーンの人間味が見えてきたので、次作を期待して読みたい。
    ミステリーとしては面白かったけど、少し物足りなさを感じた。

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    2025年02月08日
  • メインテーマは殺人

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    「カササギ殺人事件」「ヨルガオ殺人事件」と読んできたアンソニー•ホロヴィッツの別シリーズ。事件をとくのは元刑事のダニエル•ホーソーン。ホーソーンから、事件に同行して自分を主人公とした小説を書かないかと言われたホロヴィッツは、優秀だが偏屈なホーソーンと二人三脚で事件を追ううちに、少しずつ事件そのものに巻き込まれていく…。

    著者自身がワトソン役になり、ホームズ役と行動を共にした"語り手"になる…というパターンの作品は久しぶりに読んだ気がします。謎解きの過程は破綻がなく、ピタリとはまる展開は見事です。
    ただ、やはり、原語(英語)でないと説明できない部分がある。推理ものはそのあた

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    2025年01月31日
  • メインテーマは殺人

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    ネタバレ

    いつか読むのを楽しみにしてた作品をやっと。

    一番楽しみなオチ(犯人のくだり)が個人的にあんまりやった。
    面白くなかったわけではないけど
    楽しみにしてただけちょっとがっかり。

    シリーズは読み進めたいと思う。

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    2025年01月28日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    『カササギ殺人事件』の続編。主人公が事件に巻き込まれる理由は小説ならではの突飛なものに感じるけど、実は下巻で必然性が示されるんじゃないかと期待してる。相変わらず作り込まれた構成。

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    2025年01月09日
  • カササギ殺人事件 上

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    誰が犯人か一緒に考えながら進むこと丸1冊。
    みんな怪しい!!
    下巻を読み始めてからやっと
    上巻が作中作だということを思い出すほど浸った。
    字が小さくギッシリなので思うように進まないが
    まだあと1冊(下巻)あるので
    どんな展開が待ち受けているか楽しみ♬

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    2025年01月10日
  • 殺しへのライン

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    ホーソーンの過去に繋がりつつある気配があって、シリーズの続きがますます気になってきた。細かい描写にちゃんと意味があって、真相を読み切れないのが憎い。

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    2025年01月03日
  • カササギ殺人事件 上

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    上巻は作中作で、下巻はその作者の死の真相を突き止める感じ って思った。ロジックの建築物みたいな構成に感動した!アナグラムとかで日本人は分かりづらいけどそんなこと関係なく面白かった

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    2025年01月02日
  • その裁きは死

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    やっぱりホームズ役はまだあんまり好きになれないけど、これからシリーズが進むと背景も判明してきて共感できるようになるのかな。前回と同じ流れもありつつ、しっかりとした本格ミステリなところは好き。

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    2024年12月21日
  • 殺しへのライン

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    ネタバレ

    一番怪しげな人物が犯人という何だか単純な結末だなと不思議に思っていたら、やはりどんでん返しがあった。
    今回は島という閉鎖空間、今までとはちょっと違う舞台設定だったのは新鮮に感じた部分。
    ただ、ホーソーンの分かりにくさが今回は少なく、このシリーズの面白さがやや低かった印象。
    でも、ホーソーンの秘密らしきものが提示され、次作への興味も湧く。
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    2024年11月16日
  • ナイフをひねれば

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    ある劇の脚本作者である「わたし」に劇評家殺しの疑いがかけられ、元刑事の探偵ホーソーンに助けを求め、劇関係者中の真犯人を捜すことに。
    あまりにも意地悪な劇評を書く被害者のため、嫌う人はたくさん。次々明らかになる劇関係者の過去や現状。なぜ「わたし」は濡れ衣を着せられたのか?興味深々、引きつけられる。
    被害者の家族関係や会計責任者の関係する田舎村の古い事件も調査するが、ホーソーンはわかっているのに何も教えてくれない…じれったい。
    アガサ・クリスティ味ふんだんの関係者犯人当てミステリー。

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    2024年11月02日
  • 死はすぐそばに

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    とっても大好きな作家さんのシリーズです。
    今回は初めて少し退屈な気がしました。
    ホーソン周囲に数人新たな魅力的な人物が存在することは判明しましたが、本題の殺人事件に関しては臨場感やハラハラ感がなく、なんとか頑張って読破に至った次第です。
    いつもとは違った趣向の取り組みだったとは思いますが私はトニーとホーソーンが2人で問題解決していく形式の方が楽しめます。
    次回作に期待します。

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    2025年09月21日