河合祥一郎のレビュー一覧

  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    子供の頃に岩波書店発行の井伏鱒二訳を読んだことがありましたが、内容を忘れてしまい、新訳があることを知ったので、こちらを読んでみました。

    まず、挿絵が可愛くて、びっくりです。手元にある子供の頃に親に買って貰った岩波少年文庫版と比較すると、ドリトル先生の妹のサラや、バンポ王子がもの凄く可愛い絵になってます。
    個人的には新訳のイラストが可愛くて気に入ってます。(ポリネシアのパラパラ漫画付き!)

    訳自体も分かりやすくなっていて読みやすかったです。ただ、新訳で「ボクコチキミアチ」となっていた動物の訳は、井伏訳の「オシツオサレツ」でも良かったかなぁ、と思います。

    また、人種差別問題に関係する表現につ

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    2013年03月23日
  • 新訳 ロミオとジュリエット

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    授業でレポートを書くために読みました。
    何となく話は知ってたけどちゃんと読んだのは初めて。

    もっと悲劇的なイメージだったけど、以外と下ネタか多くてびっくり(笑)

    しかも、出会って何日目でこの展開にいったの、これ?
    色々と、驚きの連続でした。

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    2013年01月09日
  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    ドリトル先生が動物と話せるのがすごいところです。そんな獣医がたくさんいたら、動物たちは嬉しいと思います。

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    2012年10月25日
  • 新訳 ロミオとジュリエット

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    ネタバレ

    レオナルド・ディカプリオの主演映画『ロミオとジュリエット』を見ながら、対照させて本文を読んでみた。

    いやまったくほれぼれしてしまうくらい、原典に忠実に映画が作られていて、非常に楽しめました。

    映画も、翻訳本も。

    シェイクスピア翻訳と言えば数々の名訳珍訳が出ていますが、この角川文庫の新訳版は、とても読みやすいです。

    巻末解説が鴻上尚史さんで、シェイクスピアが取っつきにくいと感じている人ほど、一度は読んでおきたい解説です。

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    2011年11月01日
  • 鏡の国のアリス

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    チェスのルールを知ってたらもっと面白かったかも。でも素敵な言葉あそびはやはり魅力的です。最後のアリスへのさようならが切ないです…。

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    2011年10月27日
  • 鏡の国のアリス

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    イギリス文学らしい幻想小説

    私が読んだのは岡田忠軒さんの訳で上手く和訳されてたけど、英語の言葉遊びとか、あと鏡とチェスをモチーフにした幻想的な世界。主人公のアリスは、最初のほうですぐに判るコトだけど小学校低学年くらいの年齢で、小説の最初から最後までアリスに知覚される世界なんだけど、それが徹底されてる。

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    2011年09月15日
  • 新訳 マクベス

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    No.6の影響をモロに受けた選書。
    ロミオとジュリエット、ベニスの商人と読んだけど、
    マクベスを読んで、シェークスピアがはじめて面白いと思った。

    韻を踏んで書かれているなら、やはりオリジナルの言語で読みたいところだけれど、
    そのリズム感を殺さない、なるほど名訳。

    まるで、シュルレアリスムの絵画を観ているよう!
    韻文を多用しているから、西尾維新好きに受けそう。

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    2011年07月14日
  • 鏡の国のアリス

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    ほとんどが言葉遊びで頭がこんがらがった。
    最後、ルイス氏がアリスに贈った詩がなんとも言えない切なさ。

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    2016年01月02日
  • 新訳 ヴェニスの商人

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     財産のない情熱家バサーニオは、噂に名高い女相続人ポーシャに求婚するために金が必要だった。大商人アントーニオは、この若い友人のため、航海中の全財産を担保にユダヤ人金貸しシャイロックから大金を借りる。シャイロックは無利子で融資するといった――ただひとつ、「期限を破った場合は、アントーニオの胸から肉一ポンドをもらう」と条件をつけて。

     2005年秋に映画『ヴェニスの商人』公開に合わせて出たもの。
     すばらしい訳だと思います。シャイロック、アントーニオ、バサーニオ、ポーシャ、それぞれの人物像に口調がぴったり合っている。
     これを小田島訳で読んだのは映画公開のころだったし、映画もこのところ観返してい

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    2010年11月05日
  • 新訳 ロミオとジュリエット

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    言わずもがな、シェイクスピア不朽の名作です。

    話の大筋は知っていたのですが、本として読んだのは初めてでした。

    最初、時代背景に少し戸惑いました。が、脚注やあとがきなどで、その辺は充分補完されているので問題ありません。


    内容的には、今や定番化した「叶わぬ恋」の物語です。
    しかしこの「今や定番化した」という既視感が厄介で、どうしてもありふれた物語に感じざるをえません。

    それは恐らく、現代の悲劇の大半が、この物語のオマージュであるということが一番に挙げられるでしょう。

    ですから、当時の人達がこの物語を見た時の感動を、現代人が感じるということは非常に難しいのではないでしょうか。


    そうい

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    2010年05月23日
  • 新訳 マクベス

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    シェイクスピア四大悲劇の一つ。
    ハムレットと真逆のような内容。
    歴史を多少ねじって書いてあるらしく、古今東西を問わず、勝者が歴史を紡いでいることを感じた。
    英語で読むともっと文学的な考察ができそうだけど、一生無理だと思った。(文法やらスペルが違う)
    裏テーマが色々あるみたいで、脚注でその辺を解説してくれてたから初心者にも読みやかった。

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    2010年05月06日
  • 新訳 リチャード三世

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    それぞれのページにある但し書きを読んでいると、原書が読めない歯がゆさに残念な思いが重なってきます。
    翻訳版では色々な言葉遊びが楽しめない寂しさがあります。

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    2010年03月21日
  • 新訳 ヴェニスの商人

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    シェークスピア作品特有の、たたみかけるようなクライマックスのシーンがすごくスカッとしますよ。すっきり~、そしてかなり愉快!

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    2010年03月20日
  • 新訳 ロミオとジュリエット

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    てっきりこってこての純愛悲恋モノだと思ってたので、思いっきり下ネタが盛り込まれてるのに驚きました。さすがだぜ、シェイクスピア!

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    2009年10月04日
  • 新訳 ロミオとジュリエット

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    くだけた現代語で訳されているのでかなりわかりやすい。一度舞台を見てから読むとさらに理解が深まると思います。

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    2009年10月04日
  • クリスマス・キャロル

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    頑固で怖くて守銭奴なおじいさんが、
    クリスマスの神様と一緒にクリスマスを楽しむ人達の様子を見て
    優しく他人思いな人に変わるお話。
    すっごい入り込めた訳じゃないけど読むと心がポワッとするとはこの事。

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    2026年02月07日
  • 新訳 夏の夜の夢

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    シェイクスピアの傑作喜劇。本書について特筆すべきは、原著の押韻を日本語のラップ的リズムへと置換した訳者のアプローチだ。この試みは、終盤の劇中劇における滑稽な不協和音を見事に際立たせている。

    ただし、リズムの追求ゆえに言葉選びが窮屈に見える部分もあり、訳業の苦労が透けて見えるのも事実。物語の面白さは普遍的だが、翻訳の「癖」が強いため、入門者向けというよりは、既存の訳に触れたあとにその差異を楽しむための、玄人向けの一冊という印象を受けた。

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    2026年02月03日
  • ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫

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    ポーは名前しか知らず作品を読んだことがないなと思い初めて読んでみた。
    ミステリーの印象を持っていたが、文学的?というか詩的な表現の多い作品で想像と違っていた(ミステリーはポー傑作選2の方に収録されてそう)。
    ゴシックホラー編ということで、全体的に怖くて暗い。詩は正直よく分からないが、「落とし穴と振り子」「黒猫」「メエルシュトレエムに呑まれて」「早すぎた埋葬」あたりが面白かった。なかでも特に好きだったのは「落とし穴と振り子」。じわじわと迫り来る恐怖に対する感情の変化が読み応えあった。
    読者を怖がらせようというよりは、色んな怖いという気持ちがひたすら表現されている感じがした。
    また、最後にある解説

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    2026年01月15日
  • ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人

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    ポー傑作選の2冊目です。
    『モルグ街の殺人』『盗まれた手紙』は既読でしたので、お初で鮮烈な印象を残したのが『ベレニス』でした。
    なんとも一筋縄ではいかない語り手に辟易しましたが、そのラストといったら……!
    これまでに似たようなシーンはいくつも目にしましたが、その原点がここなのではと感じました。それほど、後の表現者に与えた影響は大きかったのではと思います。
    有名な『黄金虫』も気になっていたので読めてよかった!
    英語でひもとく暗号なのでピンとこない部分も多かったですが、この解き方もあちこちで引用されているのでは。

    そして前巻に続き、訳者・河合祥一郎氏による書き下ろしの読み応えがすごい。
    なかでも

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    2026年01月14日
  • クリスマス・キャロル

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    寒くても暖をけちる程の守銭奴、他人の不幸に一切の関心や同情もなく、笑顔さえも顔に全く浮かばず、お金を貯めることのみに執着して毎日を過ごす主人公スクルージ。
    クリスマスイブの日に亡くなった同僚のマーレイが現れ、自分の様な運命を逃れるチャンスと希望があり、これから3人の幽霊が来ると告げる。
    過去のクリスマスの幽霊がスクルージの幼い時の無垢な姿や温情溢れる前の雇い主、段々とお金に執着するようになったスクルージから離れていく恋人の姿をスクルージに見せて行く。次の現在のクリスマスの幽霊はスクルージにクリスマスイブを心から楽しむ家族達の姿を見せ、最後の未来のクリスマスの幽霊はスクルージが一人寂しく死んだ姿

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    2026年01月08日