河合祥一郎のレビュー一覧

  • 新訳 サロメ

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    ピアズリー展が良かったら、そのままのテンションでこちらを購入。

    でも新訳過ぎて、ちょっとついていけない…
    薄暗い、濃厚な雰囲気がなくなった気がする。
    せめて、「キス」は「口づけ」のままにしてほしかった。


    訳者あとがきによる解説は良かった。
    オスカー・ワイルドがフランス語に込めた意味、描きたかったもの、なるほどなぁと思った。

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    2025年04月06日
  • 人間のしがらみ(下)

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     ミルドレッドに失恋した主人公フィリップは、新しい恋も始まり立ち直りつつあったが、そんな彼の前に恋人に捨てられたと言ってミルドレッドが現れる。彼女を見てフィリップの感情はまた揺さぶらるのだが、果たして二人の間はどうなるのか、といったところから下巻は始まる。

     そして、フィリップが親しく付き合い、その言動に目を見張ったり、才能に憧れたりした友人たちが、ある者は病に倒れ、また別のある者は夢をあきらめたりして、かつての親密な関係が失われていく一方、医局員として研修をしていた病院で知り合ったことがきっかけで、アセルニー一家との交際が始まり、フィリップは人生の新たな一面に目覚めていく。
     そんな中、フ

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    2025年03月31日
  • 新訳 ナルニア国物語4 銀の椅子

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    沼むっつり、読んでる間ずっと石田彰さんのボイスで音声が再生されてた…
    沼むっつり今巻で1番好きかな笑
    逆に今作のヒロインのジルちゃん、ちょっと苦手かも
    虐められる設定だけど、なんか地味にわがままな感じが、そこが原因じゃない?って思ってしまって笑
    悪い子ではないんだけどなぁと思ったり

    3巻が個人的にドンピシャだったからか、面白かったけど4巻はなんかワクワク感が物足りない気分だったなぁ
    ネガティブな言い合いしてる事多いのも関係していそう
    ユースタス、ジル、沼むっつりの3人で旅をしている間、喧嘩していること多くて……
    旅している間の出来事はとても楽しいんだけどなぁ、なんかワクワク感よりどんより気分

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    2025年03月29日
  • オイディプス王

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    岩波で読みました。めっちゃ古い作品なのに今でも面白いと思える点に、作者の技量と人間の普遍的要素を感じました。

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    2025年03月22日
  • 新訳 リチャード三世

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     マクベスと並ぶか、たぶんそれ以上に暴虐を繰り返す悪の権化みたいなリチャード三世の物語。王であるお兄さんの死をきっかけに、いかにして自分が王に登り詰めるか、という話。
     シェイクスピアの作品でおれが初めて読んだ歴史劇。オセローとかマクベスみたいなその場で始まってその場で完結する物語とは違って、この前の時代にも話があり(「歴史劇としては『ヘンリー六世』三部作の続編」(p.227)らしい。)それを背景として話が進んでいくというのが難しかった。薔薇戦争、とかよく分からない上に、何といっても公爵とか騎士とか登場人物が多くて誰が誰なのかよく分からないし、しかもエドワードとか何人かいたり、場面に応じてリチ

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    2025年03月18日
  • オイディプス王

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    エディプスコンプレックスというフロイトの提唱した概念の元ネタ。短時間で読めるギリシャ悲劇を代表する最高傑作という言葉を見て、読んでみた。

    劇の台本ということもありテンポよく読みやすく、ただ内容は凄い内容だなと。
    読書の幅を広げていこう、と思った。

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    2025年03月02日
  • 鏡の国のアリス

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    不思議の国のアリスは馴染みがあるけれど、鏡の方はあまり知らなかったので読んでみた。ここであの双子が出てきてオイスターの話が出てくるのか!感じたことは、詩の訳し方がうますぎる。韻をしっかり踏んでいるし、1つは見たこともない形の詩になってて驚いた。また、チェスが話の中で大きく占めていたので、読みにくいところもあった。最後の解説でルイス・キャロルの背景も知ることでアリスの世界がまた別の視点から見れるようになりました!

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    2025年02月28日
  • クリスマス・キャロル

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    イラスト北澤平祐さん×装丁中嶋香織さんのシリーズより。クリスマス・キャロルを読んだのは15年ぶりくらいな気がするけど、その時は違う訳だったと思う。村岡花子さんの翻訳あたたかみがあっていいですね。

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    2025年02月07日
  • 金より価値ある時間の使い方

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    時間を有効的に使いたいという人におすすめ。ただ、やることを提示してくれる本というよりは、自分で少し考える必要のある本。家に置いといて時期を開けてまた読みたいなと思える本だった。
    内容的には、時間を有効的に使うにはこういうことやってないとだよねという普遍のもので小手先のテクニックではなかった。
    既に時間を有効的に使えてる人で思考を深めたいという人にも一読する価値あり。

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    2025年01月12日
  • 不思議の国のアリス

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    支離滅裂で脈絡がなく難しい...
    会話も展開も滅茶苦茶で読む度に???となる...。
    それでも奇抜なキャラクター達や世界観は童話らしく凄く魅力的!
    ライム(韻)についても童話らしさを感じてよい...けれど原書で読んでで見たいな。

    あと続編の「鏡の国のアリス」についても読んでみたいな。

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    2025年01月04日
  • 新訳 サロメ

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    訳者あとがきにもあるけど、ヨカナーンの口調に敬語が混ざっていると、サロメに心が揺れていると分かりやすい。久々に読んだけど、やっぱり『サロメ』好き!

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    2024年12月31日
  • クリスマス・キャロル

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    クリスマス・キャロルは、どうにも訳がまどろっこしいのか、面白味を感じなかったなぁ。別の訳で読んでみたいかも。
    しあわせな王子さまは、ストレートにしみじみ感動した。来年読み聞かせしたいな。

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    2024年12月29日
  • 新訳 十二夜

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    将来の夢、阿呆でよろしく
    かわいかった
    好かれちゃうお使い
    騙されてバカなことしちゃう可哀想なやつ
    楽しい世界

    歌がいっぱいでリズミカル!

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    2024年11月30日
  • 金より価値ある時間の使い方

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    計画は大切に扱うべきだが、闇雲に従うものではないと説く本。
    仕方のないことは気にしない。やってしまったことは済んだこと。

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    2024年10月28日
  • シェイクスピアの正体

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     シェイクスピアは多くの名作を生み出した反面、シェイクスピアの生涯について謎の点がいくつかあり、それゆえにシェイクスピアには複数名いた、作品は共同合作であったなど、さまざまな説が流布される。本書はシェイクスピアの正体に向き合う、その謎に迫る。シェイクスピアは貴族出身でないのにもかかわらず、貴族の生活の様子は正確であったことから、本当は貴族が書いたのではないかという疑惑がある。シェイクスピアは確かに大学に通っておらず、本もまともに持っていなかったが、本人の取材の能力の高さと文才があったからこそ、創作できたという。

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    2024年10月02日
  • 金より価値ある時間の使い方

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    知識として新しいものはあったが、人生訓や人生の知恵としての新しいものはなかった。それはつまり、昔も今も人類はそれほど変わってなく、時間に関する認識と扱いは変わらないって事だ。

    個人的には、第12章がある意味で物語っていると言えると感じた。

    短く読みやすい書籍だった。

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    2024年09月12日
  • 新訳 リチャード三世

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    今年は古典を読もうと思っていて、古典と言えばこの人でしょ…、ということで手に取ったシェイクスピア。

    COTEN RADIOでジャンヌダルクの百年戦争を聴いたあと、そう言えば完全に穴だな、と思っていた薔薇戦争にも興味があったので、一石二鳥とばかりに選んだのがこちら、リチャード3世です。

    翻訳の戯曲なんか読んだこともないし、ましてや自覚のある通り知識の穴であるところの中世イギリスが舞台のこの作品。何度か最初に戻って登場人物を整理したり、読みながらスマホで人物相関を調べたり…いやぁ、苦労した。

    内容を私なりに要約すると、
    容姿に恵まれないが血筋には恵まれていたリチャードが、清々しいまでの悪巧み

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    2024年08月30日
  • アーサーと金いろのつな

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    2024年8月7日病院の本棚で 5歳自分で見つけて自分で最後まで読んだ。おもしろくなかったと言っていたけど、最後まで時間をかけて目を通していた。
    2024年12月6日2回目 母が読み聞かせ
    とても面白かった。内容も展開も良かった。
    最後までしっかり読み切った

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    2024年12月06日
  • アーサーと金いろのつな

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    ネタバレ

    『いっぴきぐらしのジュリアン』の作者さんだけあって、そのまま映像にできそうな躍動するコミカルな作画に期待大。
    冒険好きのちょっと変わった男の子アーサーが、町をピンチに陥れた“ばけものオオカミ”をかみなりの神様と協力して捕らえようとする知恵と勇気のストーリー。
    アーサーの収集アイテムがちゃんと伏線になっていたり、小さな冒険がちょこちょこあったり、いろいろな神様が登場したり、ワクワク要素が途切れないなぁ。
    オオカミとアーサーの対決場面で8歳息子は「えっ!!」と絶句wストーリーの組み立て方も上手い。

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    2024年07月25日
  • 新訳 から騒ぎ

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    原題 Much ado about nothing
    (往年のTV番組「恋のから騒ぎ」は Much ado about love が副題だった。)

    アラゴン大公のおかしな動機と、付人の聞き間違いと、大公への嫉妬に基づくドン・ジョンの悪意と、ベネディックとベアトリスの意地の張り合いと、いろんなものが相互に影響しあって、訳の分からないドタバタ劇となるも、最後は大団円、という喜劇のお手本の様な内容。

    注釈を読む限り、細かいところでは、いろいろと辻褄が合っていないところが多いようで、大御所作家が年月を掛けて書き上げた名作というよりは、当時の売れっ子脚本家(宮藤官九郎のような)が短い時間で書き殴った即

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    2024年07月12日