河合祥一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今年は古典を読もうと思っていて、古典と言えばこの人でしょ…、ということで手に取ったシェイクスピア。
COTEN RADIOでジャンヌダルクの百年戦争を聴いたあと、そう言えば完全に穴だな、と思っていた薔薇戦争にも興味があったので、一石二鳥とばかりに選んだのがこちら、リチャード3世です。
翻訳の戯曲なんか読んだこともないし、ましてや自覚のある通り知識の穴であるところの中世イギリスが舞台のこの作品。何度か最初に戻って登場人物を整理したり、読みながらスマホで人物相関を調べたり…いやぁ、苦労した。
内容を私なりに要約すると、
容姿に恵まれないが血筋には恵まれていたリチャードが、清々しいまでの悪巧み -
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Posted by ブクログ
原題 Much ado about nothing
(往年のTV番組「恋のから騒ぎ」は Much ado about love が副題だった。)
アラゴン大公のおかしな動機と、付人の聞き間違いと、大公への嫉妬に基づくドン・ジョンの悪意と、ベネディックとベアトリスの意地の張り合いと、いろんなものが相互に影響しあって、訳の分からないドタバタ劇となるも、最後は大団円、という喜劇のお手本の様な内容。
注釈を読む限り、細かいところでは、いろいろと辻褄が合っていないところが多いようで、大御所作家が年月を掛けて書き上げた名作というよりは、当時の売れっ子脚本家(宮藤官九郎のような)が短い時間で書き殴った即 -
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Posted by ブクログ
アイスキュロス、ソフォクレス、エウリピデス、ってギリシャの三大悲劇詩人、っていうのをたぶん世界史の最初の方で習うと思うけど、そのソフォクレスが書いた父殺しの『オイディプス王』。すごく短いので、あっという間に読めてしまう。シェイクスピアの翻訳で有名な河合祥一郎先生の訳。
もともとは数冊前に読んだ、トルコの小説の『赤い髪の女』で、父殺しがテーマになっていたので、河合先生が訳していることもあり、読んでみた。おかげでシェイクスピアを読むように台詞が読めて、分かりやすい。というか読みつつ、その台詞を役者が喋る感じで頭の中に響いてきて気持ちよく読める。けど、あらすじをだいたい知って淡々と読んでしまい -
Posted by ブクログ
ポーの作品といえば、史上初の推理小説と言われ、表題にもなっている「モルグ街の殺人」が有名で、実際読んだことがあるのはその作品だけだったけど、他の作品を読んでみてこの著者の後世に与えた影響の大きさがよくわかった。
特にホームズシリーズを連想とさせる記述が多く、「盗まれた手紙」はボヘミアの醜聞を彷彿とさせるし、ホームズシリーズで好きだった「踊る人形」は思い切り「黄金虫」の暗号解読術を引用していたのでびっくり。
江戸川乱歩的な怪奇さもあり、なるほど魅力がある推理小説家です。
ただ、途中に何個か挟まれている詩の必要性がまったくわからない...。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの45分の読書が人生に奇跡を起こす。――時は金なりと言うが時間は金よりもずっと価値がある。しかも全ての人に平等に与えられ誰にも奪えない。どう使えば限りある人生をよりよく生きられるのか。「毎朝あなたの財布には24時間がつまってる」「1晩おきの1時間半がきらめく真珠に」「原因と結果の法則を叩きこめ」等、心に刺さるメッセージが満載。時代と国境を超え多くの知識人に愛される時間術の名著、新訳! 解説・特典も充実。
原題 How to Live on 24 Hours a Dayの新訳!
かなり前の作品らしいが、今にも通じることばかりであった。巻末の解説で、昔の例えを解説してくれたので、さらにわかりや -
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Posted by ブクログ
これの感想時間が無くてかけてなかった。
読書垢をはじめてついに100冊目ということで、せっかくだから記念的ななにかを読みたいなと思い手に取ったのがモルグ街の殺人。
いまからおよそ200年前にかかれたというこの作品、今までまったく知識もないまま、名前だけりを知っている状態だったので、どんなものかお手並み拝見という気持ちで読み始めたものの、これだけの質のストーリーがこの時代にあったのかと、度肝を抜かれた。
ちょっと真相には笑ってしまったけれど、予想外の結末という本格ミステリさながらの締め方で個人的には好印象。
そしてこちらも史上初の暗号小説ということで黄金虫。
所謂シーザー暗号的なものだったけれど