河合祥一郎のレビュー一覧
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角川つばさ文庫版「ふしぎの国のアリス」が読みやすかったので、続編のかがみの国も読んでみた。
有名なハンプティ・ダンプティはこちらに出てくるのか。ストーリーというより、とぼけたキャラや言葉遊びを楽しむ作品かな、と思う。
あとがきが良かった。あとがきを読んでから白のナイトのくだりを読み返すと、ちょっと印...続きを読むPosted by ブクログ -
シェイクスピアの名言だけならネットを調べれば分かるが、言われた場面や関連する言葉が書かれている。おまけでは執筆順に作品とそのサマリーが並べられていて、名言を入り口にして作品に誘導しようとしている。Posted by ブクログ
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シェイクスピア全作品をこれだけコンパクトに網羅
、解説してくれるとは、初心者には感謝である。いきなり戯曲よりも、前もって物語の概要を押さえておけるので助かる。巻末の戯曲リスト、索引も役に立ちそう。Posted by ブクログ -
青空文庫で読んだペスト王を、もっと新しい訳で読みたくて借りた。収録されてなかったけど。
赤き死の仮面と黒猫とアッシャー家の崩壊は良かった。他は、好きな人は好きなんだろうけど、なんだか付き合いきれない感じがしてほとんど読み飛ばしてた。Posted by ブクログ -
4巻までしか出ていないので、7巻まで出てるのを探すのが筋です。
何故にこの様な中途半端なことするのだろう。
まあ、お好みで。
緑の縁の児童向けの版は、同じ翻訳者で最終巻まで出てますので
そちらがおすすめ。版元も同じ。 -
世界初の推理小説『モルグ街の殺人』
小学生のころの児童書で初めて読んだときは、意外な真相におおいに驚いたのを覚えています。今回改めて読んで、推理小説というもののかたちはこの時点ですでに完成していたのだと感じました。
狂気的な殺人現場、バラバラの証言、消え失せた犯人……。それを解くのは理屈っぽい名探...続きを読むPosted by ブクログ -
新訳2冊連続刊行。先月の「黒猫」に続いて本書がその2冊目。「黒猫」がゴシックホラー編で、この「モルグ街」は怪奇ミステリー編というテーマ分け。
このシリーズ、「作品解題」が丁寧なのに加えて、「ポーの用語」と「ポーの死の謎に迫る」というオマケボーナストラック的な読み物も充実(この部分だけで100ページ近...続きを読むPosted by ブクログ -
今まで読んだどのポーの翻訳とも一味違った雰囲気で面白く読んだのですが、訳者の河合先生のあとがきで「ポーの文章に込められた〈技巧〉を訳出することを第一に目指した」というお話しに、なるほど、と。
また、巻末についている作品解題とポーの生涯紹介に60ページ使っているだけあってとても丁寧。詩の押韻の型とか細...続きを読むPosted by ブクログ -
今更ながら初めて読みましたが、アリスの思考がぶっとんでてクラクラする。少女だし仕方ないけど同化はできず。夢野久作作品読んだとき以来の混乱。
好きなのはチェシャー猫。安全圏で引っ掻き回す役回り、好きです。Posted by ブクログ -
前半の3章はシェイクスピアの生い立ち、経歴。後半の4章はシェイクスピア劇の背景や特徴、思想について。
シェイクスピアが生きた時代について、シェイクスピアの家族や生活について知ることができるが、シェイクスピア作品さながら、固有名詞も多いので頭に入りにくいが、何となくは分かった。当時のことを知らない...続きを読むPosted by ブクログ -
本編を読んでいた時は不思議な世界をただ歩き回るだけの話で内容に意味は無いと思っていたが、実際のチェスに対応した話にしていると分かり鏡の国のアリスはより凄い作品に感じた。
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CSIでグリッソムが、口にするのがカッコいい!と思ったので、私も。
口にするシーンは、なかなかないけど、あれ?このフレーズはリスペクトしてる?と、思えるのが、楽しい。
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イギリスを中心とした文学史。残念な事に古典的名作を読まずに来てしまったので、大まかにでも作品に触れたいと思い若くないけど読んでみた。名の知れた大作が並び読んでみたい作品も多い。本として読んでいなくても古典的名作は映画化されている物が多く、映画の印象が頭に残っていたりする(原作に忠実かはさておき)。若...続きを読むPosted by ブクログ