河合祥一郎のレビュー一覧

  • 不思議の国のアリス

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    1866年刊行の児童向けファンタジーが現在まで残ってることがすごい

    訳し方によって違ってくるのかな

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    2021年08月14日
  • 若い読者のための文学史

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    エピックって言葉がある。日本語だと叙事詩。
    いろんな場面でよく聞く言葉。なんとなく意味は伝わるのだけど、なんでそんな偉大な文学ジャンルが今では書かれていないのか。
    叙事詩は、過去の偉大な時代を舞台として、壮大さが過去のものになってしまった哀しさを描くらしい。
    その意味では、アメリカから同じような作品が世に出ても、国として若すぎるために、叙事詩と認めることは難しいそう。

    社会の変化の中で生まれてきた(西洋)文学の流れを、なんとなく知ることができる。どんな環境からどんな文学が生まれてきたのか知ることは、作品をより楽しむのに良いことなんだろうと思う。
    いろんな本、ゆっくり読んでみたい。

    若くなく

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    2021年06月28日
  • オイディプス王

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    作者の後書きを見ると分かるのだが、英訳されているオイディプス王はたくさんあり、どれも解釈がばらばらだったそうだ。
    それに伴い、訳者はたくさんの文献を探し自分が納得のいくような日本語訳にしたそうだ。
    また、オイディプス王は元々は演劇に使用される作品であり、小説ではなく台本であったのだ。なので、日本語訳もそれに忠実に従いながら訳したようです。
    この訳者の丁寧な訳により、非常に読みやすく面白い作品となっていました。

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    2021年05月04日
  • 新訳 リチャード三世

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    文のリズムや言葉遊びが可能な限り訳出されているとのことで、劇の雰囲気を楽しめます。
    人物の名前がややこしくて少し苦労しましたが、詳細な注釈があったことでなんとか読み終えられました。

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    2021年03月30日
  • 若い読者のための文学史

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    お話のような語り口で、楽しく読める。
    (訳者あとがきにもあるように)確かに、え?サマセット・モームはなし?とか、アフリカは?韓国は?とかもあるが、ホメロスからファンフィクションや電子書籍まで触れてるのだから、多少の荒さは致し方ない。
    読みたい本、再読したい本がまた増える罪な本ではある。

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    2021年03月07日
  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    テレビドラマや小説、日常生活でもよく耳にしている『ドリトル先生』ですが、実は、ヒュー・ロフティングというイギリスの児童作家さんによって、第一次世界大戦後という古い時代に描かれた児童向けのシリーズ作品だったとは、恥ずかしながら知りませんでした。
    このブグログの新刊情報で、新訳の最新刊を見つけた時に、「ん!?ドリトル先生!?」と思い、気になり、ドリトル先生シリーズを調べました。
    そして、角川文庫から大人向けの新訳版が出版されたということにたどり着き、1巻を読んでみよう!と思いました。

    これがドリトル先生かぁ~
    想像以上に凄い先生だった!
    こんなに動物の言葉が話せて、世界中の動物から愛されていて、

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    2021年03月07日
  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    久々に心温まるストーリーを読んだ。もともとは子ども向けに書かれた本ではあるが、動物愛を優しく描いた本作は大人だからこそ、心を温かくしてもらえるのではないだろうか。動物好きの私にとって、出逢えて嬉しい1冊といえる。

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    2021年02月16日
  • 鏡の国のアリス

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    大人になっちゃったのかなぁ……チェスがわからないからなのかなぁ……、もう少し楽しみたかった。とはいえ、型破りな世界でも明るく勇敢に前進し馴染んでいくアリスは勇敢でかわいい。実在のアリスは成長し疎遠になりつつも、ルイスは子供の頃の彼女を楽しませたい気持ちに溢れているところが、同じく子供の感受性を持ち続けられない私をノスタルジックな気持ちにさせる。そこはいいなぁ。挿絵も良い。映像でも観たいし、ほかの翻訳でも読んで味わってみたい。まずは『不思議の国のアリス』から英語で読んでみよう!

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    2021年01月27日
  • 新訳 ナルニア国物語2 カスピアン王子

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    ナルニア国物語シリーズ、
    2冊目は新訳で読んでみた。
    つばさ文庫版の新訳ともすこし違うらしい。

    わたしは瀬田さんの訳が大好きだけれど、
    新訳の河合さんもよかったです。
    きちんと原作の雰囲気を残してくれているし、
    解説からも愛が伝わる。
    いまの子供たちは新訳と挿絵のほうが手に取りやすいだろうなあ。面白い作品なのでおすすめしていきたい。

    個人的にはゲド戦記よりは読みやすさがあるシリーズだと思う。あちら自分との戦いだしな、、。


    2冊目は「カスピアン王子」
    4兄妹の世界では1年しかたっていないのに
    ナルニアでは100年以上経過していた、という。
    前作で出てきたあの角笛で
    ナルニアに再び呼び戻さ

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    2021年01月20日
  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    ドリトル先生シリーズを初めて読んだ。
    なるほど、まさしく子ども向けのお話である。
    ドリトル先生自体は、優しくて思いやりのある人。だが生活力は低い。ほとんどの問題は周りの動物たちが解決する。しゃべる鸚鵡の賢さ、フクロウの聴力、犬の嗅覚など、動物の特性を生かした活躍が楽しい。
    新訳版は読みやすい。pattyのイラストはかわいらしく、今の子どもが読み進む助けになる。特にガブガブとジップが可愛い。まあ、原作のロフティングによる挿絵も味わいがあるのだが。
    ストーリー展開は荒唐無稽というか、スケールがでかい。基本的にはトラブルがあり、動物の力により解決、というパターン。
    ガブガブ、ダブダブ、ジップなど、動

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    2020年12月12日
  • 暴君 シェイクスピアの政治学

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    シェイクスピア研究の泰斗、と知っていた。
    でも、自分の予備知識なんていい加減。
    著者はアメリカ育ちで、所属もアメリカの大学。

    そう思って読むと、四章冒頭の暴君の性格は、もしかして有名なあの人に当て書きしたのかと思えてくる。
    (謝辞を見ると、その理解でよさそうだ。)

    取り上げた作品は、『ヘンリー六世』『リチャード三世』『マクベス』『リア王』『冬物語』『ジュリアス・シーザー』『コリオレイナス』など。

    これらの作品群を通して、暴君の特質、背景、そして周囲の人間のありようなどを分析する。

    リチャードは、絵にかいたような暴君。
    コンプレックスや愛情欠乏を権力で補償しようとする、ある意味わかりやす

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    2020年12月05日
  • 暴君 シェイクスピアの政治学

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    『ヘンリー六世』、『リチャード三世』、『マクベス』、『リア王』、『ジュリアス・シーザー』、『コレオレイナス』……。シェイクスピアは作家人生を通じて何度も〈暴君〉の有様を書き続けた。政治批判が直接命に関わるエリザベス一世の統治下で、シェイクスピアは〈暴君〉の政治をどう描いたのか。2020年の今につながる刺激的な一冊。


    北村紗衣先生と鴻巣友季子さんがアメリカ大統領選にあわせておすすめしていたので、絶対に間違いないと思い手にとったがやっぱり面白かった。
    グリーンブラットがこの本を書いた発端は2016年の大統領選でのトランプの勝利に絶望し、食卓で妻と息子に現代政治とシェイクスピア劇の〈暴君〉との類

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    2020年11月23日
  • 暴君 シェイクスピアの政治学

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    シェイクスピアといえば悲劇、くらいの認識しかなく、リア王・マクベス・ハムレットくらいしか読んだことがなかったが、「暴君」という切り口で鮮やかに切り取られた史劇群は非常に魅力的だと感じた。
    シェイクスピア作品自体の面白さを伝えながら、暴君が生まれ来るメカニズムを読み解き、現代において我々が直面しているものごととの連関を考えさせられる。

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    2020年10月31日
  • オイディプス王

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    高校一年生のとき(30年以上前)、担任兼世界史の先生が、この作品のあらすじをプリントで配ってくれて、衝撃を受け、ずっと記憶には残っていたものの、作品そのものは読んだことがなかったので、今回お気に入りの光文社古典新訳文庫で読んだでみた。
    紀元前にこんな込み入った話を書いて劇をしていた、というのは正直驚きだ。
    ギリシャ人が、「元祖ヨーロッパ人」面をして、EUから財政支援を受けてもまだ文化的には貯金がある、という感覚であるのも、気持ち的には分かるような気がする。かな。。

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    2020年10月21日
  • 新訳 夏の夜の夢

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    アブラゼミが姿を消し、ツクツクホウシとヒグラシが夏の終わりを告げる声を聞いて、滑り込むようにこの本を読んだ。日が落ちても暑さが抜けず、生暖かい夜風が肌を撫でる今日のような夜は、この作品の舞台にぴったりだ。

    若い男女たちが好きだの嫌いだのとやりあうところに、妖精たちが茶々を入れて一晩中の大騒ぎが始まるというドタバタ物語に、いつしか私も紛れ込み、彼らとともに賑やかな夏の夜の遊びを楽しむと、心なしか私の肌も汗ばんでくる。

    この本は、河合祥一郎氏の訳だが、この訳のすごいところは、わかりやすさとユーモアもさることながら、原文の押韻(ライム)をことごとく、日本語に訳しきってしまったところである。さらに

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    2020年09月21日
  • 新訳 ピーター・パン

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    ネタバレ

    改めてしっかり読んだことがなかったので手にとった。随所に使われる絵がとてもかわいくて上手い。

    ずっとピーターパンは3兄弟のところに現れたのだと思っていたけど、ピーターパンはウェンディのところに来たんだな(弟2人はおまけ)。
    ピーターパンは「おかあさん」のお話を聞きにきたという。ネバーランドの迷子たちも母を恋しがり、ウェンディは彼らのおままごとみたいな「おかあさん」になる。ピーターはおとうさん役。
    でもどんなにティンカーベルやタイガー・リリー、そしてウェンディが熱視線を注いでも、ピーターパンは恋を理解しない。第二次成長はダメなのか。

    この語り部は誰目線なのだろう?先にこれからの展開をバラした

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    2020年07月08日
  • 新訳 夏の夜の夢

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    シェイクスピアの喜劇。
    恋の甘汁により人間関係がはちゃめちゃになるが、最後はいい塩梅に落ち着き皆が幸せになる。
    妖精たちの劇はたしかに訳がわからずアマチュア感が強く感じられたが、楽しそうなギルドの集まりなのかな〜と想像が膨らむ。
    グローブ座で劇を見た後に読んだので、登場人物のイメージがしやすかった。
    当時は一人二役もよくある話で、そのおかげで劇だけではこんがらがっていた部分が本を読んで解けた。
    韻文が80%を占め、神秘的な表現が多く使われるこの作品は文学的だと感じた次第。
    わたしはハーミアの恋の捉え方、デミートリアスへの求愛の仕方がとっても正直でかっこいいと思った!

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    2020年02月17日
  • 新訳 ドリトル先生航海記

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    たくさんのお話があって、どこから読んでも楽しいです。
    ドリトル先生の家はまるで動物園のようで読んでいてわくわくします。
    私は、2話が1番面白かったです。笑
    ドリトル先生になって動物と話してみたいです。

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    2020年03月13日
  • 新訳 ロミオとジュリエット

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    シェイクスピアを立て続けに読んでみてるものの、さすがに30代も半ばを過ぎて、この内容はあまりに熱を持てず、早々にギブアップ。もっと若い時に読むべきでしたね。

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    2019年11月07日
  • 新訳 ドリトル先生アフリカへ行く

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    絵がかわいい!!かわいすぎる!
    ドリトル先生の妹がかわいすぎて驚きました。子供の頃に読んだ本の挿絵と違いすぎて衝撃。
    三年生の子どもが楽しく読みました。
    1人読みになれてきた子向けかな。
    物語が楽しいからというのが一番の理由としてあるのでしょうが、
    文の改行の感じが読みやすいみたいで、
    繰り返し読んでいます。

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    2019年10月03日