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ミステリーの原点がここに。――ポー新訳2冊連続刊行!
世界初の推理小説「モルグ街の殺人」、史上初の暗号解読小説「黄金虫」など全11編! 解説「ポーの死の謎に迫る」
彼がいなければ、ホームズもポワロも金田一も生まれなかった――世界初の推理小説「モルグ街の殺人」。パリで起きた母娘惨殺事件の謎を名探偵デュパンが華麗に解き明かす。同じく初の暗号解読小説「黄金虫」や、最高傑作と名高い「盗まれた手紙」、死の直前に書かれた詩「アナベル・リー」など傑作を全11編収録。ポーの死の謎に迫る解説や用語集も。世紀の天才の推理と分析に圧倒される、新訳第2弾!
【ポーの傑作ミステリー+詩】
世紀の天才のメジャー作から知られざる名作まで全11編
モルグ街の殺人 ”The Murders in the Rue Morgue” (1841)
ベレニス ”Berenice” (1835)
告げ口心臓 ”The Tell-Tale Heart” (1843)
鐘の音(詩) ”The Bells” (1849)
おまえが犯人だ ”Thou Art the Man” (1844)
黄金郷(エルドラド)(詩) ”Eldorado” (1849)
黄金虫 ”The Gold Bug” (1843)
詐欺(ディドリング)――精密科学としての考察 ”Diddling” (1843)
楕円形の肖像画 ”The Oval Portrait” (1842)
アナベル・リー(詩) ”Annabel Lee” (1849)
盗まれた手紙 ”The Purloined Letter” (1844)
作品解題
ポーの用語
ポーの死の謎に迫る
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Posted by ブクログ
ポー傑作選の2冊目です。
『モルグ街の殺人』『盗まれた手紙』は既読でしたので、お初で鮮烈な印象を残したのが『ベレニス』でした。
なんとも一筋縄ではいかない語り手に辟易しましたが、そのラストといったら……!
これまでに似たようなシーンはいくつも目にしましたが、その原点がここなのではと感じました。それほど、後の表現者に与えた影響は大きかったのではと思います。
有名な『黄金虫』も気になっていたので読めてよかった!
英語でひもとく暗号なのでピンとこない部分も多かったですが、この解き方もあちこちで引用されているのでは。
そして前巻に続き、訳者・河合祥一郎氏による書き下ろしの読み応えがすごい。
なかでも「ポーの死の謎に迫る」は、関係者の証言や伝記作成者の意見を丁寧にひもといており、一編のミステリーに相当するほど。実に興味深く読みました。
ストーリーもさることながら、私はポーの作品が醸し出す、時代がかったゴシック調の雰囲気に強く惹かれます。
ミステリーやホラーといった一つのジャンルにとらわれない、破滅へと向かう美しさ、それでいてギリギリのところで崩れない絶妙なバランス。
この世界観に浸りたくなった時、きっと再びポーを手に取るのだと思います。
Posted by ブクログ
ポーの作品といえば、史上初の推理小説と言われ、表題にもなっている「モルグ街の殺人」が有名で、実際読んだことがあるのはその作品だけだったけど、他の作品を読んでみてこの著者の後世に与えた影響の大きさがよくわかった。
特にホームズシリーズを連想とさせる記述が多く、「盗まれた手紙」はボヘミアの醜聞を彷彿とさせるし、ホームズシリーズで好きだった「踊る人形」は思い切り「黄金虫」の暗号解読術を引用していたのでびっくり。
江戸川乱歩的な怪奇さもあり、なるほど魅力がある推理小説家です。
ただ、途中に何個か挟まれている詩の必要性がまったくわからない...。
Posted by ブクログ
これの感想時間が無くてかけてなかった。
読書垢をはじめてついに100冊目ということで、せっかくだから記念的ななにかを読みたいなと思い手に取ったのがモルグ街の殺人。
いまからおよそ200年前にかかれたというこの作品、今までまったく知識もないまま、名前だけりを知っている状態だったので、どんなものかお手並み拝見という気持ちで読み始めたものの、これだけの質のストーリーがこの時代にあったのかと、度肝を抜かれた。
ちょっと真相には笑ってしまったけれど、予想外の結末という本格ミステリさながらの締め方で個人的には好印象。
そしてこちらも史上初の暗号小説ということで黄金虫。
所謂シーザー暗号的なものだったけれど、ぎりぎり素人にもわかる暗号を、宝探しのための暗号として作ってあるから、これは当時子供たちにも人気だったのかなと思ったり。
この方の翻訳は三部作になってるようなので、1と2もいずれまた。
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