河合祥一郎のレビュー一覧

  • まじめが肝心/レイディ・ウィンダミアの扇

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    アーネストくんには秘密があった。それは素性を偽っていること。友達のアルジャーノンにはそれでイジられるし、大好きなグウェンドリンと結婚できるかわからない…さあどうなるアーネストくん!

    元々この話を英語で読んでて大好きだったので、日本語で正しく読むとどうなるか楽しみ半分不安半分だったけど、結論としてはやっぱり面白かった!この本には削られたシーンも入ってて興味深かった。やっぱりいい物語だ!
    レイディウィンダミアも初めて読んだけど、レイディウィンダミアが可愛かった♪

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    2026年07月19日
  • オイディプス王

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    テーバイ国のライオス王は神から「お前は自分の子に殺される」と神託を受ける。怖くなったライオス王は生まれたばかりの息子オイディプスを野獣がうろつく山奥に捨てる。捨てられたオイディプスは羊飼いに助けられて、子のいないコリントス王に献上される。オイディプス、コリントス王子として育てられ成長。ある日、オイディプスは神から「お前は父を殺し、母と交わる」と神託を受ける。オイディプス、おぞましい神託を回避しようと隣国テーバイ(じつは生まれ故郷)へ逃げる。途中、傲慢な老人に会い、侮辱されたので殺した。それが父ライオスだったが、オイディプスは知らない。テーバイに入り、スフィンクスを退治した功から、オイディプスは

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    2026年07月13日
  • 新訳 ドリアン・グレイの肖像

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    これまで読んだ19世紀文学の中で、一番サスペンシブなエンタメとして楽しめた。しかし、文学的な深みもきっちりあり、世紀末の頽廃的な審美性を押し出しながら、リアリズムとロマンチシズムを見事に融合しためっちゃいい小説だった。

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    2026年07月13日
  • 新訳 まちがいの喜劇

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    短いのに満足感がある。役者さんによって日本語でも違和感なく韻を感じられるようにしてあって大変ありがたい。実際に上演されるなら舞台でも観たい。

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    2026年06月26日
  • 新訳 タイタス・アンドロニカス/ファヴァシャムのアーデン

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    この本は、「タイタス•アンドロニカス」、「ファヴァシャムのアーデン」そして「あとがき」の3篇を楽しめます。

    確かにすぐ殺したり、残虐な場面が多かったり(タイタス)、ちょっと下世話な表現があったり(アーデン)と、シェイクスピアらしくない作品ゆえ、長年正式にシェイクスピア作と認められなかったそうです(アーデンが最終的に認められたのは2016年!)

    かなり初期の作品のせいか、よく言えばジェットコースターのようなメチャクチャな展開で、2篇ともすごく面白いです!
    悪く言うと、他の有名なシェイクスピア作品のような格調の高さはあまりありません。
    でも、身分を問わず、一般大衆が楽しめる戯曲として書かれたも

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    2026年06月14日
  • オイディプス王

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    戯曲を読むのは、リア王以来の2作目。
    紀元前の作品はいかなるものか、と思いつつ手に取るも、その完成度の高さに驚いた。
    舞台上で演じられる様子を想像しながら読む。

    ソポクレスは、アイスキュロス、エウリピデスとともに古代ギリシャ三代詩人の一人。
    「オイディプス王」は、ギリシャ悲劇を代表する最高傑作と言われているそうな。

    国が疫病や飢饉にみまわれ、伺いをたてたアポロンからのお告げは、先王を殺した犯人を罰せよと。
    オイディプス王は国のために犯人を探すも、予言者や出身国の使者の言葉によって混乱し、真実を知る。

    短いのによくできている。
    劇場で見たら、さぞや心震えることだろう。
    活字ですらそうなのだ

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    2026年06月07日
  • オイディプス王

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     エディプスコンプレックスからオイディプス王のあらすじは知っており、それで知っているつもりになっていたが、本翻訳にて原点の物語を受け取り、なんて面白くそして悲しい物語であったのかを十二分に受け取った。結末を知っていたとしても、登場人物たちの葛藤がドラマを生み、ハラハラさせられる。そして皆誰かのためにかくしごとをするが、無情にもその想いは裏切られる。本当に好き。

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    2026年06月06日
  • 新訳 赤毛のアン

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    たまたまNHKでアニメがやっていてチラッとみたらとても面白かったのでこちらの本をお迎えしました。
    ページをめくるたびに心が優しい気持ちでいっぱいになる、
    そんな素敵な作品です

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    2026年04月15日
  • ポー傑作選3 ブラックユーモア編 Xだらけの社説

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    ポー傑作選、ブラックユーモア編
    見事なブラックユーモア
    なかなか難しいところもあったけど
    河合祥一郎さんの翻訳が見事で
    楽しく読めた
    カバーのロートレックの絵も素敵です
    三冊のポーを堪能したこの数日
    満足!

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    2026年03月12日
  • ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人

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    有名な
    「モルグ街の殺人」
    「黄金虫」
    などの怪奇ミステリー編
    いままで何度も耳にしていたのに
    モルグ街の殺人などは
    こんな話だったとは知らなかった
    いままでなんて損をしていたか‥
    解説などから
    ポーはさまざまな出来事を
    皮肉ったり、参考にしているらしい

    ポーの死の謎が
    時系列で書かれていて
    これもまた
    謎解きのようになっている
    最後まで、自らの死さえも
    謎解きの題材にしてしまうとは
    まったくすごいです
    まあ、本人はそんなつもりもなかったかも
    ですが‥

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    2026年03月07日
  • ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫

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    初のエドガー.アラン.ポー作品
    ゴシックホラー編だけあって
    めちゃくちゃホラーでした
    ゾクゾクして
    なんだか心地の良いホラー
    と言おうか‥

    以前から読みたかったのは「大鴉」
    『ありはせぬ』の言葉が
    心地よく韻を踏む
    この朗読の動画が多数あるらしい

    いままでなぜ読まなかったか
    悔やまれる
    ポーの世界にのめり込みそうです




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    2026年03月04日
  • オイディプス王

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    ネタバレ

    自分で自分の首をじわじわと絞めていく物語に、ドキドキハラハラした。
    初めてこういう本を読んだがとても面白かった。

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    2026年02月25日
  • 新訳 アテネのタイモン

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    ああ、神々よ!
    むこうにいるあの落ちぶれ蔑まれた人は、わが主人か?
    あんなに痩せ衰えて? ああ、誤ってなされた
    善行の驚くべき記念碑ともいうべきお方!
    とことん困窮すると、名誉がこんなにも堕落するとは!
    あんなに気高い人をこんなにも貶めるとは、
    友達ほど忌まわしいものがこの世にあろうか!
    「汝の敵を愛せ」とは、まさに
    今の時代にふさわしい教えだ。
    警戒すべきは、友達面をして害をなす者。
    むしろ害をなしたがる敵こそ愛したいもの。
    ──第四幕第三場

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    2026年02月21日
  • 新訳 十二夜

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    初めて十二夜を読みました。
    きっかけは恋に落ちたシェイクスピアの観劇でしたが、さほど長くないのもあって一気に読めました。
    声に出して読みたい台詞がたくさんあって面白かったです。

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    2026年02月18日
  • 新訳 冬物語/シンベリン

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    冬だからと気軽に手に取り読みましたが、個人的にはこの2つのロマンス2作品はシェイクスピアの作品の中でも大好きな作品となりました。特にシンベリンは名前も知らなかっただけに尚、出会えて良かったと思いました。

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    2026年01月19日
  • 新訳 大いなる遺産 下

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    人はどのように生きれば幸福を手に入れられるのか。人を思いやり、愛することで相手も自分も救われる。ディケンズが一貫して伝えたかったことはここにあると感じる。
    しかし人間は生まれた境遇や成長する環境で間違いを犯し、地位や財ばかりに気を取られ、本当に大切なことに気付けず、もしくは後悔しながら最期を迎える人もいる。そういった厳しさも本作品は登場人物を通してまざまざと突きつけてくる。
    150年以上もこの作品が読まれ続けるのは、他者を愛することで自分も愛され、幸福を手に入れられるという普遍的なことがテーマであるからであると思う。

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    2026年01月11日
  • 新訳 オセロー

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    「学校では教えてくれないシェイクスピア」(北村紗衣)を読み進めるために。
    素晴らしかった。
    でも、シェイクスピアに興味があるのは、小学館の文学全集で、リア王とかを小学生のときに読んだからかも。60年以上も生きてると、イギリス、イタリアetc.に行ったり、差別や偏見とは無縁ではないという経験もあって。
    この本でこそ感じられるシェイクスピアの奥深さに、すっかりハマってしまいました。

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    2026年01月05日
  • 不思議の国のアリス

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    あーーーーーー!!!だいすき!!!!!
    ディズニーの不思議の国のアリスの何もかもが小さい頃から大好きで、原作も拝読。
    私の好きな世界観がすべて詰まっていてもう本当に大好き。アリスの勇敢さや言葉遊びなど見ていて楽しい。私の英語学習のモチベでもある作品です。早く原作読めるようになりたい.....
    また違う訳者の作品も読みたいなぁ。

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    2026年01月05日
  • 新訳 ドリアン・グレイの肖像

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    難解な原文をみごとに訳してくださったと思う。
    さまざまな作家さんの訳を読み比べたが、結末の一文はやはりこの新訳が最も好き。

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    2025年12月26日
  • 暴君 シェイクスピアの政治学

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    読書会でおすすめされた本。
    1590年代から劇作を行っていたシェイクスピアは「どうして国全体が暴君の手に落ちてしまうのか?残酷で狡猾で衝動的で、明らかにふさわしくない指導者であっても、人々を魅了するのはなぜか?」という問題を戯曲を通して語った。本書はそんなシェイクスピア戯曲を通して、現代にも通じる社会問題について書かれている。

    当時のイングランドの統治者エリザベス一世で、わたしも歴史的には漠然とした流れしか知らなかったのですが、当時の社会情勢の危うさ、王位継承の複雑さ、カトリックとプロテスタント争いなども書かれているので世界情勢も分かりやすかったです。
    シェイクスピアの時代は「統治者を批判す

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    2025年12月24日