河合祥一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビアズリー展のミュージアムショップで購入し、展覧会の余韻に浸りながら帰りの新幹線で読破。
そう、今こそその口にキスをするわ、ヨカナーン。
……ああ!ヨカナーン、ヨカナーン、おまえだけなのよ、私が愛したのは。
同じ言葉の繰り返しが多用されていてサロメの激情がひしひしと伝わってくる。きっと劇で見ると迫力がもっとあるんだろうな。
オスカー・ワイルド本人はビアズリーの挿絵を「日本的だ」と嫌っていたみたいだが、サロメの退廃的で耽美的な世界観にはビアズリーの美しく繊細ながらも不気味な絵柄が合うな…と思ってしまう。
訳者あとがきも面白かった。フランス語の二人称の使い分けと心理的距離の変化が連動してる -
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Posted by ブクログ
ネタバレ小さい頃に観ていたディズニー作品と原作とでは受ける印象や纏う雰囲気が微妙に違って面白かった。
夢の中にいる様な感覚。へんてこりんな会話の中に言葉遊びがたくさんあって面白い!(自然な翻訳に驚き!)でもそれが唯一無二な世界観を作ってるなと思ったし、チェシャ猫が文学や医療の比喩表現に使われているのを知って、不朽の名作だなと感じた....
へんてこりんすぎてスラスラ読めないけど魅力的なキャラクターばっかりで愛着が湧く!
「みんながよけいなおせっかいを焼かなければ世界は動くって!」
藪をつついて蛇を出す 的なことなのかな?
「鏡の国のアリス」の方も読んで他のキャラクターに会いに行きたいな... -
Posted by ブクログ
ネタバレ誰もが一度は夢見るどうぶつとのお喋り。どうぶつそれぞれの特徴が性格にうまく反映されていて、ドリトル先生含めてひとりひとり癖が強い。力を合わせて困難を解決する方法も面白い。ボクコチキミアチはアフリカに帰ったのかなぁ。
差別意識というものは児童書の中にも根付いていて、王子の願いのくだりは悲しいものがあったけど、これを上手に子どもに伝えるにはどうしたら良いんだろうな。原作改変や抹消は問題を本質的に捉えられなくなるから後世にとってマイナスになると考えてるので反対派だけど、だからこそ伝え方には気を配らなけりゃいけないなと思う。
ももろさんの挿絵がものすごーーーくカワイイっ! -
Posted by ブクログ
ナルニアの始まりの物語!
1巻で出てくる白の魔女も出てくるのが面白い
そしてタイトルにある魔術師のおい、成程…この少年が今後こんな形で!って驚かされる
自称魔術師?の叔父のせいで、異世界に飛ばされた友達の少女を助けに行く甥っ子のディゴリー
到着した先は、地球ともナルニアとも違う空間
なんだか穏やかな気分にさせる場所みたい
試行錯誤の末にさらに別の場所へ飛ぶと、そこは暗く怖い世界
そこで目覚めるは未来の白の魔女!
その白の魔女が……正直面白すぎる
実際に目の前にしたら怖い存在なんだろうけれど、言ってることややってる事が面白い笑
そんなヘンテコな存在が地球に来たら……そりゃ浮くだろう!
その浮いた -
Posted by ブクログ
1巻2巻で活躍したあの子達の空白の時間も読めて楽しい
あの兄弟姉妹のスーザン、エドマンド、ルーシー
兄のピーターは遠征中で名前だけの登場ではあったが…
彼らが初めてナルニアに来た時代、女王と戦ったあとどんな風に生活していたのかとは思っていたけれど、生活を覗けて良かったなー!
そしてナルニア以外の国…結構あったんかいとちょっと驚いている笑
そっか、国なら他の国もあるかぁって
ただ兄弟姉妹がいた時代にも他の国はある程度文明が発展していて人間の営みがあったのだなと
そして動物喋らないんだなーっていうのには驚く
今作の主人公は少年と喋る馬
カロールメン国にいた少年は、その国の者と肌の色が違う
少年