河合祥一郎のレビュー一覧

  • マーシーとスフィンクスのなぞ

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    ネタバレ

    マーシーが自分の怖がりでお父さんをがっかりさせてしまったと悲しくなる前半は胸が痛いけど、エジプトの神々に相対する冒険の後半は知恵と月の神トートとの取り引き、太陽神ラーの船への潜入、スフィンクスの中での救出劇…と次から次にワクワクドキドキ胸踊る展開が待っている。
    マーシーが考えたラーの目を手に入れる方法は怖がりを疑うレベルの大胆さ!w
    個性的なあの世の神アヌビスやネコの神バステトも登場して摩訶不思議な古代エジプトワールドにたっぷり浸れたなぁ。
    8歳息子も背景の壁画や絵の動きを見逃さず、物語と一緒に楽しんでいた。

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    2024年08月06日
  • シェイクスピア 人生劇場の達人

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     本書はシェイクスピアの生涯や喜劇、悲劇それぞれの特徴やポイントとなる部分を列挙する。シェイクスピアは数々の作品を生み出したたぐいまれの才能を持ったが、貴族出身でないことや本が希少だった時代に幅広いジャンルを扱ったことから、シェイクスピアの人物像は謎に包まれた。実際、依然として謎の部分はあるが、本書を読むと、ある程度の情報はつかめる。作品の背景知識については、シェイクスピア作品の出版に関わった友人のリチャード・フィールドが重要で、彼のつけで、過去の歴史に精通できたと著者は言う。また妻のアン・ハサウェイや友人の情報から、シェイクスピアは卓越した才能を持っており、複数人説を否定する。
     またシェイ

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    2024年07月05日
  • 金より価値ある時間の使い方

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    イギリスで中産階級向けに書かれた本とのことで、河合祥一郎の妙訳もあってか、さくらももこや土屋賢二のエッセイのような、くだらなさと実用性ある話が展開されていて面白い。

    24時間は皆に平等に分け与えられる。仕事の時間で疲労困憊なんて勿体無いことを言わず、仕事の後素敵なデートをするなら頑張れるように、普段からちょっと時間をとって、有意義な時間の使い方をせよーーー

    古代ギリシア、ローマの時代から、現代でも通用する、時間をどう使うか、というテーマについて語る小編で、よくある話だが読みやすく面白かった。

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    2024年06月16日
  • 新訳 アテネのタイモン

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     本作は内容の筋の粗さや不備の多さから、シェイクスピア作品のなかでも問題作とみなされる。それでも、財産とそれにまつわる人間関係の亀裂と裏切り、借金と自己破産など、現代社会にも当てはまる内容を扱っている。そのため、たとえ内容そのものに問題があるとしても、テーマそのものは、資本主義社会を生きる人々にとって考えさせられる。

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    2024年06月02日
  • 100年後も読まれる名作(1) ふしぎの国のアリス

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    苦手意識の強いこの作品を理解しようと思い購入しました。
    アリスの描写が可愛い。字が大き過ぎて読むのが大変でしたが、字を覚えたての子どもには良い本だと思います。

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    2024年06月02日
  • 金より価値ある時間の使い方

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    同著者の、自分の時間〜1日24時間でどう生きるか、と同じような内容の本です。
    こちらの方がページは少ないですが、文体や章立てが小説っぽく、わたしは読むのに時間がかかりました。ビジネス・自己啓発をよく読む方は、上記別本の方が読みやすいと思います。

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    2024年04月16日
  • ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫

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    ネタバレ

    エドガー・アラン・ポーの「黒猫」は、ゴシック文学の中でも特に傑出した作品です。この物語は、酒に溺れた男が愛猫を殺害し、その後、罪悪感と恐怖に苛まれる様子を描いており、ポー特有の暗く、緊張感あふれる筆致が色濃く出ています。

    物語はかつて優しかった男が酒乱となり、愛猫プルートに暴力を振るうところから始まります。彼の行動は次第にエスカレートし、最終的には猫を殺してしまいますが、その行為が彼の運命を狂わせることになります。新たに現れた黒猫は、前の猫とそっくりでありながら、一つ違いがありました。その猫は胸に白い斑点を持っていたのです。

    この物語を読む際、私は、主人公の精神の崩壊を目の当たりにして、彼

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    2024年04月16日
  • NHK「100分de名著」ブックスシェイクスピア ハムレット 悩みを乗り越えて悟りへ

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    ハムレット本編を読む前に参考資料として読破。古典に全く縁のなかった自分としてはこの本はかなりありがたい。
    ハムレットに関する様々な解釈や論争がある事は全く知らず、決して長いとはいえないこの本によくこれだけの読み方の幅があるものだなぁと感じだが、その疑問はこの本を読んだ後ハムレット本編を読む事で納得がいった。

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    2024年04月16日
  • 金より価値ある時間の使い方

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    感想
    どのように時間を使うか。自分のしたいことを決めて今日1日でそこにどれだけ近づいたかを毎日考える。それだけで平均を超える人生を送れる。

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    2024年04月05日
  • 新訳 アンの青春(下) 完全版 -赤毛のアン2-

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    ネタバレ

    新訳下巻。今まではアヴォンリーの美しい自然のみが描かれていたが、未曾有の災害が起き、自然はただ美しいだけではなくこうした災害ももたらすものであると描かれた。上巻の時も書いたが双子の片割れのディヴィーは正直に言って、躾という以前の問題を孕んでいるような気がする。ある日、アンとダイアナは隠遁生活を送るミス・ラベンダーと出会う。ミス・ラベンダーも若い頃に好きな人と喧嘩別れしたというマリラと似たような身の上だが、二人にはほとんど交流がなったようだ。災害後、アヴォンリーでは様々な変化が起きる。隣人のハリソン氏の元には妻が住み、グリーンゲイブルズにはリンド夫人が住むことになった。昔の友人達にも結婚話が出て

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    2024年03月26日
  • 不思議の国のアリス

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    アリスの世界観は世界で一番完成されている”可愛い”だと思っている。活字のみでも想像力で補える限界の不思議を表現していて、それにキャラクターのビジュアルで肉付けしても、必要以上に解像度が上がらず、不思議のまま完成した唯一無二のもの。いつまでもあの世界を虚構として認識しない少女でありたい。

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    2024年03月25日
  • 金より価値ある時間の使い方

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    人生を充実させるための啓発本。人生をより良くするためには勉強や内省が必要であり、そのための時間をどう作り出すかが書かれている。P37〜P38にかけての件は確かにそうだよね、となる。「時間がない」「疲れている」は単なる言い訳であると思い知らされる。

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    2024年03月16日
  • 金より価値ある時間の使い方

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    本書は、時間を有効に活用する時間術についてのエッセイである。
    正直、時間術について学ぼうと思えば、得られるものは少なかった。ネットや本で見たことある内容ばかりだったように感じた。
    しかし、格言にしたいフレーズはいくつか見つけることができた。

    【集中力がなければ──言い換えれば、脳に何を考えるかを命じ、命じたとおりにさせる力がなければ──本当の意味で人生を生きることなど不可能だ。(7章より)】

    集中力を生み出すための方法は、自身が集中できる所作や環境作りをすることだと思う。結局、これらの行為は自分の脳を操ることであり、ひいては自分が望む人生を生きることにつながることだと、再認識させられた。

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    2024年03月02日
  • 新訳 ナルニア国物語1 ライオンと魔女と洋服だんす

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    6歳息子、そろそろファンタジーもイケるのでは……と思い、とりあえずナルニア。総ルビありがたい。

    黙読してもらおう、と目論んでいたのだけど、「読み聞かせてほしい」と言われた。6日ほどかけて読み終える(7日目は休まれた)。

    子供時代、父親から「ナルニアは面白いから読んで!お父さんは100回は読んだ!!」と言われて手に取ったものの、何が面白いのか真剣によく分からず(ゾロリのほうが面白かった)、1回読んでポイッとしていたナルニア。

    今回読んでも、親的には「ストーリーの作りが雑」という思いが去来した(アスランの「古の魔法よりさらに古い魔法」の箇所でズコーしてしまった)。

    が、息子は大興奮。読み終

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    2024年02月29日
  • 不思議の国のアリス

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    支離滅裂、でもなんだかクセになる
    ユーモラスな言葉遊びと不思議な世界観に没入

    --- この本を読んだ経緯 ---
    ・言わずと知れた名作であることは認知していつつも未履修だったので、教養のためにもと思い今更ながら一読しました。


    --- 感想 ---
    ・アリスはあっけらかんとした性格だったから良かったですが、自分がこの世界に行ったら打ちのめされてしまうんじゃないかと思うくらい登場人物たちは優しくないです笑

    ・ただ、そんなおかしな世界でも、韻を踏んだリズミカルな詩があったり、ユーモア溢れる言い回しが多いので、ポップ感と不気味さが混ざりあったなんとも癖になる物語でした。

    ・台所では怒鳴り散ら

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    2024年02月27日
  • 金より価値ある時間の使い方

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    隙間時間に勉強して教養を高めれば、人生が豊かになる、と言っている。読み継がれている古典は、何よりだ、と。

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    2024年02月12日
  • 金より価値ある時間の使い方

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    本屋でネーミングに惹かれて購入。薄い本なのであっという間に読完。今から100年以上も書かれたものだけど、人間にとって大切なことは今と変わらない。「人よ汝を知れ。」今年はこれをテーマに生活しよう。

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    2024年01月13日
  • 金より価値ある時間の使い方

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    時間の使い方次第で幸福になれるよという内容。時間の使い方ノウハウというよりは
    人生を豊かにする知恵が書かれていました。
    共感できた箇所を少しご紹介します。
    ・人よ汝を知れ
     自分の限界を知り、性格を知り、心を知り
     どんな人生を送りたいかを知るということ
    人は頭で考えて行動しているつもりでも、実際理性は意外に働いていない。かなり本能的に生きている。
    ・原因と結果を常に把握すること
     どうしてそうかるかがわかれば、人生は面白くなる
    ・物知り顔の気取り屋
     自分は人より知識を持っているかのように振る舞う人間にはならないこと

    現代は効率化進み、自分の自由な時間を生み出すことができる時代になったのに

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    2024年01月13日
  • 不思議の国のアリス

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    有名な作品ですが、きちんと読んだことがなかったので手に取りました。
    話のテンポが早くて読みやすかったです。
    登場人物も個性的で飽きません。

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    2023年12月30日
  • 鏡の国のアリス

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    『鏡の国』はチェスゲームと連動しているらしく、全くチェスを知らない私にとっては……なぜ駒がそこに動くのかが分からなかった。
    注釈には「正式なゲームではこうなる」みたいな事が書かれているが、それがさっぱり理解できない。
    けれど、物語はチェスゲームを知らなくても読み進めることが出来る。
    読み直したいかと言われたら……もうお腹いっぱいなのでごちそうさま。な気分。



    こちらも「不思議の国」と同じく夢オチ……のようなのだけれども、自然に現実に統合されて行くので、章タイトルに「めざめて」がなかったら、どうなったのだろう?と考えてしまったかもしれない。

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    2023年12月12日