河合祥一郎のレビュー一覧
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ネタバレ「『マクベス』って、結局どんな話だったっけ?」
日本人は意外と知らない。しかし欧米人は、誰もが知っている。
究極の教養──それが、シェイクスピア!
40作品すべてと詩作品について、「あらすじ」「名セリフ」
「作品のポイント」「登場人物関係図」をわかりやすく掲載。
つぎのセリフは、どの作品にあるものかわかりますか?
「最悪だなどと言えるうちは、まだ最悪ではない」
「弱き者よ、なんじの名は女」
「何事にも潮時というものがある」
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」
「まことの愛の道は、けっして平坦ではない」
「まずは、信じる心をもっていただかなければなりません」
「慈悲とは、無理にしぼ -
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子供の頃に岩波書店発行の井伏鱒二訳を読んだことがありましたが、内容を忘れてしまい、新訳があることを知ったので、こちらを読んでみました。
まず、挿絵が可愛くて、びっくりです。手元にある子供の頃に親に買って貰った岩波少年文庫版と比較すると、ドリトル先生の妹のサラや、バンポ王子がもの凄く可愛い絵になってます。
個人的には新訳のイラストが可愛くて気に入ってます。(ポリネシアのパラパラ漫画付き!)
訳自体も分かりやすくなっていて読みやすかったです。ただ、新訳で「ボクコチキミアチ」となっていた動物の訳は、井伏訳の「オシツオサレツ」でも良かったかなぁ、と思います。
また、人種差別問題に関係する表現につ -
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財産のない情熱家バサーニオは、噂に名高い女相続人ポーシャに求婚するために金が必要だった。大商人アントーニオは、この若い友人のため、航海中の全財産を担保にユダヤ人金貸しシャイロックから大金を借りる。シャイロックは無利子で融資するといった――ただひとつ、「期限を破った場合は、アントーニオの胸から肉一ポンドをもらう」と条件をつけて。
2005年秋に映画『ヴェニスの商人』公開に合わせて出たもの。
すばらしい訳だと思います。シャイロック、アントーニオ、バサーニオ、ポーシャ、それぞれの人物像に口調がぴったり合っている。
これを小田島訳で読んだのは映画公開のころだったし、映画もこのところ観返してい -
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言わずもがな、シェイクスピア不朽の名作です。
話の大筋は知っていたのですが、本として読んだのは初めてでした。
最初、時代背景に少し戸惑いました。が、脚注やあとがきなどで、その辺は充分補完されているので問題ありません。
内容的には、今や定番化した「叶わぬ恋」の物語です。
しかしこの「今や定番化した」という既視感が厄介で、どうしてもありふれた物語に感じざるをえません。
それは恐らく、現代の悲劇の大半が、この物語のオマージュであるということが一番に挙げられるでしょう。
ですから、当時の人達がこの物語を見た時の感動を、現代人が感じるということは非常に難しいのではないでしょうか。
そうい -
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ネタバレ本編は全体の半分を少し過ぎたあたりで終わり、その後に翻訳者による解説や、文中で紹介されていた『詩一般について』の概要が続いていた。さらに、『詩一般について』の最後で触れられていた「セルマの歌」の夏目漱石による訳、そして最後にはシェイクスピアの名言が掲載されていた。
夏目漱石の訳は何が書かれているのかほとんど理解できず、最後まで読み通すだけの忍耐力は自分にはなかった。一方で、最後に載っていたシェイクスピアの名言には「なるほど」と思わされるものが多く、素直に共感できた。
肝心の本編については、翻訳者による文章だからか、言い回しに少し独特さを感じる部分があった。また、書かれている内容自体も、特別