河合祥一郎のレビュー一覧

  • 不思議の国のアリス
    石川澄子の訳を見た
    ほんとに不思議の国の住人たち。想像力が欠如したのか概念が固定されてきたのかあまり楽しめなかった。
    子供の頃に読んだらどうだったのか、英語版を次はよんでみたい
  • 鏡の国のアリス
    『鏡の国のアリス』は、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(1832~1898年)が、ルイス・キャロルのペンネームで発表した『不思議の国のアリス』の続篇ともいえる作品である。
    『不思議の国』は、キャロルが、オックスフォード大学在学中に所属していた学寮の学寮長の娘であるアリス・リドルのた...続きを読む
  • 新訳 お気に召すまま
     “All the world's a stage. And all the men and women merely players." でお馴染みの、シェイクスピアの、最後は大団円で終わるドタバタ恋愛劇。
     登場人物は他のシェイクスピア劇に比べても特別多いという訳でもないけど、やっぱり一生懸命...続きを読む
  • 暴君 シェイクスピアの政治学
    正直、シェイクスピア作品に明るくない私はあんまりついていけていなかったと思うが、もう10年以上見ている舞台の2幕冒頭シーンがどういう意図をもってつくられた場面なのか、やっとわかった気がして嬉しかった。
    ついていけないながらになんとなく既視感を感じつつ読み進める中で、make England grea...続きを読む
  • 暴君 シェイクスピアの政治学
    シェイクスピアの各作品での「暴君」の描かれ方をうまく抽出してあると感じた。
    項目立てが絶妙なのか、各論的になりすぎず、一貫した書きぶりで読みやすい。
    シェイクスピア作品に目を通したうえで再読してみたい。
    トランプ政権誕生を明らかに意図しているはずだが、本文に指摘のシェイクスピアのやり方と同様、「直接...続きを読む
  • 暴君 シェイクスピアの政治学
     最高権力者の心に宿る矜持と巣食う不安。最高権力者は、最高権力者がゆえに常に孤独である。自らの地位を危うくすることには誰よりも神経質で、その不安が抑えきれないほど強くなれば、暴君となる可能性が高まる。最高権力者には、権力にすり寄ってくるものたちが多く出て、その追従は、権力者に自信と自己満足をもたらす...続きを読む
  • 不思議の国のアリス
    アニメとはまた違った感じ。
    世界観がいいですよね。
    みんなわがままでもなんとか成り立っている感じ。
    どういう風に思いつくのだろうか。
  • 不思議の国のアリス
    『不思議の国のアリス』は、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(1832~1898年)が、ルイス・キャロルのペンネームで創作した児童小説である。キャロルが、オックスフォード大学在学中に所属していた学寮の学寮長の娘であるアリス・リドルのために即興でつくって聞かせた物語がもとになっており、...続きを読む
  • 不思議の国のアリス
    幼い少女であるアリスが語り手だからなのか終始よくわからず、脈絡のないストーリーだった

    有名なあのシーンはこれかなどの発見は多かったか正直何故この作品がこんなにも有名なのかわからない
    わからないが故に気になってしまう

    解説や考察などに目を通したり、英語版で読んでみたりと別のアプローチをしてこの本の...続きを読む
  • あらすじで読むシェイクスピア全作品
    「じゃじゃ馬ならし」や「から騒ぎ」や「真夏の夜の夢」など、普通生活しているうえでもよく聞く言葉の内容を知りたかった。
    シェークスピアの全作品を網羅してしるので、手軽に知りたい人には良い。
    登場人物が多いので、何度も前のページを見返さないとわからなくなる。
  • 不思議の国のアリス
    最初の辺りは、あまりにも「へんてこんて」過ぎて、正直「何この本!?」と困惑しながら読み進めましたが、それに慣れてくると、この「へんてこんて」加減がくせになる。

    会話はすべて一方通行でキャッチボールにならないし、まともな登場人物はひとりもいないけれど、それがいいじゃない。
    子供の頃の自由な発想に戻っ...続きを読む
  • 不思議の国のアリス
    ディズニー作品のアリスは見た事があったが、本を読んだのは初めてだった。

    アニメのシーンが全てだと思っていたので、知らない部分があり、驚いた。(ニセウミガメの話や子豚の話)

    独特な、理解できそうで出来ない不思議な世界観が、アリスの物語なんだなと思った。
  • 鏡の国のアリス

    ノスタルジーをナンセンスで隠した作品。
    実世界のアリス・プレザンス・リドルとの関係性を知ったうえで読むと、より楽しく読めるように思えました。
    そもそもアリスのためだけに作られた『地下の国のアリス』から派生したもの。というのはかなり有名な話ですが、子供から大人になっていってしまうどうしようもなさ、遠...続きを読む
  • こんなに面白かった「シェイクスピア」
    章の間や説明の中にあるプチ情報がいい。
    シェイクスピアのお話の説明だけだと、人名が読み慣れないからか眠くなる。
  • 新訳 夏の夜の夢
    韻を踏んでいるのが面白い。日本語に訳すと仕方ないのか、踏み切れてないところも面白かった。ディミートリアス(ヘレナを無下に扱う)とヘレナ(片思いでストーカーチック)の掛け合いが面白かった。
    惚れ薬で別の女性に気が移った途端、辛辣ー!好きじゃないからってそんなdisる!?好きor嫌いの2択しかない極端さ...続きを読む
  • あらすじで読むシェイクスピア全作品
    著者はシェイクスピア研究者。
    シェイクスピアという名前は知ってるし、ロミオとジュリエットとか作品名も知っているけど、ではその物語の内容はというとよくわからない。そういう人に助かるニッチな本。
    それぞれの作品の複雑な人間な関係を紐解き解説し、あらすじを書く。
    自分が今住んでいる地理の利をいかしていつか...続きを読む
  • あらすじで読むシェイクスピア全作品
    タイトルの通り。

    本書を読んだからと言って原著が読みやすくなるのかは不明。。。
    登場人物の関係図だけが参考になるかな。
  • あらすじで読むシェイクスピア全作品
    今までも、これからもシェークスピアさんを読むことがないのでザックリと全作紹介助かります。これで英国人はじめアングロサクソン系の人々と議論できるかも、そんな知り合いはいませんが
  • オイディプス王
    古代ギリシャ3大詩人のひとり、ソポクレスのオイディプス王を読んだ。
    高校生の時「アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデス」と呪文のように覚えた記憶がある。

    近親相姦に親殺し。悲劇の連鎖を演じる戯曲。

    紀元前の傑作を2000年以上の時を超えて読めることに興奮を覚える。
  • 新訳 オセロー
    好きな俳優さんが舞台・オセローに出演するので、初めてシェイクスピアに手を出してみた。
    演劇の世界が文字になっていて、なるほど、と興味深かった。
    脚本を読んでいるようなものなので、心理描写やシーンを把握するのは難しい。
    演劇とセットで読むのがいいだろう。