河合祥一郎のレビュー一覧
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購入済み
あらすじを
シェイクスピアは読むのが大変なので、あらすじを掴むには良い本だと思います。
しかし、人物の名称を統一していないのが少し分かりにくい。
文章の接続が変だったり、読みやすくは無かったです。 -
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『不思議の国のアリス』は子供の頃にディズニーの絵本で読んだきりで、原作本を読むのは初めて。子供の頃はその絵本が大好きだったけど、白ウサギとハートの女王が出てくるくらいしか覚えてなかったので改めて読んでみました。
登場人物(動物)が多くて、支離滅裂なお話だけど、ずっと読み継がれているってことは面白いのかしら。童心を忘れてしまった今読んだ感想としては、正直なところ、あまり楽しめなかったです。
原作に使われたジョン・テニエルの挿絵がふんだんに使われてて、挿絵を楽しみに読み終えました。
アリスは有名なので、教養として一度読んでおくのは良いことだと思います。
あまり楽しめなかった割には、『鏡の国のアリス』も読んでみようか思案中。
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Posted by ブクログ
ネタバレ『バンパイヤ』を読んだのは『三つ目がとおる』『どろろ』のあとで、それらよりも印象に強いものではなく、どちらかというと感想に困る類の作品だった。
間久部緑郎というユニークな名前の元ネタがシェイクスピアであることはコミックスの折り返しに著者自らの言葉で記されていたような気がするが、感想に困るたぐいの作品だったから、それに惹かれて原典にあたるというようなこともせず、四十年くらい経ってしまった。
シェイクスピア初心者である。どれを選べば無難なのかもわからないような。読みやすいもの、とっつきやすそうなものを探したところヒットしたので本書を選んだ。
訳の良し悪しはわからない。下剋上したけど三日天下で終わりましたというようなお話。三人の魔女とかヘカテとか登場させているが、物語の規模にそぐわない、肩透かしもいいところ。当時の世相を知らないと楽しめない類であるようだ。
訳者あとがきによれば、種本であるホリンシェッド著『年代記』において、モデルになった人物は下剋上ののち17年くらい善政をしいたとのこと。パトロンである時の権力者におもねった内容に仕上げられているということらしい。 -
Posted by ブクログ
●ようやく、初めての古典。
学生時代に歴史か国語の授業で確か触れたことがあったが、盛大なネタバレだけされていたのだなというのが読み終わって分かった。
なるほど、父であり兄弟。なるほど子であり妻。。
オイディプス王は(例の事件を除いては)至極真っ当な王様であるだけに、こんな運命を背負うのは酷すぎる(まさに過酷)
●短い本だが、あっという間に読み切れた。自信になる。
●ギリシャ語原文では韻が踏まれているらしい。日本語では分からないのが少し惜しい(とはいえギリシャ語を勉強しようとまでは思わないのでどうしようもないのだけど)
●このあとに2作品、続きがあるらしい。
挑戦するか悩ましい。
解説を読むのが一つの楽しみなのだけれど、この本の解説は淡々としたもので、それほどの驚きはなかった。
●アリストテレス詩学にて、逆転と認知が同時に起きる傑作として本作を賞賛。古典同士の作品の関わりってすごい。
あとフロイトのエディプスコンプレックスも。
男児が潜在的に抱く母親への欲望と父親への対抗心というやつ。確か倫理の授業でやったなと。
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全7巻です。
4巻までしか出ていないので、7巻まで出てるのを探すのが筋です。
何故にこの様な中途半端なことするのだろう。
まあ、お好みで。
緑の縁の児童向けの版は、同じ翻訳者で最終巻まで出てますので
そちらがおすすめ。版元も同じ。 -
Posted by ブクログ
イギリスの児童文学。
小学生の頃、ディズニーのふしぎの国のアリスを何回も見、スーパーファミコンのアリスのゲームを夢中でプレイしていた。
原作(原文の言葉あそびの楽しさそのままに翻訳した、画期的新訳決定版らしいです)を初めて読みましたが、なんなんだ!なんてつかみどころのない物語なんだ!?と突っ込みつつ、時にアリスやおかしなキャラクターたちにふふふっと笑ってしまう。(青虫とチェシャーネコが好き)まさに不思議の国。でもこれ児童文学ですよね?なかなかダークな会話が繰り広げられていましたし、読み解くのが難しいと感じましたが、子どもの感性で読むほうが純粋に夢の世界の冒険を楽しめるのかもしれないと感じました。
スーパーファミコンのアリスのゲーム、どんなのだったかなー!めちゃくちゃおもしろくてクオリティが高かった記憶があるんですよね。 -
Posted by ブクログ
世界初の推理小説『モルグ街の殺人』
小学生のころの児童書で初めて読んだときは、意外な真相におおいに驚いたのを覚えています。今回改めて読んで、推理小説というもののかたちはこの時点ですでに完成していたのだと感じました。
狂気的な殺人現場、バラバラの証言、消え失せた犯人……。それを解くのは理屈っぽい名探偵とその相棒。
不気味で不可思議な事件に、キャラのたった名探偵が相棒とともに挑む。今なお続く探偵小説のフォーマット。それがこの時点で完成していたことがそう思った理由ではありません。奇怪な真相に至るまでのロジックの組み立てが、しっかりと本格ミステリらしく作り込まれているからです。
不可能なものを排除していって、残ったものがどんなに信じられないものでもそれが真実である。
これはホームズの言葉だけど、推理小説の元祖である『モルグ街の殺人』から今に至るまで、この言葉がミステリの歴史に脈々と受け継がれているのだと今回改めて感じました。そう考えると感動もひとしおです。
『モルグ街の殺人』以外のポー作品は初読。『モルグ街』以外での有名どころは暗号小説である「黄金虫」や、モルグ街の殺人で活躍した名探偵デュパンが再登場する「盗まれた手紙」あたりかな。
「黄金虫」も暗号解読のロジックが素晴らしかった。こういう小説の形式や楽しみを初めて生み出したポーの偉大さを改めて感じます。「盗まれた手紙」は今読むとさすがに使い古されたパターンではあるのだけれど、最初にこの観点に気づいたのは、やはりすごいと感じます。
観点で言うと『詐欺――精密科学としての考察』という短編も面白い。いろいろな詐欺や騙しの手口が次々と出てきて、これ一編で短編集一冊分のアイディアが出て来たんじゃないかと思える。
他にも描写の不気味な怪奇小説系の作品や詩も収録されていて、ミステリ作家だけではないポーの側面を楽しめる短編集になっています。
解説も面白かった。ポーはアルコールが原因で亡くなった、みたいな話はなんとなく聞いた覚えがあったのだけど、今回の新訳を担当した河合祥一郎さんは別の仮説をたて、デュパンよろしく推理をしていきます。当時の証言や様々な文献から約170年の時代を超えた繰り広げられる謎解きは、ジョセフィン・テイの名作歴史ミステリ「時の娘」を思い起こさせます。
小説でも解説でも謎解きの楽しめる一冊です。