あらすじ
「『マクベス』って、結局どんな話?」日本人は意外と知らない。しかし欧米人は、誰もが知っている。究極の教養──それが、シェイクスピア! これ一冊で、シェイクスピアの作品世界が見渡せる。戯曲40作品すべて、さらに詩作品について、「あらすじ」「名セリフ」「作品のポイント」「登場人物関係図」をわかりやすく掲載。
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Posted by ブクログ
足りない教養をあらすじで補完するスタイル。笑
知らない戯曲も沢山あって、読みたいな、気になるなっていうのに出会えただけで勝ち。背景とポイント見てからあらすじ読むのがしっくり来た。
ヴェローナの二紳士、恋の骨折り損、間違いの喜劇、ウィンザーの陽気な女房たち、アテネのタイモン、
Posted by ブクログ
「『マクベス』って、結局どんな話だったっけ?」
日本人は意外と知らない。しかし欧米人は、誰もが知っている。
究極の教養──それが、シェイクスピア!
40作品すべてと詩作品について、「あらすじ」「名セリフ」
「作品のポイント」「登場人物関係図」をわかりやすく掲載。
つぎのセリフは、どの作品にあるものかわかりますか?
「最悪だなどと言えるうちは、まだ最悪ではない」
「弱き者よ、なんじの名は女」
「何事にも潮時というものがある」
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」
「まことの愛の道は、けっして平坦ではない」
「まずは、信じる心をもっていただかなければなりません」
「慈悲とは、無理にしぼり出すものではない」
「人生は歩く影法師、哀れな役者だ」
「恋を語るなら、ささやいて」
「絶望して、死ね! 」
Posted by ブクログ
この本の帯にある通りで、タイトルぐらいしか知らなかったシェイクスピア作品がざっくり分かる。面白そうなものがあれば読もうかと思ったけど、大体恋愛こじらせて最後死んじゃう印象で、あまり惹かれなかった。。笑
Posted by ブクログ
正直一作もシェイクスピアを読んだことはないがあらすじで関係性やストーリーは雰囲気としてわかった。
それにしても表現力や関係性の作り込みが他にはない水準だと思った。
あらすじを
シェイクスピアは読むのが大変なので、あらすじを掴むには良い本だと思います。
しかし、人物の名称を統一していないのが少し分かりにくい。
文章の接続が変だったり、読みやすくは無かったです。
Posted by ブクログ
「じゃじゃ馬ならし」や「から騒ぎ」や「真夏の夜の夢」など、普通生活しているうえでもよく聞く言葉の内容を知りたかった。
シェークスピアの全作品を網羅してしるので、手軽に知りたい人には良い。
登場人物が多いので、何度も前のページを見返さないとわからなくなる。
Posted by ブクログ
著者はシェイクスピア研究者。
シェイクスピアという名前は知ってるし、ロミオとジュリエットとか作品名も知っているけど、ではその物語の内容はというとよくわからない。そういう人に助かるニッチな本。
それぞれの作品の複雑な人間な関係を紐解き解説し、あらすじを書く。
自分が今住んでいる地理の利をいかしていつかは劇場に足を運ばないと、とは思うが、近そうで遠い…
Posted by ブクログ
今までも、これからもシェークスピアさんを読むことがないのでザックリと全作紹介助かります。これで英国人はじめアングロサクソン系の人々と議論できるかも、そんな知り合いはいませんが
Posted by ブクログ
その名の通り、「あらすじで読むシェイクスピア全作品(戯曲40作と詩編)」。「手っ取り早く筋を確かめたり、登場人物名や人物関係を確かめたり」(p.3)するためのもので、四大悲劇、その他の悲劇、喜劇、歴史劇、問題劇、ロマンス劇、詩のジャンル別に、あらすじと人物相関図、鑑賞のポイント、名台詞が紹介されている。著者曰く、「本書は、入門書というより、すでにシェイクスピア作品を読んだ(はずの)人の覚書としていただくのがよい」(p.4)ということで、シェイクスピアそのものの面白さを味わったりする感じの本ではない。
というのも、シェイクスピアの作品は人物が多すぎて、いくら相関図を見ても、誰が誰に何をしてどうなっているのかよく分からず、ましてあらすじを一通り読んだだけではほとんど意味不明。なので、シェイクスピアを知らない人が読んでも、あんまり楽しめるような本ではないと思う。そういう自分も読んだことがあるのはごく少数で、芝居でいくつか見たことがある程度、あとはタイトルしか知らないものばっかりで、ただあらすじを読むだけなので、あまり面白いとは思えなかった。『尺には尺を(Measure for Measure)』ってタイトルからしてどんな作品だろうと思っていたけど、「死よりも名誉を重んじる古代ローマ的価値観」(p.200)が当時のカトリックの自殺禁止と相容れない感覚とか、「『人は己が測った物差しで自らも測られる』というヘブライ語の表現」(同)というのが、なんとも印象深く、読んでみたい作品の1つだった。(16/06/27)