あらすじ
【本をひらけば、そこは、ワンダーランド!?】
アリスは7才の女の子。野原でうとうとしてたら、かいちゅう時計を持ったおかしなウサギが走ってきた。ウサギを追って、地球をつきぬけるようなふかぁ~い穴(あな)に落ちると、そこはふしぎの国! あまいケーキを食べれば体がのびて、びんの水薬を飲めばちぢんじゃう。なみだの海をおよいだり、ドードー鳥とかけっこしたり、こわいハートの女王様に首を切られそうになったりと、もうめちゃくちゃ。51点の絵と新訳(完訳)で名作がうまれかわる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
年長6歳1ヶ月1人読み。
小4、9歳4ヶ月は拒否。
韻を踏んでる冒頭から気持ちよく音読していた。
訳は砕けすぎていないのに読みやすい。
本棚から時折引っ張り出して読んでる姿を見ると我が子には名訳なのかなとも思う。
絵にひっぱられて、ストーリーもかわいらしく感じた。
色んな絵柄の本を子らには選んで渡してきたつもり。
でも、昔ながらの挿絵ではきっと6歳の彼女は読み終わることなできなかっただろうな。
Posted by ブクログ
キュートなカバーイラスト&挿絵はOKAMA氏が担当。話の流れが親切で分かりやすく 挿絵も多いので、子ども向けアリスとして成功している。絵本感覚でパラパラ読める。
Posted by ブクログ
・アリスがうさぎを追って「ふしぎの国」に迷い込んでしまいます。ハートの女王様に首を切られそうになってハラハラしたり、からだが伸びたり、縮んだりしたワクワクしておすすめです。
・ありえないようなお話で、絵がかわいいのでオススメです。
Posted by ブクログ
ここまではっちゃけた翻訳の不思議の国のアリスは初めてかもしれません。翻訳自体遊び心に富んでいて、韻を踏んだ言葉回り。奇妙なアリス世界にぴったりです。アリスの楽しさ悔しさの活字表現も最高に伝わるものがあります!活字が苦手な人にも容易に場面が読み取れると思います。イラストもかわいくて、小説の挿し絵ながら映画のような臨場感ある構図も素敵です!
Posted by ブクログ
翻訳、イラスト、ブックデザイン、などなどなど。どれもいい仕事している!
いくつも読んだが、はじめて翻訳のよさを知ったかもしれん。
イラストはいわずもがな。
「斜め上」にカメラを置いた構図や楽しさや可愛さが別格。
Posted by ブクログ
まずはokamaさんにイラストを依頼した担当者に惜しみない拍手を送りたい。大絶賛でございます!また、翻訳もアリスの世界を再現するのがんばってると思いました。英文で韻を踏んでいたり、マザーグースからのネタが仕込まれていたりで、この世界を理解するのは、原文じゃないとキツイと思われるトコロを、日本語でうまい具合に言葉遊びとして訳している。まぁ、それでも意味不明でわかりづらいんですが、豊富に挿入されるokamaさんの不思議で可愛いらしいイラストが物語への理解と没入感を高めています。装丁を担当してるデザイナーさんもがんばったと思う。いやー、こんなに贅沢なアリス…もうたまらんです、お宝です。okamaさんとアリス…こんな素敵なコラボ、とっても嬉しくなりました。とはいえ、okamaさんの作品は、実はコレが初めて購入したわけですが…。(良くホームページに行っては、女の子カワイイのぅってニヤついてる事が殆ど)漫画とかも買ってみたいけど、コレはアリスの世界だからこそ完成した奇蹟のコラボなんだろなぁ。okamaファンでアリスファンならこれは是非買うべき。というわけで、続編の「鏡の国のアリス」も買ってきました。こっちはチェスがモチーフになってるし、ちょっと長いので昔読んだときはすごく苦痛だったんだけど、こんなにいっぱい挿絵があるなら、楽しく読めそうです。
Posted by ブクログ
読み聞かせに使用。言葉遊びがすべて訳されているのがすごいといえばすごいが、とにかくナンセンスな世界で、読んでいるといつも眠気が襲ってきた。でも子どもには面白かったようだ。とくにチェシャー猫が消えた後、にやにや笑いだけが残っているという有名な箇所が受けていた。