ダン・ブラウンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中巻にて少し間延びした印象があったが。
流石のダンブラウンであり、下巻にはこのストーリーの秘密を全て詰め込んだ。
物語は起承転結が重要だと言われるが、結びのスピード感が重要で、怒涛の如く回収されていく謎に驚くばかりだった。
この作品は大きく3っつの線があり、 ○エドモンドカーシュが発見したものは何か
○エドモンドカーシュを殺害し、全てを指示していた「宰輔」とは何者か
○スペイン王家の不穏な動きの理由は
であり、これらを軸に話は進んでいくが、そこにAIウィンストンの力をかりてラングドンとアンブラが謎に挑むわけだが、ストーリーの完成度はもちろん、人間の人間らしさ、AIの無機質な -
Posted by ブクログ
ネタバレ(上・中・下共通の感想)
世界的ベストセラーになってから約20年が経過してようやく手にした本作。読み終えてみて、ベストセラーとなったのはなるほどと今更ながら納得した。
キリスト教において権威付けされたイエスの「虚像」に対して実像はどうであったのかという問いを投げかけることが、本作の重要なテーマとなっている。作中に多く現れるシンボルや聖書からの引用などは、キリスト教世界の読者の方が馴染みが深く理解し易いだろうと思われる反面、キリスト教に対し宗教的な思い入れのない日本人の多くにとっては、イエスの虚像の否定ともとれる本作の問いはむしろ客観的に受け入れ易いかもしれない。
下巻のかなり早い段階で事件