ダン・ブラウンのレビュー一覧

  • ダ・ヴィンチ・コード(上)

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     ダン・ブラウン、そしてラングドンシリーズといえば本作。映画公開前の話題になっていた頃に読み、すっかり著者の虜になった作品。前作『天使と悪魔』と比べてぶっ飛び具合が落ち着いているため、このくらいのテンポがちょうど良い。上巻はソニエールの遺した暗号を解き、ブーローニュの森を通過するところで終了。どこまでが事実でどこからがフィクションかと惑わされる感覚が堪らない。

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    2023年10月27日
  • ダ・ヴィンチ・コード(上)

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    単純に好みで面白かった。
    最初の数ページで惹かれ、続きを読みたくなる魅力がある。展開が早く、読めば読むほど謎が出てきて読んでて楽しかった。
    私は西洋美術に興味があるので、作品に対する解説だったり、秘められた意味だったりがたくさん登場して面白かった。

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    2023年10月17日
  • 天使と悪魔(下)

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     これでもかと畳み掛けるような怒涛の展開に忙しい最終巻。ハサシンを撃退してもまだヤヌスの正体もわからない、反物質の在処も不明と残り1時間を切ってもやることが多すぎる。さすが本場ハリウッドを擁するアメリカで生まれた作品。第1作からラングドンの忙しさと不死身ぶりには驚きよりも笑えてしまう。中でも最後の絶体絶命大ピンチは映画化の時どうするんだろう、と楽しみにしてたら、やはり非現実的過ぎたのか端折られていた。
     日本人には特に理解し難いのだろうが、熱心な信仰者となると彼の動機は頷けるものなのか。いきすぎた宗教は怖い。

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    2023年10月04日
  • 天使と悪魔(中)

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     中巻は火の教会に突入したところまで。初読時はあまりに面白すぎて夜中夢中で読んでおり、朝一で近所の書店へ下巻を買いに走った思い出がある。実際に現代でも啓示の道を辿って行けるなんて俄かには信じがたいが、現存するベルニーニの彫刻の数々や歴史的建造物の写真が巻頭にふんだんに掲載されていることからも、よくぞこんな面白謎解き作品に仕上げられた、と著者に敬服する。ヴァチカンへ行ったのは本書を読む前だったので、是非読んでから訪れたかった。

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    2023年10月04日
  • 天使と悪魔(上)

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     大好きなラングドンシリーズ第1作。何度読んでもスリル満点で面白い。情報量も莫大で視点も次々と変わるので目まぐるしく思えるが、非常に読みやすい。著者はもちろん、訳者の方もいいお仕事されているのだろう。コンクラーベのニュースを見ると本書を思い出すようになり、虚実入り交じるが知識が増えて楽しい。
     上巻は啓示の道の手がかりを得るため、記録保管所へ向かうところで終了。初読時はすっかり翻弄され、最新コンピューターでも作成できないアンビグラムできてるじゃないか!と興奮し、何度も上下逆さにして確認してたな。

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    2023年10月04日
  • ロスト・シンボル(下)

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     サスペンス小説として読みやすく非常に引き込まれる構成であり、終盤の黒幕の正体が明らかになる場面はそう来たかと息を呑んだ。その瞬間にいた主要人物の心情を想像すると苦しさがとても伝わる。
     何よりも知的好奇心を掻き立てる作品である。作中にもある「偏見は無知から」という言葉通り、キーとなるフリーメイソンについても怪しい結社という偏見を持たず、フラットに学びたいと思った。主人公のように真実を追求する知恵を持てるよう日々学びたいとも思える作品だった。

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    2023年08月14日
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)

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    上・中も読んで。

    ルーブル美術館の館長の謎の死を発端に
    その孫娘とアメリカ人の研究者が「聖杯」の謎を追う。

    誰が味方で誰が敵か。
    めまぐるしく変わる状況。複雑な暗号。
    どんでん返しの繰り返し。

    前書きにあるように、これがほぼ事実に基づいているのなら凄まじい内容。

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    2023年05月17日
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)

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    ネタバレ

    衝撃のクライマックスが明らかになる下巻。
    黒幕の正体は何度読んでも驚きで、誰もが騙されると思う。

    キリスト教の歴史から、現在に至るまでの流れがよく分かる。本作で触れられているマグダラのマリアとイエスにおける物語は、最近になって語られている陰謀論らしい。

    この本を読むと、最もらしいと思ってしまうけど、ネットで調べるとあくまでも陰謀論の域を出なく、ほとんどの歴史家からは否定されているらしい。

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    2023年05月08日
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)

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    ネタバレ

    中巻は、ラングドン教授がルーブル美術館から抜け出して銀行→友人の歴史学者に助けを求めるまでの話。

    キリスト教の歴史についてほとんど無知だったから、本書を読んで多少知識がついた。

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    2023年05月08日
  • ダ・ヴィンチ・コード(上)

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    ネタバレ

    15年ぶりに再読。細かい内容は忘れていたけど、おおまかな内容は覚えていた。
    映画を見てから原作を読んだ方が内容がよく理解できる。

    上巻は、ラングドン教授がルーブル美術館から脱出するまでの物語。
    前に読んだ時より読みやすかったように思う。

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    2023年05月08日
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)

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    展開が早くて面白さが加速!てか宗教とかよくわからないけど、とびきり人間的よね。生まれたら生きて死ぬだけというわけにはいかないのが人間。
    知らんけど。

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    2023年05月01日
  • オリジン 下

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     中巻にて少し間延びした印象があったが。
     流石のダンブラウンであり、下巻にはこのストーリーの秘密を全て詰め込んだ。
     物語は起承転結が重要だと言われるが、結びのスピード感が重要で、怒涛の如く回収されていく謎に驚くばかりだった。
     この作品は大きく3っつの線があり、       ○エドモンドカーシュが発見したものは何か
    ○エドモンドカーシュを殺害し、全てを指示していた「宰輔」とは何者か
    ○スペイン王家の不穏な動きの理由は
    であり、これらを軸に話は進んでいくが、そこにAIウィンストンの力をかりてラングドンとアンブラが謎に挑むわけだが、ストーリーの完成度はもちろん、人間の人間らしさ、AIの無機質な

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    2023年04月22日
  • ダ・ヴィンチ・コード(上)

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    ストーリーの展開が早くてどうなる?どうなる?の連続で面白い!
    謎が謎を呼ぶ、オカルト好きにだけじゃなく誰もがワクワクするエンターテイメント小説なんじゃないかしら?
    昔映画観た時もかなり面白かったけど、
    なんで小説を読まずにきたのか自分の謎。
    映画より先にこの原作を先に読みたかったなぁ。

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    2023年04月19日
  • インフェルノ(上)

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    物語の疾走感と知識と歴史の宝庫のような深みはラングドンシリーズ全てに共通して感じられます!

    ラングドンシリーズはオリジンでとまっていますが、はやく新作を出してほしい!♪

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    2023年04月02日
  • ロスト・シンボル(上)

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    ダン・ブラウンの読書の疾走感が一番好きで、ロストシンボルは特に好きです。

    精神性の陶酔が半端ないです。

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    2023年02月12日
  • デセプション・ポイント(下)

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     人喰いザメから逃れる方法にそんなものがあるなんて!と驚き、もしもの時のために記憶の片隅にしっかりメモした覚えがある。嗅覚が異様に発達したこの種類限定なんだろうけど。
     美術系のうんちくを楽しむにはラングドンシリーズが最適だが、本書もエンタメとして何度読んでも面白い。よくこんな専門的に踏み込んだトリックを考えつくものだと感嘆する。UFOや地球外生命体には興味がないが、そんな人でもワクワクドキドキさせられる。ラストのメガプルームの凄さがいまひとつ伝わらないので、ぜひ映像で観てみたい。

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    2023年02月09日
  • デセプション・ポイント(上)

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     金食い虫のNASAが成し遂げた世紀の大発見にアメリカ大統領選挙が絡み、ダン・ブラウンらしい映画のような展開。ワシントンと北極を行ったり来たりしながら話をグイグイ引っ張る手法はさすが。ボリュームがあるが、読みやすい文章と先が気になる展開のおかげで厚みも苦にならない。大枠のパターンは大体一緒だが、細部はいつも幅広い分野に亘り雑学が披露されるので飽きがなく読める。
     『天使と悪魔』でもあったと思うが、ダン・ブラウンの水死の描写に戦慄を覚える。グロ描写はないが、殺害方法がいつも非常に苦しそう。

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    2023年02月08日
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)

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    従来自分が学んだ宗教や歴史が根本から覆ると同時に、歴史に一貫性が生まれたと感じる名著です。

    本格的な謎解きと歴史が紐解かれる状況は中巻での最大の魅力と言えます。

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    2023年02月08日
  • ダ・ヴィンチ・コード(上)

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    映画も見た上で小説版も読んでみました。

    ノンフィクションということで上巻に描かれる、ダヴィンチが隠した暗号やソニエールの意図、ここがまだ煮えきれていない中で進んでいく状況がハラハラドキドキされるものです。

    中巻以降でのより深まった解決プロトコルを期待します。

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    2023年02月08日
  • オリジン 下

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    やっぱりダンブラウン作品はすごい!!

    科学vs宗教に真っ向から向かいあった1冊。 

    “我々はどこからきたのか、我々はどこへ行くのか”
    この問いの答えを探るべく進むストーリー。

    何年に書いたのか?と思うくらい、AI技術の進歩を予見していて、やっぱりこの人はすごいと感嘆した。
    今後こんなにユーモアや気遣いを持ったAIが登場するのかもしれないと想像した。

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    2023年02月05日