ダン・ブラウンのレビュー一覧

  • オリジン 下

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    ネタバレ

    天才未来学者とAIによる壮大な自作自演。

    人類誕生はエントロピーで説明できるからやっぱり神様なんていなかったよ。人類はサイバー化していくよ。全部スーパーコンピュータで計算できたから正しいんじゃないかな。生い先短いからAIにやりたいようにやらせたら、最高のプレゼンが演出できて、ついでに気に入らない連中を破滅させてくれたよ。オブラートに包んだからそんなに悲観しなくてもいいよ(意訳)。

    エントロピーは揺らぎによって挙動を変えるけど、結局その揺らぎは自然発生するのか超自然的力によるものか、という議論になりそうな。AI無双になるとミステリーは何でもありになってしまうな。宗教のタブーは、日本人の宗教観

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    2025年07月08日
  • 天使と悪魔(上)

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    ラングドンシリーズ2上、面白かったです!
    映画で観てるので、情景を想像しながら読みました!海外小説の中でもとにかく読みやすいからいいですね!

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    2025年06月29日
  • 天使と悪魔(中)

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    ネタバレ

    残忍なハサシンを前に、もはや絶望しかない。感想を書くのももどかしいほど、続きが気になって仕方ありません……!

    それにしても、一体作者の頭の中はどうなっているのでしょうか。
    ここに書かれているのはほんとうのこと?と調べたらうっかり重大なネタバレを踏みかけてしまい、もうこうなったらダン・ブラウンを信じて最後までついていきたいと思います。
    枢機卿の最期はどれも凄惨極まるものですが、私が「フィクションでよかった!!」と思ったのは保管庫のシーン。
    書棚をドミノ倒しにしてガラスの壁をぶち破るなんて、映像化されたらさぞ映えるでしょうが、どれだけの貴重な図書が失われたかと思うと……((;゚Д゚))ガクブ

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    2025年06月12日
  • 天使と悪魔(上)

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    突然ですが、皆さまは今話題の映画『教皇選挙』ご覧になりましたか?
    口コミの評価の高さを聞いて事前知識なしで鑑賞したのですが、明快なストーリー、神秘的な舞台裏、荘厳な舞台美術……いやはや、圧倒されました。好評につき現在も上映中ですので、機会がある方はぜひぜひ。

    さて。そんな『教皇選挙』のレビューを眺めていると、この『天使と悪魔』を思い出している方がちらほらおりまして。
    以前読んだ『ダ・ヴィンチ・コード』もかなり面白かったので、この機会に!と上中下3冊ぽちったわけです。

    開幕からシュタゲで知った「セルン」が出てきてテンションが上がっていたら、そこから核弾頭の何倍もの威力を持つ反物質が盗まれ、ま

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    2025年06月11日
  • 天使と悪魔(中)

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    この中巻を読んでいると、ローマに心惹かれ、巻頭の写真にあるパンテオンやキージ礼拝堂といったところに行きたくなりました!そして本の内容は、4つの場所を探す探索の過程が、すごくおもしろかったです。主人公たちがどうなるのか気になりながら、最終巻へ!

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    2025年06月08日
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)

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    「日本人だから」という大枠で語ることを控えると、もともとあまり触れてこなかったという理由で「罪」「主」「教会」といったものに造詣が無い。よく分からない。そもそも信心深くない。起こっている事態が「派閥争い」「権力闘争」と落とし込むことではじめて、理解がなんとなく出来る。それは普遍的なものだから。「神」自体が普遍的なものであるか?その議論はここではしない。

    聖杯=女性、飽くなき肉欲への探求をテーマとした物語がめちゃくちゃある。『トリスタン』『眠れる森の美女』『白雪姫』馴染み深いものがほとんどだ。裏テーマというか本質がそこにあるという。すごい。辻褄が合う。

    興味深いが教義が云々、宗派の思想云々は

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    2025年06月07日
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)

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    読み終わりました!
    ちょこちょこ原作と映画違うんだなぁと楽しみながら読みました!
    みたことある方もぜひ読んでみてほしいです!

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    2025年06月04日
  • インフェルノ(下)

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    ネタバレ

    シリーズの定石通り、今作もラングドンは満身創痍になりながら、美女のパートナーと暗号解読に勤しみます。
    ラングドンは警察関係者や探偵ではないから、事件と関わりを持たせるために、知人が被害者や犯罪者になりがちです、、笑
    思わせぶりなストーリー展開がやや読みづらく、途中で他の本で休憩しながら読み通しました。
    ばら撒かれたウイルスとは共存の道を歩むことになるのか、(ばら撒かれないよう阻止されると思ってた、関係者全員の徒労感を思うと労いたい気持ちでいっぱいになります)前作同様作者の思想が色濃いようにみえる結末です。

    作中で触れられていたイタリアの建築やダンテについて興味が湧いたので、視覚情報を補完する

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    2025年06月03日
  • 天使と悪魔(上)

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    序盤はところどころ宗教的な話や科学的な話がわからないながらも、読み進めるうちに、反物質が紛失していることが発覚したところから、面白くなり始めました。この反物質、核爆弾並みに危険な代物。そして舞台は、まさに少し前にニュースでも話題になっていたコンクラーベが始まろうとしているヴァチカンへ!ここまでのところは、ダヴィンチコードと変わらぬ面白さです。

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    2025年05月31日
  • インフェルノ(下)

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    ネタバレ部分が少し場当たり的にも感じたが、疾走感はさすがで始まりから最後まで十分楽しめる内容だった。
    逃亡シーンはもはやお決まりのパターンで、逆に安心出来るくらい。
    基本、ラングドンの大きな勘違いから始まるところも安定の流れ。

    前作より謎解き部分はシンプルなので読みやすいかも。
    それにしても、結局総督は何者だったんだろう。

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    2025年05月28日
  • オリジン 下

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    【あらすじ】「我々はどこから来たのか?どこへ行くのか?」
    壮大な問いを掲げた未来学者が発表直前に殺され、ロバート・ラングドン教授がその謎を追う。舞台はスペイン。人工知能と宗教、科学と人類の未来が交錯する物語。
    【印象に残ったこと】
    「信仰とは、証明のいらない確信だ」
    AI「ウィンストン」の冷静な思考と、人間の情動との対比が面白い。
    グッゲンハイム美術館でのプレゼンテーション描写はまるで映画のようで、脳内で映像が再生されたほど臨場感があった。
    【メモ】
    バルセロナ、マドリードは行ったことがあるので、読みながら写真を見返し楽しかった。まだまだ知らないところがたくさんある。著者の知識には毎回驚かされ

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    2025年05月21日
  • ロスト・シンボル(下)

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    ラングドンシリーズ。何年振りかに再読。次が気になり読ませる。後半は少しご都合主義もあるが許容範囲。エンタメと芸術、宗教の融合はさすが。シリーズの他のが好みだが面白いことに変わりはない。3.8

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    2025年05月17日
  • オリジン 下

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    ラングドンシリーズ。我々はどこから来てどこに行くのか?ダンブラウンの答えはとても納得のいくものだった。忘れた頃にまた読みたい。4.5

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    2025年05月17日
  • インフェルノ(下)

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    ラングドンシリーズ。やはり面白い。最後の結末は作者から現代人への問いかけか。コロナ禍の前後で読み味が異なりそう。

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    2025年05月17日
  • 天使と悪魔(下)

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    教皇を決める選挙コンクラーベを知ったのはこの本だった。フィクションとはいえカトリックの総本山を舞台にした数々の事件はドキドキした。

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    2025年05月14日
  • オリジン 上

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    人類はどこから来て、どこに行くのか?
    著者ダン・ブラウンが本作の中で提示した解、主人公の死から始まる謎解きと活劇、伏線、最後のどんでん返し?も面白く堪能しました。
    科学と宗教、いずれも大いなる自然に対する疑問から発展したものですが、肥大化し、形骸化された宗教や今も続く盲目的な帰依に対し、この先科学がAIによる発展の中で宗教を超越するのか分かりませんが、科学的真理に大いなる何かの存在をどうしても想像してしまいます。
    AIと人類の融合の未来がどうなるのか、行くつく先も想像出来ませんが、今より進んだ世界と人類があり、それでも超越した存在である神を信じる人間の心が残るのだろうと思います。
    本当に人類は

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    2025年05月09日
  • ロスト・シンボル(下)

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    ロバート•ラングドン三作目。
    今作は宗教•科学から精神世界に広がり、個人的には飲み込みづらいものを感じました。
    けれど、私のように基礎的な知識がなくとも理解がしやすいよう言葉を尽くして説明されており、(翻訳は想像できないほど大変な作業だったのでは、、)短い章立て、謎の細かな回収、思わせぶりな言動の登場人物たちに引っ張られ、ぐいぐい読み進めることができました。

    なんというか、この世界には自身の理解を超えたものがあるかもしれないと考える謙虚さと、それゆえ他者が大事にしていることが理解できなくても、敬意を払う姿勢でいることが大切なのだと感じました。

    今作も前回より年月が経った設定で、ラングドンも

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    2025年04月14日
  • ロスト・シンボル(下)

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    映画は好きだけど、小説は「難しそう」と思って読んでない方は読んでほしいです。
    面白いですよ。

    映画の「ダヴィンチコード」「天使と悪魔」「インフェルノ」が好きで何度も見ているがいざ小説となるとどうしても難しくてイメージできずに挫折してしまうのではないかと思っていて中々手が出せずにいましたが、「ロストシンボル」がずっと気になっていたので読んでみました。
    上巻はゆっくりと物語を広げていく段階というか、その、ゆったり感に挫折しかけましたが中巻から物語が加速しだしてからはすんなり読めました。
    映画化されているシリーズでもあるので、イメージしやすく、トムハンクスと声は江原(吹替)で脳内再生されて楽しめま

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    2025年04月08日
  • 天使と悪魔(下)

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    ネタバレ

    次々と事件が起こり、これが1日の出来事ということで驚きな上、主人公ラングドン、45歳大学教授にしては超人すぎないか、、と突っ込みたくなるほどのご活躍。
    宗教と科学、美術のフィールドで謎解きが展開する魅力的なミステリーでした。
    作品を通じて信仰をもつという生き方に想いを馳せました。
    今作でカトリック教会や教皇について少し知れたことで、今度映画で「教皇選挙」が公開されるのも気になるところです。

    ただ個人的には生きたまま焼印を押される描写が辛すぎ、再読はできないかなという気持ちになりました。

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    2025年03月21日
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)

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    宗教学や美術に造詣があればより理解できたかと思いましたが、知識のない自分でも知的なミステリーとして、とても楽しめる作品でした。
    映画の方はストーリーが駆け足で登場人物の言動にある背景がよくわからず、少し置いて行かれたような気持ちになりましたが、美術館や教会などの周辺状況を視覚的に見てイメージしやすかったので、原作の魅力を理解する上で観ておいてよかったと感じました。
    難しいテーマであるけれど、登場人物が少ない上に書き分けがしっかりされているために読み進めやすく、スピード感があるため一気読みしてしまいます。評判通り多くの人に読まれ愛される作品であると実感しました。

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    2025年03月08日