ダン・ブラウンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ラングドンシリーズ。インフェルノ(地獄)上巻。
舞台はイタリア。今回も例に漏れず、とんでもない冒険に足を踏み入れたラングドン。最初からハラハラはする展開。物語はダンテの叙事詩『神曲』が軸になっているようだ。神曲についてのことなんて全く知らないが、楽しく読ませてもらっている。
以下、ネタバレ有り(備忘録)。
記憶を失ったラングドン。訳も分からずに政府、大機構と呼ばれる闇組織から追われることに。ラングドンは懐にダンテの神曲に纏わる物を持っていた。それが何を意味するのだろうか。
人口増加に言及する人物。黒死病。ダンテの書いた神曲のストーリー。
ラングドンが失った記憶が明らかになっていく。
WH -
ネタバレ 購入済み
コンクラーベの日に失踪した四人の枢機卿、盗まれた反物質、起きるはずのない事件の裏で報復を目論む謎の集団イルミナティ。イルミナティをかたる犯人は真に昔から続く組織の者なのか、内通者は誰なのか、なぜ反物質は盗まれたのか。
読みやすいけど、反物質の話が理解しきれない。ディラックとかの話に近いのかなぁと思いつつ、とりあえず今はポロックの例えが分かったのでよしということで。 -
Posted by ブクログ
クライマックスかの様な盛り上がりを見せる。
謎を解けば謎が出てくる。いつも通りラングドンは知識を披露する場面で、本当に輝きを放つ。
数時間のうちに目まぐるしく展開する物語。
細かく場面分けされ、同時進行で人物ごとの視点が描かれる。ワシントンの中心地について、もう少し知識があれば、もっとおもしろく読めるだろう。
サトウ、マラーク、ベラミー、ソロモン兄妹。
誰が敵で、誰が味方なのか。
答えに辿り着くのは誰か。
答えを出すことは果たして、人類にとって何を意味するのか。
『ロスト・シンボル』
タイトルが示すものとは一体......
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