ダン・ブラウンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
物語終盤のスピード感あふれる展開には、思わず手に汗を握った。次に次に明らかになる事実と、複雑に作りこまれた複雑な罠、そしてそれを回避する手段。
刻一刻とリミットが近づく中、敵を打ち負かすことができるのかできないのか。終盤でも大どんでん返しの連続で、非常に面白かった。
上巻で散りばめられた数々の伏線が、徐々に関連付けられていく様は、ダ・ヴィンチ・コードや天使と悪魔にも見られるダン・ブラウンの腕の見せ所と言える。
情報化社会となった今でこそ取っ付き易い題材だが、これが15年も前に著された作品であることに、ダン・ブラウンの先見の明を見出だせると思う。
これだけ緻密に物語を練り込むには、相当な下調 -
Posted by ブクログ
結果、面白かった。
解説にもあるように、ダン・ブラウンの作品にはいろいろな要素が詰まっている。
人間ドラマもあれば、サスペンスもありミステリもあり、
科学も自然もあり、本作品は派手な戦闘(でもないけど)もあり、
読んでいて飽きることがないと思う。
ただ本作品は良くも悪くもいろんなキャラが印象深く、主人公が目立たなかったな。
そして先にも書いた後半の戦闘的な部分は、もう少しサクッと行ってもよかったかも。
ラストへの流れと決着も、やっつけ感があったように思うのは気のせいか(笑)。
個人的に一番の読みどころは黒幕の正体だった。正直まったく予想していなかった・・・。
まぁボクはそういうの気づきに -
Posted by ブクログ
ネタバレ一気に下巻読み終わった~~。
面白かった~。で、最後はスッキリ終わってめでたしめでたし。
ハリウッド・エンターテイメント的な壮大さでスピーディーな展開が、映画を観てるように感じさせてくれる。
途中、船の上でのアクションシーンがいまいち、イメージしづらかったので、星4つ。
上巻を読んでるときは、テンチやエクストロームが一番悪い奴だと思ったけど、まさかアイツだったとは!
でも、一番イヤな奴だったレイチェルの親父・セクストン上院議員が、ああいう結果になって「ざま~みろ」と笑える結果に終わってよかった。
女を舐めたらあかんでー。
でも、もし本当の隕石を発見して、そこの虫が入ってたら。。。。と思