ダン・ブラウンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今から10年ほど前、本書はベストセラーになり、世の中は空前のダ・ヴィンチブームとなった
レオナルド・ダ・ヴィンチといえば代表作のモナリザが浮かぶが、私にとってのモナリザは、小学校の美術室にあった不気味な絵でしかなく、まさにトラウマの代表(笑)
この絵が醸し出すミステリアス、特にその表情のない目は、少年の心を恐怖のどん底にたたきこむと同時に、多くの人を惹きつける
本書は、そのミステリアスなモナリザを描いたレオナルド・ダ・ヴィンチ、そして彼が主題として描いてきたキリスト教に隠された秘密をこれでもかというくらいに、あやしく刺激的に探究させてくれる
有名な絵画、様々な暗号、秘密結社やキリスト -
Posted by ブクログ
ダン・ブラウンのデヴュー作であるが、この時すでに読者を罠にかける手練手管は、完成している。暗号は紀元前から存在していた技術であるが、コンピュータというとてつもなく速く演算をする道具を手にして暗号は進化していくことになった。解析と進化のいたちごっこである。 NSA(国家安全保障局)は、スーパーコンピューターにて、全てのメールによる情報を解読し、平和を維持している。このことの善悪が本書のテーマである。すなわち、私文書のプライバシーはどこまで守られるべきか? 私文書のプライバシーは守られるべきと考え、NSAを去った一人の天才プログラマーが壮大なリベンジをNSAのプロジェクト責任者と彼のつくったスーパ
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Posted by ブクログ
ダ・ヴィンチ・コードに出てくるいろいろな絵画や場所が、カラー写真で掲載されています。
これはすごく私にはありがたい。
この本は過去にすでに読んでいたけれど、出てくる絵画にわからないものが多く、しかもその絵が「ここがこうなっていて」とか書かれていても、知らないからわからない。
読んだあと、ネットでいろいろ調べたのは言うまでもありません。
だけどこの愛蔵版ならその必要なし。
いっそうダ・ヴィンチ・コードの世界が楽しめたのです。
………しかし私、これ前にも読んでるのに、まぁ〜ったく内容忘れてた。
結末がどうなるかも忘れていたし、今回の読書も新鮮な気持ちで読めました(笑)
言いようによっては便利な頭だ