L・M・モンゴメリのレビュー一覧

  • 丘の家のジェーン(新潮文庫)

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    モンゴメリの作品。アンと同じく少女の話。
    何をしてもダメと否定される少女が、プリンスエドワード島で父との暮らしを送る中で取り戻す、最も自分らしい自分。
    モンゴメリの話の中では、一番好きな物です。

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    2009年10月04日
  • 青い鳥文庫 アンの幸福 赤毛のアン(4)

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    ギルバート宛の書簡形式、素敵だった~~~♡
    透明感溢れるアンの人柄、心のうちが自然と浮かび上がってくる

    こんな手紙を受け取るギルバート、本当にアンのことが愛おしく感じるだろうな

    挿絵を見て、大人になったアンが当たり前にパフスリーブの服を着ていることに感動した

    最初の一年目、11、三伸、で急にきたギルへの愛!!
    急じゃないんだけどアンはずっとギルバートを愛しているんだけど、唐突な気がしてギュンときた



    第二年目のクリスマス休暇に、アンは駅からグリン・ゲイブルスまでのドライブがいつも楽しみで、
    “はじめて、ブライトリバーからマシュウといっしょに馬車を走らせてきたときのことが、かならず思い

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    2025年10月21日
  • アンの愛情

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    アンの恋愛面でのうじうじしたところというか、
    綺麗事のようなことを言って相手を振り回したり、傷つけているところに若干引いてしまってアンシリーズの中でこの本はあまり好きになれなかった、、

    夢見すぎているところにイライラしてしまった。

    ギルバート可哀想っていう思いが強くて物語を楽しめなくなってしまってきたので私のアンシリーズはこちらの本にてお別れ。

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    2025年09月27日
  • アンの青春

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    双子は少し憎たらしい。
    ミスラヴェンダーは魅力的で素敵な人だと思った。

    情景の美しさ、文面から伝わる爽やかな雰囲気に魅了されてアンの住む世界に引き込まれていった。

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    2025年09月27日
  • 虹の谷のアン

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    ネタバレ

    今回は新しい牧師一家の話が中心で、アンの登場はほとんどないのがちょっと残念。個人的には、ギルバートと結婚するまでのアンの話の方が好きだったなー。それでも、たまに母親として素敵な姿を見せるアンが出てくると、自然と読み進めていた。

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    2025年09月17日
  • 青い鳥文庫 アンの愛情 赤毛のアン(3)

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    前作のラベンダーさんたちの結婚式直後のアンとダイアナの会話からはじまる

    レドモンドで大学生活を満喫するアン
    故郷の素晴らしさ、故郷への想いが際立つ

    婚約・結婚を意識した十代後半のアン
    質素ながらも華やかで麗しい姿がたくさん

    第一章 変化のきざし
    第二章 秋の飾り
    第三章 出発
    プリシラ・グラントとの再会
    第四章 四月の淑女
    フィリップ・ゴードンとの出会い!
    第五章 故郷からのたより
    グリン・ゲイブルスを懐かしく感じるアンの気持ち
    マリラの手紙から受け取る愛情やリンド夫人の“らしさ”満載の手紙が懐かしさ倍増させる
    第六章 公園で
    ふたりの“P”!!フィリパの頭文字も“P”!!
    第七章 帰省

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    2025年07月13日
  • 風柳荘のアン

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    アンシリーズの中ではちょっと退屈。ギルバートへの愛を言葉ではっきり伝えるようになったことを微笑ましく思う。

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    2025年06月20日
  • アンの夢の家

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    松本侑子訳アンシリーズ第5巻。
    原題『Anne’s House of Dreams』。1917年の作品。
    アンとギルバートの新婚時代。


    訳者の松本侑子さんがアニメ『アン・シャーリー』に「アンはピンクの服は着ない。私に監修させて」とコメントしてちょっと話題になりましたね。
    気持ちはわからなくもないですが、新しいものを作ろうとしている人たちをあまり困らせなくてもと思います。ちなみに私は絶賛されている高畑勲版も「私のイメージしているアンじゃない」と思ってます。みんなそれぞれ心にアンがいるのよ。

    今回も100ページを超える注釈と解説がついていて圧巻です。
    最大の功績は、今回の舞台フォー・ウ

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    2025年06月10日
  • 新訳 赤毛のアン(上) 完全版

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    私が読んだ村岡花子訳の『赤毛のアン』シリーズは省略や誤訳があったと知り、新訳&完全版というこちらを読んでみようと思った。

    wikipediaの「赤毛のアン」のページに「主な日本語訳一覧」がある。
    村岡花子訳も、2008年以降の版は、お孫さん(翻訳家)によって改訂・補訳されているそうだ。
    河合祥一郎訳は『赤毛のアン(本作)』『アンの青春』『アンの初恋』までなので、別の翻訳家さんのものも読んでみたいが、いろいろあるので迷ってしまう。

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    2025年05月12日
  • 虹の谷のアン

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    ネタバレ

    今読むとメレディス牧師ダメなお父さんすぎる。子供たちのこともっと見て!自分が子育てできてないことに気付いたなら、結婚じゃなくてまずは会話を増やして!って思っちゃった。でも、そういう時代だったんだろうな。

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    2025年03月13日
  • 青い鳥文庫 アンの幸福 赤毛のアン(4)

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    ネタバレ

    シリーズ第4作( ´˘` )
    大学を卒業したアンは高校の校長先生に!
    時代なのかもしれないけど若くして校長先生になることにびっくりした( ・.・ )

    でも結構ひねくれてる人がいっぱい出てきてしんどかった(笑)そんな人々もアンには敵わない。アンみたく想像力にあふれていたら人生は楽しいことでいっぱいかもしれないなぁ(*ˊ˘ˋ*)

    「人に、何か愛するものがあるかぎり、けっして貧しくない」
    という言葉は良かったし、メリルのおかみさんと同じく息子がいる今凄く共感できた。学生の時読んでいたらそうは思わなかったかもしれない。守るものがあるというのは人を強くさせるのかも。
    テディの早すぎる死にはびっく

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    2025年03月02日
  • 炉辺荘のアン

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    ネタバレ

    アンだけでなくアンの子どもたち目線の話も出てきて、少しまとまりがない。大人目線の話の方が私は好きかも。スーザンとレベッカデューが仲良しなのがよい。

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    2024年11月01日
  • 丘の家のジェーン(新潮文庫)

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    最初の1/3は暗め、2/3くらいから話が明るくなってきた。ジェーンは床を磨いたり、料理をしたり、家事をすることを心から喜んで楽しんでいて、赤毛のアンもそうだけど、自分の家を作って手入れすることの喜びが描かれていた。
    モンゴメリの作品で良く見かける家との出会いのシーンがこの作品にもあった。モンゴメリは家自体を人のように表現する。家を大切にしていたのかなぁ。家と出会った瞬間の「これこそ私の家だ!」みたいな感覚は味わったことがないので羨ましい。

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    2024年08月02日
  • 赤毛のアン

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    『赤毛のアン』は恥ずかしながら初読。北澤平祐さんのイラストがかわいいシリーズ。翻訳は元祖村岡花子。現代では不適切と思われるような表現などを花子の孫が改訳した版。

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    2024年06月07日
  • 風柳荘のアン

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    松本侑子訳アンシリーズ第4巻。
    原題は『Anne of Windy Willows』。1936年の作品。
    村岡花子訳では『アンの幸福』というタイトルでした。

    そして今まであまり意識したことがなかったんですが、この第4巻、時系列でいうと『炉辺荘のリラ』(1921年出版。村岡花子訳だと『アンの娘リラ』)の15年後に書かれているんですね。
    解説によるとアメリカで『赤毛のアン』の映画が公開されるにあたり、あとから書かれた番外編というか『エピソード1』みたいな。

    (解説560ページ)
    発行年 巻数 邦訳      原題           アンの年齢(モンゴメリの年齢)
    1908年 ① 『赤毛のアン

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    2024年05月07日
  • アンの娘リラ

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    ネタバレ

    がっつり戦時文学で、読むのに気合いが必要だった
    出征、戦没の描写が辛すぎる
    豊かな心理描写・情景描写がアンシリーズの読みどころだと思うけれど、その豊かな描写で描き出されるリラやウォルターの感情がとても辛かった

    日本の第二次大戦中を舞台にした物語では避けられない、食糧・物量の恐ろしいほどの欠乏、いつ来るとも知れない空襲への恐れが無いぶんだけダメージは小さいが、それでもやはり戦争はしんどい

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    2024年03月28日
  • 虹の谷のアン

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    アンと付いてるものの、中心は村に新しくやってきたメレディス牧師の子供たち
    アン、ギルバート、2人の子供たち、アヴォンリーはほぼ出てこず少し寂しい

    メレディス家の長女フェイスの破天荒ぶりは、子供時代のアンを彷彿とさせる
    しかしアンを窘めるマリラに相当する人物がいなくてモヤモヤする
    みんな悪評を噂するだけで直接叱りつけることなく放牧状態
    それをローズマリーが担っていくようにも思えず、フェイスは奔放さを落ち着かせることが可能なんだろうかと心配になる

    全体に戦争の気配

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    2022年11月18日
  • 青い鳥文庫 赤毛のアン(1)

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    柚木麻子さんの「本屋さんのダイアナ」に赤毛のアンが出てきて、読んでみようと思った本。

    すごく評価が高く期待して読んだが、同じ年代の小説としてはあしながおじさんの方が好みでした。子供の頃読んでいたらまた違ったのかもしれません。少女時代より、続編の方が面白く感じられるような気がしますが、続編がたくさんあって読み進めるか迷うところ。

    昔の訳なので仕方ないのでしょうが「あんた」や「だもんで」という表現が全体と合っていないように感じました。

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    2022年06月23日
  • 青い鳥文庫 アンの幸福 赤毛のアン(4)

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    ネタバレ

    アヴァンリーの人たちのことが全然出てこないのはとてもさみしいですが、「小さなエリザベス」や柳風荘の人たちが楽しい時間をくれて、最後はさみしくなるほど愛着が湧いていました!

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    2022年04月14日
  • 炉辺荘のアン

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    アンの子供たちがメイン
    子供たちそれぞれが話の中心になるが、幼い子供たちはアンの子どもの頃のように癖がある
    アンにはダイアナがいたけれど、腹心の友に出会えた子供はおらず、なかなか読んでいて辛い箇所もあった
    子供視点であるとあまりにアンが賢母であって、こんなだったかな?と思ったところにヨナの日があり、バランスが取れていたように思う
    相変わらずの○○家括りでなされる噂話の類の記述は少しうんざりするが、まぁ文字起こしすれば現実こんなものかなと思いはする

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    2022年02月17日