L・M・モンゴメリのレビュー一覧

  • 青い鳥文庫 赤毛のアン(1)

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    私が初めて読んだ長編小説。どの巻も頁数が多く文字も小さいため、小学校3年生当時は友達に「よくそんなの読めるね~」と引き気味に言われた思い出がある。私としては、頁の多さや文字の小ささが気にならないくらい、アンから語られる空想の世界やアヴォンリーの豊かな自然にのめりこんでいた。私が読書好きになったきっかけにもなっていると思う。
    ちなみに、沢山の出版社が本作を出版しているなかで、なぜ私が青い鳥文庫の『赤毛のアン』シリーズを推しているかというと、HACCAN氏の表紙絵・挿絵がとても好きだから!

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    2024年03月22日
  • 赤毛のアン

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    もっと若いうちに読んでおくべきであった。

    素晴らしい愛と成長の物語である。

    訳者作品に愛する愛も深い。

    続編もゆっくり読んでいこうと思う。

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    2024年03月17日
  • アンの娘リラ

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    ため息の出るような、うっとりする風景描写、心に迫る心理描写が素晴らしい。訳者である松本さんの力量は敬服に値する。

    リラの兄ウォルターが第一次大戦でなくなり、家族の悲しみが記された描写には涙が出てきた。出征したジェムの帰りを何年も待ち続ける、犬のマンディに対しても同様であった。

    戦時中の苦しい中であっても、純粋で健気なリラに心が洗われた。リラの心の成長も読みどころだ。

    「肉体は段階をおってゆっくり成長していくが、心はひっと飛びで成熟する。一時間で、すっかり成長をとげることもある。」この表現がぐっと心にきた。真実だと思う。

    生きる勇気を与えてくれる、アン・シリーズは大好きだ。何度も読み返し

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    2024年02月25日
  • 赤毛のアン

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    あんなによく知っているはずの本書を初めて読みました。村岡花子さんのお孫さんである美枝さんと恵理さんにより改定された「赤毛のアン」は、美しい情景が目に浮かぶような表現力と、アンやダイアナたちの少し古風で美しい言葉使い。
    マリラとマシュウとの愛情溢れた暮らし。
    ギルバートとの関係…。
    おっちょこちょいで癇癪持ちのアンが、聡明で美しい女性へと変化していく過程。

    普段500ページに及ぶ読書は少し構えてしまうのですが、読んでいるあいだ中、幸せで満ち足りた時間を過ごすことが出来、いつまでも読み続けていたいと思えました。アンの子供たちが活躍するお話まで、ずっと読み続けていきたいです。

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    2024年02月06日
  • 青い鳥文庫 赤毛のアン(1)

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    暖かい物語で、何度も読み返した。行ったことのないプリンスエドワード島の美しい自然と温かい人々の生活が思い浮かぶ。

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    2024年01月19日
  • 赤毛のアン

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    表紙のアンが可愛くて子供がうっとり。
    プリンス・エドワート島の写真が綺麗で親までうっとり。

    今っぽい可愛いオールカラーイラスト、読みやすい文量、丁寧な注釈…
    売れる理由がよく分かる。
    名作デビューには最適。

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    2023年07月30日
  • アンの夢の家

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    ネタバレ

    久しぶりにアンと再会。夢見る夢子、妄想少女だと思っていたあの子が成長し、ギルバートと結婚するんだ。アンがグリーンズ・ゲイブルズを去るなんて、マリラのもとから離れていくなんてという寂しさも束の間、新たな地での新たな出会いに惹きつけられる。大人としての悲喜交々が連なるけれど、大人になっても子どものような純真さと豊かな想像力が自らの、そして関わる人たちの心に光をあてる。灯台守のジム船長、あなたほどアンの友人として相応しい人はいないでしょう。慈悲深い昔語りをもって、彼女や彼女の友の窮地を救う。永遠の航海に幸あれ。

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    2023年05月12日
  • アンの夢の家

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    赤毛のアンシリーズ
    ギルと結婚式から始まり、新婚生活がアボンリーから遠く離れた街で始まる。
    思い描いていた小さな家、夢の家に、花に囲まれた花壇、楽しい隣人、プリンスエドワード島の海辺での生活。
    アン夫妻が住む前の家にまつわる話をジム船長から聞き、さらに家が好きになるアン、隣人の美しいレスリーの悲しい身の上、幸せいっぱいのアンに起こる悲しい出来事、
    レスリーとの友情、アンの物語は特別な出来事ではなく、どの時代でもどこの国でもありそうで、共感するところが多い。

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    2023年04月25日
  • 風柳荘のアン

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    赤毛のアンシリーズ4作目
    医大に進学したギルバートへ向けて綴るアンの手紙が綴られるスタイルで始まる。
    アンはプリンスエドワード島サマーサイドで校長職につく。
    新天地でも素敵な街を存分に楽しみながら困難も打ち勝っていく。
    風柳荘に下宿し、家政婦のレベッカと2人の夫人に可愛がられ、ここでも可愛いニャンコ登場。
    モンゴメリさん本当猫好きなのね!
    日々の暮らしや出来事、街の人たちのキャラクター、やはり安心して読める。
    三年の任期を務めたアンが、心残りなくサマーサイドを離れられて良かった。次回作はギルバートと結婚かな?

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    2023年04月18日
  • 風柳荘のアン

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    今作品もとても素敵な時間を楽しめました!
    アンのギルバートへの愛情や、変わらない人柄にまたアンの世界に惚れました☺️
    アンがキャサリンの本当の心を取り戻したシーンでは、決して人を見捨てないアンの優しさやユーモアに感動しました。

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    2023年04月10日
  • アンの愛情

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    第3巻もとてもよかったです!
    アンが大学に進み、都会に暮らす18歳から22歳までの4年間が描かれています。新しい友達や、男性からの求婚など多くの経験を積みます。
    アンの恋模様には読み手の私も胸が締め付けられました。ラストシーンは感動しました。
    ぜひ読んで頂きたい一冊です!

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    2023年03月18日
  • 赤毛のアン

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    ネタバレ

    「神は天に存り、この世は全てよし」
    赤毛のアンにはたくさんの名台詞が登場するけれど、この台詞には特にものの見方が変わるような、新鮮な気持ちにさせられる。
    身を裂くような悲しみや苦しみが行手を阻んでも、前を向き希望を忘れずに歩き続けるアンの強さとひたむきさには心を打たれ、私もアンのように真っ直ぐに生きたいと思った。
    どんな道にも曲がり角はあって、その先がどうなっているのかは誰にもわからない。けれど、どんな道でもアンのように、広い心でありのままを受け入れれば、幸せの花が咲いていることにもきっと気付ける。
    読み終わった後の暖かな余韻が心地良くて、定期的に読み直したくなる作品。

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    2023年03月16日
  • はじめての赤毛のアン アイスクリームのピクニック

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    実はあまり内容を知らなくて、読みたい読みたいと思ったまま何年も来てしまった。
    子どもも1年生になったし、ねこの町〜で馴染みのあった小手鞠るい先生だったというのと、可愛らしいイラストが決め手となり、娘とも楽しめそうということで購入。
    一家の人たちや、周りの人間にいじわるなイメージがあったけど、すごく温かい人たちでびっくりした。
    もう一冊出てるのでそちらも購入したい。
    娘の反応はまだ見てない。

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    2023年01月16日
  • 赤毛のアン

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    かれこれウン十年前に、村岡花子さん訳の赤毛のアンを、夏休みの課題図書として読みました。
    当時は、夏休みの約1ヶ月半のあいだに、このシリーズ10冊全て読んでからの感想文を書く、という、本嫌いの生徒であればなかなかに厳しい宿題でした。
    かくいう私も3冊しか読めず、、、今回は別訳ですが再チャレンジ!
    感想としてまず、おもしろかった!あれ、こんな内容だったっけ? です。
    文体も読みやすくなっているせいか、私が歳を重ねたせいか、内容がすんなりと入ってきました。
    やっぱり、大人目線で読んでしまいますね。アンの言動、行動にやきもきしたり、リンドのおばさんやマリラの気持ちに共感したり。
    マシューの、アンがかわ

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    2023年01月07日
  • 新訳 赤毛のアン(下) 完全版

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    下巻も、アンも成長して素敵な少女になっていく過程をイラストと文章で読み進める事ができる。本当に良いシリーズ。

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    2022年12月30日
  • 新訳 赤毛のアン(上) 完全版

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    今まで何冊もの赤毛のアンを読んできたが、これが一番、読みやすく少女というものを描いている気がする。ちゃんと成長に合わせてイラストや口調が変化されているし、何よりもイラストがキレイで読みやすい。全シリーズ集めたい。

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    2022年12月30日
  • 赤毛のアン

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    某ドラマの夢見る主人公に対し「赤毛のアン」とうやと揶揄した場面を見て実際にはどんな内容の本なのか気になって手に取った本。
    読んでみるととても面白くて続きがどんどん読みたくなった。
    本作も面白いが巻末の解説も面白い。
    たくさんの文学作品から引用されている文も多く
    さとても読み応えがあった。

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    2022年11月15日
  • 虹の谷のアン 赤毛のアン(7)

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    読み始めたら止まらなくなってするする読んじゃいました。アンシリーズはやっぱりキャラクターが魅力的!

    この本はアンの家の近くの牧師館の子供達がメインなのだけど、彼らもアンやその子供達同様におてんばで楽しい子たち。何気ない日常も子供にとっては冒険の連続なんだなぁ……早く続編が読みたいです。

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    2022年10月12日
  • 青い鳥文庫 アンの夢の家 赤毛のアン(5)

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    ギルバートがイケメンのエリートになっていてびっくり!アンは幸せそうで、読んでいるこっちまで幸せになれちゃいます☺️

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    2022年07月31日
  • 赤毛のアン

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    素晴らしい、の一言です。
    赤毛のアンは、まだ小学生の頃、金の星社から出ていた映画の風景を物語にした本を祖母に買ってもらって、何度も何度も読んでいましたが、すべてを読んだことはありませんでした。
    それが、アンという名の少女を見て、すっかりアンにはまり、こちらの本を手に取りました。

    アンのようにお喋りでない私は、アンのように思うことを言葉にできたら、、、と憧れます。
    一方で、性格も年齢も近い気がするマリラの心もよく分かり、涙が滲みます。

    プリンスエドワード島の風景、すべてを人の手で行っていた時代の生活の知恵や工夫の数々、そうした描写が素晴らしく、人として生きる喜びが詰まっていると思いました。

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    2022年04月13日