L・M・モンゴメリのレビュー一覧

  • 赤毛のアン

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    ☆3.5 しゃべりすぎかな
     高畑勲版のアニメ「赤毛のアン」がすばらしくて、2週目を見てゐる。それで読む。高畑勲版は村岡花子訳を参考にしたとおぼしく、この訳は高畑勲に寄ってゐるやうな気がする。
     そして、意外とアニメオリジナル要素があるのだなと気づいた。ステイシー先生が療養中のアンに会ひに来るシーンや、国旗を作る場面。それらは原作に存在しない。

     やはりだいぶは私小説めいたところがある。たとへばモンゴメリが若いころ先生に言ひよられたとか。
     それにしてもアンの長広舌にはまゐった。まあおしゃべりなこと。しかし、それも後半にはすなほに自身の機微を吐露していくやうになる。終盤にかけてのカスバート家

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    2025年09月05日
  • 炉辺荘のアン

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    アンは34歳になり、物語では6人の子どもたちの成長や冒険が描かれていて、思わず笑ってしまう場面もあった。個人的には、アンとギルバートの関係にもっと焦点を当ててほしかった。ただ、後半の出来事で、二人の間に倦怠期などなく、深く愛し合っていることが伝わってきた。

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    2025年09月03日
  • アンの青春

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    ネタバレ

    村岡花子訳の赤毛のアンからアンの娘リラまで、暗記するほど愛読した子供のころ。久々に新訳で読んだ。
    昔も、だんだんアンがただの理想的ないい人になっていくのがなんかなぁ・・・これが大人になるということか・・・みたいに思っていたのですが、すでにこの巻でもその萌芽が見えてきました。
    夢の国の住人である人は、そうでない人を軽く見がちなことも気になるかな。アン・ダイアナ・ジェーン・プリシラでピクニックにいくくだりの話で顕著。
    それでも、素敵なエピソードや食べ物・ドレスなど心ときめくものがたっぷりはいった物語。

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    2025年08月29日
  • アンの夢の家

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    ネタバレ

    アンは25歳でギルバートと結婚し、海辺の「夢の家」で新婚生活を始める。ジム船長やミス・コーネリア、レスリーなど、個性豊かで魅力的な人たちが登場。中でもレスリーは、アンとの境遇の違いから劣等感や孤独感を抱き、時には冷たい態度をとってしまう。そんな姿に人間の弱さや苦さを感じつつも、同時にとても人間らしいなと思った。一方で、アンとギルバートはこれまで以上に幸せいっぱいで、二人の世界が本当に微笑ましい。でも、喜びや幸せだけじゃなく、悲しい別れもあって、しっかりと読み応えのある一冊だった。

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    2025年08月20日
  • 赤毛のアン

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    ドラマ見て面白かったので買った。
    文章が美しかった。
    前に読んだ作品やけんしっかりは覚えてないけど,文章が美しかったことだけは覚えとる。
    アンの思春期の心情が細かく書かれてあった。
    ネガティブな感情も美しい言葉で書かれてあって読むのに心がしんどくならんくて良いなと思った。

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    2025年08月17日
  • 赤毛のアン

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    アンの素直、自由で奔放、前向きな生き方に元気をもらえた。マリラ、マシューとの関係もとても生き生きとしていて、グリーンゲイブルズの生活が目に浮かぶようだ。この思春期の多感な少女の考え方、行動までよく分かった気がした。

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    2025年08月10日
  • アンの娘リラ

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    松本侑子さん訳の赤毛のアンシリーズ、最終巻。
    赤毛のアンの次に好きかもしれません。好きというか、とても意義ある作品だと思いました。
    戦時中の人々の生活、心情が真に迫って描かれていて、それが現代の私たちとも通じるところがあったり、登場人物の中でも意見が割れているとか、モンゴメリの中でも戦争に対する気持ちの揺れがあったりなど、複雑な状況を丁寧に分かりやすく面白く読みやすく書かれているものだと思いました。
    そして何より、リラの成長!子どもから大人になる、心が成長するとはどういうことか、そんなことを見せてもらった気がします。

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    2025年08月02日
  • 風柳荘のアン

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    アンが22歳で学校長になってからの3年間を描いたお話。遠く離れて暮らす婚約者ギルバートに、アンが手紙で日々の出来事を伝えてる。町の有力者プリングル一族や副校長のキャサリン、小さなエリザベスなど、最初に登場する人物たちとのやりとりは面白かったけど、後半に出てくる人たちとのエピソードにはあまり興味が持てなかった。おしゃべりなアンらしく、手紙も長い。勉強で忙しいギルバートは最後までちゃんと読んでいたのかな?「アンらしいな」と微笑ましく読んでいたかも?
    シリーズでは第4巻にあたるけれど、作者がこれを書いたのは、だいぶ後になってからとのこと。

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    2025年07月30日
  • 青い鳥文庫 赤毛のアン(1)

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    カナダに行きたくなりました。読み終わって空気が澄んでいる感覚になりました。
    社会人になってから初めて読んだので10代で初めて読んだら憧れの世界っていう印象になっただろうな

    アンが地元に残るという結論になったのは本当に優しい。最初はいや勿体無いでしょ〜!と思いましたが、アンの生い立ちを考えると、アンらしい結論だと思いました。
    どこにいても勉強は続けられるんだなと思います。
    仕事で大変だと悩まなくていいことを悩むので
    こういう世界があるってこと覚えておきたい。

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    2025年07月27日
  • 青い鳥文庫 赤毛のアン(1)

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    劇団四季「赤毛のアン」を観劇することになったので、小学生の時に買ってもらったこの本を再読しました。
    当時は「アンのセリフが長いし、突然話題が飛んでいってわからん〜」と思って苦手意識があったのですが、大人になって再読したらあまりに良…
    身近なありふれた風景をあんなに素敵な世界として受け取るアンの豊かさを私は見逃していたんだなぁ。マリラ、マシュウ、友人達への深い愛情。主席を競って勉強に臨む姿勢と賢さ。
    小学生の私にこの本を勧めた母は、アンから何かを学び取って欲しかったのかなぁ、なんて。

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    2025年07月13日
  • 赤毛のアン

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    ネタバレ

     小学生の頃繰り返し読んだ本。
     劇団四季の舞台に少し違和感があったので再読しました。
     昔読んだときの印象は、アンはいつも大げさな物言いで、そそっかしく失敗ばかり。孤児院から引き取ってくれたマリラとマシューに愛情豊かに育てられ、聡明で努力家で、ゆくゆくは先生になって大好きなアヴォンリーでマリラを支えていく話。容姿をからかったギルバートの頭に石板を打ちおろし、その後ずっと許さなかったのは痛快だった。
     40年以上を経て、今読むと、結婚したこともなく子どもを育てたこともなくひっそり暮らしていたマリラとマシューの兄妹が、どんなにこの少女の素直さ、明るさに救われ、日々が輝き、どんなにこの少女を愛して

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    2025年07月02日
  • アンの青春

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    アヴォンリーで教師になったアンを慕う人たちが次々と出てくる「アンの青春」。ミス・ラヴェンダーとポール・アーヴィングが特に好き。双子も可愛いよね〜 読者の私もデイヴィの方が可愛く思えてしまう笑
    アンとギルバートの関係性の変化もロマンチックで素敵なの。「アンの愛情」も楽しみだ。

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    2025年05月21日
  • 赤毛のアン

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    アンはとても感性豊かな天然っ子。読んでいて、アンのようにもっと視野を広く感受性豊かに生きようと思った。

    マシューカスバード:「さあなあ、僕にはわからんさあ。」ほんわかして好き。

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    2025年04月25日
  • 青い鳥文庫 アンの青春 赤毛のアン(2)

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    第一章 怒りっぽい隣人
    第二章 あとのまつり
    第三章 ハンソン氏の家
    第四章 さまざまな意見
    第五章 新米の先生
    第六章 人さまざま
    第七章 ふたごの運命
    第八章 マリラ、ふたごをひきとる
    第九章 色の問題
    第十章 デイビーのたいくつしのぎ
    第十一章 子どもたちの手紙
    第十二章 ヨナの日
    第十三章 楽しいピクニック
    第十四章 神のたすけ
    第十五章 暑中休暇
    第十六章 すばらしいたより
    第十七章 待ちあぐねた日
    第十八章 トーリー街道の冒険
    第十九章 幸福な日々
    「結局、いちばん幸福な日というのは、すばらしいことや、おどろくようなこと、胸にわきたつようなできごとが起こる日ではなくて、真珠が一つず

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    2025年04月23日
  • 青い鳥文庫 アンの愛情 赤毛のアン(3)

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    私もアンたちと一緒に「パティの家」に住みたくなりました!実際学生時代に友だちと一緒に共同生活って大変なこともあると思うけど楽しそう(*ˊ˘ˋ*)
    あとはロマンスがどうなるかとドキドキしていたけど(笑)アンも真実の愛に気付けて良かったし(失いそうになって初めて分かることもある…)ギルバートも諦めなくてほんと良かった!一途だしかっこいい!
    憧れ「うるわしの王子」のようなロイとの出会いもあったけどやっぱり良い人だからってだけでは結婚は出来ないし…お互い大好きで一緒にいて心から楽しめたり安心する相手を選ぶのが幸せなのだと改めて思った( ᴗˬᴗ)

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    2025年01月06日
  • アンの夢の家

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    ネタバレ

    ミスコーネリアの縫ってた赤ちゃん服がどんなデザインやったか気になる。レスリーってやっぱりめっちゃ魅力的なキャラクター。

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    2024年10月29日
  • 赤毛のアン

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    村岡花子の翻訳に親しんだ方にも、おすすめです。松本侑子の新訳も良いです。松本氏による「訳者によるノート 赤毛のアンの謎解き」が最高です。子供の頃に感じた謎が、すべて明らかに!!

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    2024年10月10日
  • 赤毛のアン

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    再読して、アンは初期からギルバートのこと意識してたんだなぁと気づいた。子供の頃読んでた時はあんまりわかってなかった、、
    アン、マリラ、マシューの家族愛に感動!

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    2024年10月09日
  • 風柳荘のアン

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    手紙形式の物語なので、あまりまとまりがなく、登場人物の名前がよくわからなくなる。アンが素敵な女性になってて成長したなぁと思った。

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    2024年09月28日
  • 赤毛のアン

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    赤毛のアンって、読んでなかったんだよね。アニメは見ていたと思うんだけど。こどもにどうかと思って、読んで見た。かなり短縮されているとは思うけど、サラッと概略は見通せたんじゃないだろうか。いずれ、もう少し長い版を読もう。

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    2024年07月15日