岡井隆のレビュー一覧

  • 決定版 短歌入門

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    「決定版」は大袈裟ですが、良い意味での教科書的な内容でした。
    短歌の作り方に関する本編だけでなく、付章として「三分でわかる短歌史」や「読むべき歌集歌書リスト」が付いているのも、初心者には役立ちます。

    この本を読んで強く気付かされたのは、次の内容です。

    ・「歌を詠む時、重要なことは『不要な説明の部分を削り落とし、できるだけ詠嘆を抑え、最低限の描写を入れること』である」(高野公彦氏)

    ・「とかく詠みたい素材を第一句に据える人があって、唐突で頭でっかちになりがちになる点を留意して下さい」(篠弘氏)
    ・「正岡子規が『頭重脚軽の病』といったのも、意味ありげな語句や強い心情をあらわす語句が、いきなり

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    2012年10月20日
  • 岡井隆の短歌塾 入門編

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    初心者の疑問に答えていったり、初心者の作品を手直しながら、短歌の基本的な知識、手法や表現の特徴を教えてくれる本。

    相手に想像させる
    新たな切り口を見せる
    自分を肯定しすぎない、孫や子供自慢は読者がひく

    これ、日本人の文芸の局地だなと思った次第。

    好きな歌

    をさなごの泣くさまみれば幼きより悲しみはあり来る日くる日に  芝生田 稔

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    2020年08月28日
  • 岡井隆の短歌塾 入門編

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    原本は1984年に出ていて、その後1988年に発刊された『今はじめる人のための短歌入門』がこの本の続編にあたるとのことです。私の場合、『今はじめる人のための短歌入門』を読んでからこの本を読んだので、書かれている内容のわりに定価が高く感じられました。角川学芸出版には、商業主義的になりすぎないで頂きたいと思います。

    入門編というタイトルにふさわしくQ&A形式で書かれています。改めて気付かされた点などをメモしておきます。

    5. 五七五までが上の句、七七が下の句。
    7. 平凡ではないからこそ、短歌を作っている。
    27. 最後にくる七音は一首にとって大きな意味をもつ。
    29. 文芸の一種であ

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    2012年09月23日
  • わが告白

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    短歌は音痴なので、岡井氏の存在は未知でした。
    老郷になっての「告白」とは、こんな風にまとめていくものなのか・・・と岡井氏の書き進める歩調に合わせて読むすすむと、なんだかしみじみとした人生の過去、そして現在の日常が並列され混沌として、波の満ち引きのように味わうことができました。

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    2012年02月13日