水谷淳のレビュー一覧

  • 数学は世界を変える あなたにとっての現代数学

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    数学論というか、数学思想というほうがしっくりくるかな。
    ここに書いてあるこてまでを、意識したいが、数学は学んでいる時はここまで考えていない。ただ、こういう考え方、意識は非常に重要だと思う

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    2019年06月12日
  • ファースト・マン 上 初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングの人生

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    【非凡なる凡人】人類史上初めて月に降り立った「ファースト・マン」ことニール・アームストロングの生涯を記した伝記作品。著者は、本作がアームストロング本人が公認する唯一の伝記となったジェイムズ・R・ハンセン。訳者は、本書の主に前後半を分担して共訳した日暮雅通と水谷淳。原題は、『First Man: The Life of Neil A. Armstrong』。

    圧倒的な分量があるのですが、読み終えた後の清々しさがなんとも言えない作品でした。変に上からの感想になりますが、月に降り立った最初の人間がニール・アームストロング氏だったというのは、人類の歴史において本当に幸福な出来事だったのではないかと思

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    2019年05月01日
  • 僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない―――この世で一番おもしろい宇宙入門

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    ダークエネルギーや、ダークマターなど
    物理を全く学んだことの無い人間には
    知らないことばかり。

    しかし、観察によって、
    「今は見えないけど、何かあるはず」と
    推測して、実験方法や観察方法を
    模索する、ものの考え方は
    社会生活にも応用できそう。

    脚注など
    ちょいちょい挟まるボケも
    楽しい。

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    2019年03月09日
  • 僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない―――この世で一番おもしろい宇宙入門

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    400ページを超える長編なのでかなり時間はかかります。
    ただ、ほぼ毎ページにわたって挿絵があるので、楽しく読めます。
    宇宙のことで何がわからないのか、どこまでわかっているのか、が物理学を全く勉強してない自分でも、かなり優しく説明されています。
    「分からないことがわかること」の面白さを知っている人は、ぜひ読むことをお勧めします。
    読み終えて、実生活に役立つかどうかは、ぜんぜんわかんないですが。

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    2018年12月22日
  • 数学は世界を変える あなたにとっての現代数学

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    結論に飛びつくな。
    直観を繰り返しチェックしなければならない。そこで数学が役に立つことがある。
    暗黙の考えに光を当てる。
    現代数学の重要な流れは抽象化に向かっている。抽象を理解できるようにする。
    意見をすり合わせることもできるけれど、違う意見を持っていても構わない。
    違う見方同士を比べないと、不変のものについて語ることさえできない。
    そうすることで、孤立主義や偏狭さが馬鹿げたものになり、寛容さがとても重要になる。
    人間の知識は不確かなので、変化に対して心構えをしておかなければならない。
    明快な思考と注意深い観察の組み合わせが人間の最も現実的な武器である。

    特徴的な文章でとても示唆に富んだ書で

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    2018年11月23日
  • 数学は世界を変える あなたにとっての現代数学

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    最高!笑った。
    数学者は5階の屋根裏に現代芸術家と一緒に住んでいる。らしい。目が血走っていておかしくなったんじゃないかっていうぐらいに。最上階は人間は無限の可能性を持っていると教えてくれる。

    意見をすり合わせることもできるけれど、違う意見を持っても構わない。

    どの場所にいても最善を尽くす。

    人間は自分なりの道義しか持てない。変化に対しての心構え。
    伝統を尊重しながらもその奴隷になってはいけない。
    明快な思考と注意深い観察の組み合わせ。
    無秩序でなくとも自由を手に入れることはできる。

    ロングアイランド大学か。。
    芸術や数学はエリーティシズムに陥りがちだけど、混乱の昨今にあっては、効率的で

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    2014年03月05日
  • 重力機械 ブラックホールが創る宇宙

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    星の光は何万年、何億年の彼方より降り注ぐ。言い換えれば、遠い星空を観察することは、宇宙創成の記録を読み解くこと。これまでは主にSFの世界で取り上げられたブラックホールについて、その生成メカニズムや宇宙創生のヒントを探る興味深い1冊。

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    2013年05月21日
  • 「多様な意見」はなぜ正しいのか 衆愚が集合知に変わるとき

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    人々の思考の「モデル」の違いを、ヒューリスティック(≒観点)等の概念を使って説明し、なぜ多様なモデルは、ベターな解答を生むのかを数学モデルを使って示した。著者はミシガン大学の政治学教授。多様性が「集合知」となり良い結果を生む場合と、「衆愚」となり悪い結果となる場合の条件についても述べているが、その条件の1つに「微積分を知っている人が微分係数を計算できる」というイシューについての一定の「賢さ」を挙げている。しかし、何をもって賢いとするかについては示唆がなく曖昧性が残る。また、多様性には、コミュニケーションの難易度を増す、対立を増すともしており、「多様性の正味の恩恵=多様なツールの恩恵の合計ー多様

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    2013年02月23日
  • 「多様な意見」はなぜ正しいのか 衆愚が集合知に変わるとき

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    多様性がいかに集団に恩恵をもたらすかを論理的に解説している。比喩とかが日本向けでなくてわかりづらいけど、めちゃくちゃ勉強になる一冊でした。

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    2013年02月05日
  • もっとも美しい対称性

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    純粋に対称性のお話だと思いきや、数学史から眺めた対称性を浮き彫りにするという形式で、数学の楽しみがぐっと深まる本になっていました。
    数学史からの眺めているので、いろいろな人が紹介されています。そのため、リンクが貼られすぎて、この本から各方面へ、どれだけのことが調べられう得るかという、インデックスになりそうです。数学者の人間らしい一面や、その時代に要求されている数学に関して、数学は決して転載の閃だけでなく、社会と伴って進化してきていると行くことがかるいい本だと思います。おすすめです。

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    2011年12月18日
  • もっとも美しい対称性

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    ネタバレ

    対称性は、さまざまな原理の中で、重要な概念のひとつです。
    設計原理の中心に、対称性をすえて、体系化を図ろうと、対称性の本を読み漁っていて、本書にたどり着きました。

    もっとも美しいという形容詞をつけることができるのは、理論的な背景があるためかもしれません。

    どこまでも興味が尽きない話題です。

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    2011年12月07日
  • 数学は世界を変える あなたにとっての現代数学

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    これはすごい!!数学に抵抗のある日本国民は必読の書。これを読んで科学に対する開明的態度を身につけましょう。特に学校で学ぶ古典数学と、魅力的な、しかしとっつきにくい現代数学を華麗にかけ橋している術に脱帽。
    <特記事項>
    ・鉄のベルトが地球に取り巻いていて、それに約3メートルを附け足すと、ティッシュが通るくらい、それとも這っていけるくらい、それとも立って通れるくらい?
    ・算数と数学の違い:一般化と抽象化。一般化:Xとかを使う。
    ・「二等辺三角形でない三角形は二等辺三角形でなければならない」。これはおかしいが、適当な図を描くとこれが証明できてしまう。図を根拠として使うことがだめ。
    ・矛盾しない前提な

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    2011年07月19日
  • 「多様な意見」はなぜ正しいのか 衆愚が集合知に変わるとき

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    人は自然に予測しながら行動する動物である。その判断は潜在的に頭の中で計算されている数式上の確率論に基づく。人間の観点や視点を平坦な言葉で表現している。

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    2009年10月04日
  • 誰も知らない生命―アセンブリ理論が明かす生命とその起源

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    理論物理学者であり宇宙生物学者でもあるサラ・イマリ・ウォーカー氏による「生命の起源」に迫る新理論。まるでレゴを築き上げるように複雑に規律立って構成した分子を「アセンブリ指数」「コピー数」という指標を持って定量的に測ることで、「生命とは何か?」ではなく「何が生命か?」というコペルニクス的転回で生命の起源を解き明かそうと試みる。「アセンブリ理論」は物理学と生物学に精通した著者ならではの理論といえよう。
    著者は「生命とは存在しうるもののなかから選択を行うメカニズム」としており、ケムピューターなるものを使って実験を持って実証しようとしている。生物と非生物からバックキャスト的にアプローチするのではなく、

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    2025年09月30日
  • 世界の猫はざっくり何匹?―――頭がいい計算力が身につく「フェルミ推定」超入門

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    算数が苦手すぎる自分には、フェルミ推定の話よりも、暗算のテクニックの方が参考になったかも。

    以下メモ
    (一般的には常識なのかも、、、)

    ・AのB%を計算するときは、AとBをひっくり返してもOK
    例)25の16%は、16の25%と同じ
    そうすると、答えは4と暗算できる。

    ・お金を2倍に増やすには、72の法則
    どんな増加率の場合でも、問題の量が2倍になるのにかかる時間は、72をその増加率で割る
    例)利率4%の場合
    72÷4=18年で2倍になる
    (厳密には69の法則らしいが、割りやすいので72らしい)

    ・平方根の暗算
    例)170423の平方根

    右端から左に向かって数字を2つずつペアにする

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    2025年09月26日
  • 世界の猫はざっくり何匹?―――頭がいい計算力が身につく「フェルミ推定」超入門

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    数学は正確無比で美しい学問ではあるが、大雑把な数字の方が日常生活では役立つことも多いことを教えてくれる一冊。
    数字をざっくり丸めて暗算したり確率で物事を考えることで、「精確ではないが大きく外れてもいない」結果を自力で導けるようになると、何となく世界の理を少し理解できたような自分になって、毎日が楽しくなりそう。

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    2025年06月21日
  • 数学思考のエッセンス――実装するための12講

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    報道される情報を鵜呑みにしてしまう瞬間は誰にでもあると思うが、そういう時にふと立ち止まってエビデンスを精査する習慣を身につけたいと思う。

    度々出てくる数式が縦書きで見難かった。

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    2025年05月16日
  • 最も賢い億万長者〈下〉―――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか

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    2025年5月2日、メルカリで「年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学」を安く出品してた人が他に出てた本。1,000円。

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    2025年05月02日
  • 最も賢い億万長者〈上〉―――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか

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    2025年5月2日、メルカリで「年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学」を安く出品してた人が他に出てた本。1,400円。

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    2025年05月02日
  • 楽しみながら学ぶベイズ統計

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    ベイズ統計が何をしたいのか?何ができるか?どう考えるか?がとてもわかり易く書かれている。この本を一度まとめてから、ベイズをビジネスにどう使えるか考え続けていく

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    2025年04月02日