水谷淳のレビュー一覧

  • ゲノム革命―ヒト起源の真実―

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    人類進化の歴史を自然人類学やゲノム解析の観点から解説してくれる。化石だけではなく、遺伝子研究からの進化のストーリーが実に興味深い。

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    2017年04月23日
  • もっとも美しい対称性

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    数学者、物理学者たちが共通して持っていたと思われる考え方、対称性について、理解を深めることができる。すごい発見、考えをした人たちの生き様がよく描かれていて、面白いし、興味が湧いてくる。

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    2016年05月03日
  • 数学は世界を変える あなたにとっての現代数学

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    富んでいるときは
    役に立たないものでも
    寛容に受け入れられるが

    貧しくて余裕がないときは
    実用的なものや
    結論に飛びつきたくなる

    世界がもっと富んでいけば
    世界の人が多様性に寛容になり
    5階の住人も増えて
    人間がよりよく進化するのだろう

    ただ富むためには
    テクニックとしての数学も
    きっと必要

    ただ富むために
    テクニックの使用を間違えると
    悲しい結果にもなる

    正しい哲学をもって
    正しくテクニックを使用し
    多様性を受け入れることが
    この世界には必要と
    最近のニュースをみて思う

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    2015年04月19日
  • ダーウィンを数学で証明する

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    ダーウィンと表しつつも、フォン・ノイマンの自己増殖オートマトン論文をベースにしたメタ生物学的アプローチから進化論を数学的に証明しようとする試みである。講義を元に構成されており概念や抽象的内容が多いが、文体は軽やかで読みやすく面白い。ゲーム理論が生物学とも親和し始めており、筆者が強調するノイマンの先見性や偉大さには同意。

    DNAは自然ソフトウェアであり、人工ソフトウェアが開発されたからこそのアプローチだろう。そこから数式検証、例えばビットの順数より乱数のほうが進化が起こりやすいというのも、こうやって「自然の仕組み」が解明されていくのだなと感じさせられる。

    それにしても結局「Ω」が何なのかがよ

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    2014年09月15日
  • 「多様な意見」はなぜ正しいのか 衆愚が集合知に変わるとき

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    本書はミシガン大学の経済学者スコット・ペイジによる、集合知における「多様性」の効果を定量的に論じた本である。

    集団における最適化問題、予測問題、選好制約の解消問題について、多様性の効果を定量的に分析している。前者2つでは多様性がパフォーマンスの向上に結びつくのに対し、後者では多様性が選好関係を複雑にし、全員が満足する結果は得られないことを述べている。

    おそらく著者の貢献は最初の最適化問題への適用であり、残り2つは既存の研究結果の説明であると思われる。

    文章は読みやすいがわかりやすくしようとしてやや冗長である。理系の読者は、本書で紹介されている著者の論文を直接読んだほうがよいかもしれない。

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    2014年05月26日
  • もっとも美しい対称性

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    「対称性」ということなので、素粒子理論やひも理論のことが出てくるのは分かっていた。ただ、その説明のために高次方程式の解を導く公式から始まるのは想定外。ただ、読み進めていくと納得できる。高次方程式の解法が、何かが不可能であることを証明することや、複素数という新しい「数」の発明、という数学の歴史の中でも大きなステップにつながる出来事でもあったということがわかるからだ。そして何より、現代物理学にとって重要な「対称性」の鍵となるガロアの群論がここから始まったからだ。
    (群論は、大学のときに全く頭に入らなかったことで覚えている。大事なんだろうなとは思っていたのだけれど...)

    量子力学の歴史や、ひも理

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    2015年12月07日
  • 数学は世界を変える あなたにとっての現代数学

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    現代の見方ではより柔軟性な精神と変化に対する覚悟が必要だ。泥だらけの古いわだちから自分の精神を解き放て。そして絶えず変わり続ける世界に順応せよ。

    ビジネス書のような内容だ。
    まさか、数学に関する書籍からこのような内容をうけるとはおどろきだ。
    とにかく現代の数学、数学だけではなく現代美術、現代音楽にもふれないといけないんだよね。

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    2013年10月19日
  • 重力機械 ブラックホールが創る宇宙

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    タイトルの「重力機械」とは、ブラックホールを指す。この時空を歪ませる宇宙の究極の存在は、その巨大な質量、高速の自転、それらによる竜巻状の時空の歪みにより、降着円盤に膨大な摩擦熱を発生させ、核融合よりもはるかに効率的なエネルギー発生源になるということが、このタイトルに集約されているらしい。
    ブラックホールは、大きな質量を持つ恒星の最終形として生ずると理解していたが、最近の研究では、銀河中心部、あるいは銀河団中心部にある超重ブラックホールは、それとは別物らしい。本書は、このような超重ブラックホールを主な対象として、これが物質を食い尽くすだけでなく、時折膨大なエネルギーを放出することで宇宙が恒星過多

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    2013年05月06日
  • 数学は世界を変える あなたにとっての現代数学

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    声に出して読みたい本。
    小学高学年か、中学入ったくらいで、数学の授業の時に先生がこれを読んでくれたら、教えてくれたら、興味を持って楽しく勉強ができたかも。
    学校の先生もこのくらい柔軟な頭だったらいいのに。

    数学がわからなくても、この本は面白い。
    数学者と、現代芸術家を同じに見ているところ、面白い。
    挿絵も、現代美術テイスト?

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    2011年12月05日
  • 数学は世界を変える あなたにとっての現代数学

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    1942年に刊行され、アインシュタインが絶賛したという。数学の本というより、数学についての考え方というか、数学に接する時の心構えや思想って感じかな。

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    2011年10月30日
  • 数学は世界を変える あなたにとっての現代数学

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    詩のように生き方や考え方を数学を使って解説している。
    原書が書かれたのが世界大戦中だったらしく、そういったことに触れた内容が多い。
    教訓などまとめのようなものが淡々と書いてあってよみ進めやすい。

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    2011年09月07日
  • 数学は世界を変える あなたにとっての現代数学

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    数学の公式を忘れちゃってる部分もあり、
    というか、高校の状況で習ってねえなあ、
    って公式がちらほら。
    大人にならなくちゃ後悔は出来ない、
    って言葉がありますが、
    この頃納得してしまう事が増えてしまった。
    数学に関しては本当にそう。
    もう少しきちんと数学に向き合いたかったなあ、
    って思ってしまいます。
    残念ながら趣味で数学に向き合う程ではないので。
    なかなか納得、で、理解。
    とスムーズにはいかない所もありましたが、
    優しく解説されてるのでそうかあ、と。
    現代芸術の行を読んで、ものすごく納得しちゃいました。
    奇妙さを怖がらない、に。

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    2011年08月11日
  • 「多様な意見」はなぜ正しいのか 衆愚が集合知に変わるとき

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    まさしく、なぜ多様な意見が正しいのか。主な視点は、数理科学的な知見に由来する。より正確な答えを導きだす方法に対するヒントとその事例が多く示されている本です。

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    2011年06月19日
  • もっとも美しい対称性

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    数学の始まりからの発展の歴史。数学を発展させてきた人々はいったいどのような人たちなのかという事がバビロニア時代から順に紹介されているのだが、数学というのがこれほど人間味あふれたものだったとは思わなかった。

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    2010年02月03日
  • 「多様な意見」はなぜ正しいのか 衆愚が集合知に変わるとき

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    アルゴリズムの本のような、統計的なデータモデルの作り方(考え方)のような、なんとも表現しがたい内容でした。
    邦題と本文の内容はあまり合っていないと思う。
    原題の THE DIFFERENCE の方がしっくりする。
    複雑系の人が集合知をモデル化する際にどういう思考法を採るか、それこそ本文で散々述べられている「観点」やヒューリスティックといったものの、アイデンティティによる違いというか、そういう意味で面白い本だったと思います。

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    2009年10月04日
  • 「多様な意見」はなぜ正しいのか 衆愚が集合知に変わるとき

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    難しい本なので読みにくいですが、wisdom of crowd
    を理解するいい本です。(まだ1割しか読んでませんが・・)

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    2009年10月04日
  • どうにかする:めちゃくちゃな状況で「圧倒的な結果」を出している人と組織の思考法

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    課題に対して正面突破でなく、回避を推奨する本
    最小の工夫で最大の効果をとのこと。

    メモ
    •4種類の回避術
     便乗、抜け穴、誘導路、次善策
    •便乗
     一見無関係な既存のシステム、関係性を活用する

    •抜け穴
     既存のルールを都合よく取捨選択して当てはめたり、解釈しなおしたり

    •誘導路
     自己強化される行動パターンを妨げたり乱したり

    •次善策
     その辺に転がるリソースを別目的のために転用、組み変えたりする

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    2026年07月11日
  • どうにかする:めちゃくちゃな状況で「圧倒的な結果」を出している人と組織の思考法

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    まぁよくあるビジネス本。
    「Thinker50」選出とのことで買ってみたけど、そこまで目新しさは無いかもなー。

    「便乗」「抜け穴」「誘導路」「次善策」という4つの「どうにかする策」を使うことで、上手く言った事例を紹介していく流れ。
    世界は複雑系なので、こういった「なんか良くわからないけど上手くいったな……」みたいなパターンは結構あるんだよね。

    大事なのは、この手の話を自分の中の手段として持っておく、という点かな。
    ある種の「パーツ」として持っておいて、問題解決をせまられた時に「これは使えるか?」「あれはどうだ?」と考えること。無理にこの武器を使おうとするのではなく、人生で1,2回使えれば御

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    2026年07月05日
  • なぜあの人のジョークは面白いのか?―進化論で読み解くユーモアの科学

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    海外のジョークが例として挙げられているが、文化的な違いもあり、ピンと来ないものも多かった。
    それはそれとして、「笑いの起源」や「笑いが人間にとってどんな役割を示すものなのか」については分かりやすく書かれており、結論も納得するようなものではあった。

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    2026年06月02日
  • 数学思考のエッセンス――実装するための12講

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    タイトル通りまさに数学の面白いエッセンスがギュッと詰まっている。
    自分は大学でデータサイエンスを専攻したため9割5分の内容を知ってしまっていたため、高校生の時に読みたいと思った。

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    2026年05月01日