水谷淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルの「重力機械」とは、ブラックホールを指す。この時空を歪ませる宇宙の究極の存在は、その巨大な質量、高速の自転、それらによる竜巻状の時空の歪みにより、降着円盤に膨大な摩擦熱を発生させ、核融合よりもはるかに効率的なエネルギー発生源になるということが、このタイトルに集約されているらしい。
ブラックホールは、大きな質量を持つ恒星の最終形として生ずると理解していたが、最近の研究では、銀河中心部、あるいは銀河団中心部にある超重ブラックホールは、それとは別物らしい。本書は、このような超重ブラックホールを主な対象として、これが物質を食い尽くすだけでなく、時折膨大なエネルギーを放出することで宇宙が恒星過多 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ数学と宇宙物理学の…というよりは、ある数字をテーマにして物理的背景を語る本に近いかな。結構難易度は高いかも。
非常に大きい数字であるグーゴルプレックスから、思い起こすだけで頭がブラックホールになるグラハム数(表現が面白い)。0にヒッグスボソンの実験データまで。ただ一つ「数字」という概念を持ってきても、宇宙には解かれていない謎がまだ残っている。
あとずっと重力は質量が生むものだと思っていたけど、エネルギーが生んでるというのはマジなのかな?確かにE=mc^2は質量をエネルギーに変換できることを示したわけだけど。
重力は時空の(場の)曲がり具合として表現されるわけだけど、つまり時空を曲げるのは質 -
Posted by ブクログ
ネタバレイギリスのローカルな話題により過ぎなのと、コロナの話題が多くて今ひとつ入り込めなかった。
情報理論やベイズなど、最近のトピックについてもそれなりのページを費やしてかかれている
・としてコインの問題に戻り、Aを「1万回投げてオモテが5200回出る」、Bを「このコインは公正である」としよう(たくさんあるコインのうちどれだけの割合が本当に公正であるかを考えることに相当する)。第5章で説明したとおり、Bである場合にAである確率は比較的簡単に計算できる。そこでベイズの定理を使えば、もっと興味深い、Aである場合にBである確率、つまり、観察されたような結果の場合にこのコインが公正である確率を導き出すこと