【感想・ネタバレ】ファースト・マン 上 初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングの人生のレビュー

あらすじ

これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な跳躍だ――1969年、ニール・アームストロングはアポロ11号で月への第一歩を記す。壮大なミッションの真実を明らかにする決定版伝記

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Posted by ブクログ

○○エンジニアと呼ばれる職業に就いている人なら、誰でもワクワクしながら読むことができる作品だと思う。

読む前は疑問だった。
ニールアームストロングはどんな人だったのか。
なぜ海軍飛行士が宇宙飛行士になったのか。
NASAはどうやってThe first manの選出をしたのか。
ロケット開発はどのように段階的に進めるのか。
どんな事故があったのか。事故をどうやって対応したのか。
なぜアメリカはベトナム戦争中にアポロ計画を進めたのか。
家族のサポートはどれくらい必要だったのか。
これらの疑問に対して、丁寧に答えてくれる作品だった。

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2021年10月09日

Posted by ブクログ

【非凡なる凡人】人類史上初めて月に降り立った「ファースト・マン」ことニール・アームストロングの生涯を記した伝記作品。著者は、本作がアームストロング本人が公認する唯一の伝記となったジェイムズ・R・ハンセン。訳者は、本書の主に前後半を分担して共訳した日暮雅通と水谷淳。原題は、『First Man: The Life of Neil A. Armstrong』。

圧倒的な分量があるのですが、読み終えた後の清々しさがなんとも言えない作品でした。変に上からの感想になりますが、月に降り立った最初の人間がニール・アームストロング氏だったというのは、人類の歴史において本当に幸福な出来事だったのではないかと思えるほど。技術面についてもしっかりと解説がなされており、映画でアームストロング氏に興味を持った方にもオススメしたい一冊です。

〜月面着陸を成し遂げたのは科学よりも工学であり、地球外の別世界に最初の足跡を記したのはエンジニアなのだ。〜

※本レビューは上下巻を通してのものです。

ラストに感涙☆5つ

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2019年05月01日

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