榎田尤利のレビュー一覧
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山田ユギセンセの挿絵からヨネダコウセンセにお色直しして、書下ろしも収録された新装版です。
表題作は、世間が盛り上がっているイベントとは裏腹に、別離を余儀なくされるシマとアマチの20年愛で、かなり重いストーリーです。
20年という長い歳月の間、ずっと想いあっている同士のシマとアマチ。その想いの大きさや形は違って見えますが、忘れられなかったというのは一緒なのです。
人生ドラマですね。
二人の10年後、20年後、そして書き下ろしでは30年後の関係が描かれています。
20年あれば、恋愛も結婚も子供も、仕事も、いろいろあって、「愛しているから」だけではどうにもならない大人の事情が、常識を超えられなくさ -
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う、ウワァァァァァァァァァラストあっめェェェェェェェ砂吐くわ…
結局ペットシリーズ一気に全部読んじゃった。最後のこれが一番からくりがあってハラハラしたな。
ワーカホリック受け大好きだし、甘やかし上手攻めも好き。えろはこの作品が一番アレな気がする。獅子は痛いけど。もーぼろっぼろの仁摩さんよかったなー過労とか大好物…
まあちょっとねえ、蛇ができすぎで不自然な感はあるけど、それ言ったら全部そうだからなあ。
途中から先は読めたけど、むしろこれをどうやってハッピーエンドに持ってくんだ?どうやって蛇を救いのある悪役にするんだ?とわくわくしたかも。でもなあ、お決まり展開でハイやっぱり蛇はスパイだけど仁摩のこ -
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なんだろう、ペットシリーズ一作だけ読むつもりが読破しようとしてる…榎田さんこわい…
そもそも猫が大好きなもんで、このシリーズの中でこれが一番好きかも。美人でクールで暗い過去持ってて淫乱てすげえな。
これ、まあ雨宮の猫はネコですけど、舘さんもあえて舘さんなんでしょうか。かけてあんのかな。
榎田さんの作品ってどれも脇役がいい!前作では別所が気になったし、今回は仁摩がいいなあ、雨宮の保護者ポジション。そういうの好きだなあ。
一回目の失踪解決でアレ?でもページ数まだまだあるよね?って思ったらこうくるか…そりゃ榎田さんがそんなすんなりハピエンに持ってかないわなあ。
でも雨宮捜しの方法はなんか…ロマンチッ -
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新シリーズ、バディ物。
攻め:鷹目兆
受け:燕千里
観察眼に鋭く冷静沈着、エリートで優秀だがその歯に衣着せぬ正直さで企業で浮いてしまう鷹目と異常に嗅覚が発達している千里が協力して仕事を片づけていく話…かな。
榎田先生の人物設定は微に入り細に入り、どういう性格か、行動や言動で分かるのがやっぱり面白い。
名目は相性診断会社だけれど人物の観察などでいろいろな依頼を受ける。
その依頼内容も面白い。
やっぱり読ませる作家さんだなぁと感嘆!
二人が出来たので、今後はそうは言ってもエチ場面や甘い雰囲気が確約されている意味でも安心して読める(笑)
今後は二人の生い立ちや生き様も小出しに出てきて -
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面白かった。
榎田先生の書かれる仲の悪い相棒の言い合いが大好きです♡
東大を出て公安勤めの経験もあるエリート然とした鷹目
とCAS(相性診断サービス会社)の経営者の一人で相棒
になる燕千里。
千里は女にダラしなく色々だらしないけれど特殊な能力がありました。
そのお陰で難しい仕事もこなせる訳ですが。
人より優れているその能力のお陰で鷹目の臭いに反応してしまい
罵倒していたようです。ちょっと可愛いですね。
千里の住んでいる汚らしいアパートには下のキャバレー勤めの外人の女達が勝手に出入りしています。
非情にダラしなく妖しい生活ぶりですね。
けれど入院中の年寄りの住人の飼い犬やせっぽの世話をしてあ -
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基本、文庫しか手を出さないことにしているのですが…、イラストとタイトルと作家で買ってしまいました。
初期の作品だそうですが、著者の初期を知らなかったので初読です。
表題作の方が、好きかなあ。なんでかお互いもっとも好みのタイプじゃなかったはずなのに惹かれてしまう過程が、ちょっとしたエピソードや事件とともにうまく書かれています。続編が読みたい!
あとのお話は大財閥のお家騒動に絡んだお話。社長もいいし、社長秘書もいいし、一癖も二癖もある子どもたちもキャラが面白かった。
ちょっととんでも設定なところがBLにちょうどいい気もします。
ただ、肝心な財閥御曹司と山男ですが、御曹司高校生が山男を好き -
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エロスと官能の珠玉の短編集。
短編集というと普通は物足りない感の詰合せになるのだが、どれも内容が濃くて一つの物語として完結している様は流石。マニアックなエロがてんこ盛りなのだが、美しく流れるような文章で不思議と下世話な印象はなく上質なエロティシズムが感じられるのは榎田さんの小説という先入観があるからなのか(^^;;
そして最後の「書生の戀」のような作品こそ榎田さんの真骨頂ではないだろうか。一度も交わるどころか逢瀬すらしていない、ただ書簡のやり取りを通して紡がれる恋物語。書生が創り出した絵空事だったはずの物語がどんどん真実味を帯びてきて、いつのまにか二人の恋が事実として存在していたかのように感情