榎田尤利のレビュー一覧

  • 夏の子供

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    「夏の塩」と合わせて。初めて読んでからもう2年ほどになりますが、今もずっと心の奥にストーリーや登場人物達が残っています。すごく印象的で、ずっと大切にしたい本。
    BLだし、そういうシーンも随所にあるけれど、何故か他の作品に比べ、BLっぽさを感じないです。個人的には、この小説は主人公「魚住」の人生の一部分と、それを取り巻く人々を描いた作品、というイメージ。魚住以外の複数の人物にも焦点が当たりつつ、話の軸がぶれないところに作者の圧倒的な文章力を感じます。
    魚住の成長を通じて、私自身色々学んだように思います。

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    2013年04月11日
  • 交渉人は振り返る

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    章の過去にすこし触れる巻。
    弁護士時代の関係者と再会し、『人を信じたい』と念じる章にまたしても受難が。

    兵頭が章の大事な場所になってきましたね。いや……章がちゃんと自覚しはじめた、というか。
    章が偽善者じゃないかと指摘するストーリーがあると思っていませんでした。今回のこれは苦い終わりだったけれど、手が届かない案件もあってしかりですもんね。しかし何気に毎回章ピンチじゃないですか。レイアースの風ちゃんじゃないけど、自分を大事にすることは自分が大事に思う人のためになるんだってもっと思い知るべきですね。
    それにしても兵頭健気。

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    2013年03月22日
  • 犬ほど素敵な商売はない

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    BLで一番好きな本。とりあえずBL読みたいって人にはこれをすすめてる。
    これを読むまでは榎田尤利作品は魚住くんシリーズが一番好きだったのだけれど、これを読んでから完全にこれが一番になった&BLで一番好きな作品になった。
    とにかく、最後を読んだ後に「いい話だったからもう一度読もうかしら」と最初のページを開いた時に泣いたのは初めて。攻キャラの方の飢えや乾きがそこにあって、最初に読んだときはフーン、なんだけど、最後の幸せそうな二人を読んでから読むとすごく重い。文章もこの作者だけあってスムーズに読めるし、この本は本当におすすめ。どこか欠けた二人の話が好きな人は絶対ハマる。

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    2013年03月11日
  • 聖夜-榎田尤利作品集-

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    初期作品の出し直し。

    「名前のない色」
    編集部で働く藤野渉は、夏場には使い物にならないというイラストレーター・水窪あきらになんとか新刊に絵を付けて欲しいと頼みに行き…。

    ヘタレわんこ系の攻めなんだけど実は傷を持っていて…。
    受けは受けで見るからに傷を抱えていて…。その二人の切なさがとても細かい心理描写で描かれていて早く二人に幸せになって欲しいと思いながら読み進めました。過去を消化して生きていくのは難しい…。でもそれを乗り越えたら一つ成長するのよね。


    「聖夜」
    高校の同級生で少しだけ二人でさわりあったこともある気になる親友・アマチが親の離婚で東京に行って10年。都内で婚約者とマンションを

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    2013年03月07日
  • 聖夜-榎田尤利作品集-

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    10年、20年更には書き下ろしを含めれば30年という長い年月で綴られる壮大な愛の物語。
    決して恵まれない青春時代を過ごしたアマチにとってキラキラした初恋の思い出であり唯一の希望であったシマ。愛を自覚するにはまだ幼過ぎた青春時代の別れを経て10年後社会人になって最初の再会。互いに思い合っているのに、好きだという感情をぶつけるだけでは成り立たない関係だと分かってしまう歳月の残酷さが切ない。
    榎田さんの文章は相変わらず美しく滑らかで、長いスパンの話なのにテンポよくすらすら読めます。二人の気持ちはもちろんですが、それぞれの家庭環境やパートナーとの関係、アマチの両親との確執、更には第三者からの目線で綴ら

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    2013年03月02日
  • 交渉人は疑わない

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    やっとやっとだね~芽吹・兵頭。相変わらずの二人の掛け合いが面白い。兵頭の「先輩」呼びと「敬語」w敬語の年下攻めwww大好物ですw

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    2013年02月21日
  • 交渉人は黙らない

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    テンポの良い作品でサクサク読めた。二人の夫婦漫才のような掛け合いが読んでいて楽しかった。シリーズ1冊目ということでこれからの二人に注目。

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    2013年02月21日
  • 聖夜-榎田尤利作品集-

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    この方はいくつかの書き方を持っているかな、と思う。展開も、得意ないくつかのパターンがある。

    初期はまったく読んでないので初読でした。表紙がヨネダコウさんというのもまた、よく合っています。
    表題の聖夜から続く物語の方が良かったです。この、切ない感じ。
    好き、だけでは生きていけない世界。20年かかって、やっと二人はお互いの前に立つことができた。

    なんもかっこいいとこもなく、二人がおじさんに差し掛かってから、色んな失敗をしまくったあげくにくっつくという、そこがリアル。

    そう、この方の作品は、美しいだけじゃないところが好きです。

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    2013年02月14日
  • 交渉人は疑わない

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    アッキー(笑)。

    兵頭がだんだんかわいくなってきた気がします。気のせいですか?
    コワモテの天然ってなんだよずるい……

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    2013年02月04日
  • 蛇とワルツ

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    ペットラヴァーズの中で一番好きなカプです♪野生蛇な攻めがかっこよくて、受けが大人なのに可愛いとこがよいなー^^

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    2013年01月21日
  • erotica【イラスト入り】

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    痛々しくて、エロくてたまらん。
    どれも片恋(最後のは両片想いってやつかな)だけれど、絆されてしまう。
    ひどいBLが読みたいと思って買ってきたけど、これはどストライク。
    榎田さんは初めてだったけど、他にも読んでみたい、と思わされた。

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    2013年01月20日
  • 聖夜-榎田尤利作品集-

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    山田ユギセンセの挿絵からヨネダコウセンセにお色直しして、書下ろしも収録された新装版です。
    表題作は、世間が盛り上がっているイベントとは裏腹に、別離を余儀なくされるシマとアマチの20年愛で、かなり重いストーリーです。
    20年という長い歳月の間、ずっと想いあっている同士のシマとアマチ。その想いの大きさや形は違って見えますが、忘れられなかったというのは一緒なのです。
    人生ドラマですね。
    二人の10年後、20年後、そして書き下ろしでは30年後の関係が描かれています。

    20年あれば、恋愛も結婚も子供も、仕事も、いろいろあって、「愛しているから」だけではどうにもならない大人の事情が、常識を超えられなくさ

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    2012年12月25日
  • erotica【イラスト入り】

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    "エロ"に焦点をおいた短篇集。

    痛い靴
    ストロベリー
    10×3
    カルメン
    クリスタル
    書生の戀

    どの作品も楽しめました。どの作品も一癖持った変態性のあるエロがてんこ盛りで。笑 
    普段、絡みのシーンばかり読んでいると飽きてきてしまうのですが、作品ごとにがらっと雰囲気が変わるので飽きることなくむしろ的確に萌えポイントを突かれ、一気に読んでしまいました。
    お題が私の好きなものばかりだった、というのもありますが。

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    2012年12月10日
  • 蛇とワルツ

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    う、ウワァァァァァァァァァラストあっめェェェェェェェ砂吐くわ…
    結局ペットシリーズ一気に全部読んじゃった。最後のこれが一番からくりがあってハラハラしたな。
    ワーカホリック受け大好きだし、甘やかし上手攻めも好き。えろはこの作品が一番アレな気がする。獅子は痛いけど。もーぼろっぼろの仁摩さんよかったなー過労とか大好物…
    まあちょっとねえ、蛇ができすぎで不自然な感はあるけど、それ言ったら全部そうだからなあ。
    途中から先は読めたけど、むしろこれをどうやってハッピーエンドに持ってくんだ?どうやって蛇を救いのある悪役にするんだ?とわくわくしたかも。でもなあ、お決まり展開でハイやっぱり蛇はスパイだけど仁摩のこ

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    2012年12月01日
  • 秘書とシュレディンガーの猫

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    なんだろう、ペットシリーズ一作だけ読むつもりが読破しようとしてる…榎田さんこわい…
    そもそも猫が大好きなもんで、このシリーズの中でこれが一番好きかも。美人でクールで暗い過去持ってて淫乱てすげえな。
    これ、まあ雨宮の猫はネコですけど、舘さんもあえて舘さんなんでしょうか。かけてあんのかな。
    榎田さんの作品ってどれも脇役がいい!前作では別所が気になったし、今回は仁摩がいいなあ、雨宮の保護者ポジション。そういうの好きだなあ。
    一回目の失踪解決でアレ?でもページ数まだまだあるよね?って思ったらこうくるか…そりゃ榎田さんがそんなすんなりハピエンに持ってかないわなあ。
    でも雨宮捜しの方法はなんか…ロマンチッ

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    2012年12月01日
  • nez[ネ] 【イラスト付】

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    新シリーズ、バディ物。


    攻め:鷹目兆
    受け:燕千里


    観察眼に鋭く冷静沈着、エリートで優秀だがその歯に衣着せぬ正直さで企業で浮いてしまう鷹目と異常に嗅覚が発達している千里が協力して仕事を片づけていく話…かな。


    榎田先生の人物設定は微に入り細に入り、どういう性格か、行動や言動で分かるのがやっぱり面白い。
    名目は相性診断会社だけれど人物の観察などでいろいろな依頼を受ける。
    その依頼内容も面白い。
    やっぱり読ませる作家さんだなぁと感嘆!

    二人が出来たので、今後はそうは言ってもエチ場面や甘い雰囲気が確約されている意味でも安心して読める(笑)

    今後は二人の生い立ちや生き様も小出しに出てきて

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    2012年11月22日
  • 恋とは呼べない(3)

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    純粋に感動しました。BLにおいて好きなのにすれ違うとかいうシチュはやっぱりいいですね。
    そして久々のはとこさんのエロも拝めて、はとこさんのエロ描写はやっぱり素敵です。
    できれば「愛とは言えない」もコミカライズしてほしい!!!

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    2012年11月12日
  • nez[ネ] 【イラスト付】

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    面白かった。
    榎田先生の書かれる仲の悪い相棒の言い合いが大好きです♡

    東大を出て公安勤めの経験もあるエリート然とした鷹目
    とCAS(相性診断サービス会社)の経営者の一人で相棒
    になる燕千里。
    千里は女にダラしなく色々だらしないけれど特殊な能力がありました。
    そのお陰で難しい仕事もこなせる訳ですが。
    人より優れているその能力のお陰で鷹目の臭いに反応してしまい
    罵倒していたようです。ちょっと可愛いですね。

    千里の住んでいる汚らしいアパートには下のキャバレー勤めの外人の女達が勝手に出入りしています。
    非情にダラしなく妖しい生活ぶりですね。
    けれど入院中の年寄りの住人の飼い犬やせっぽの世話をしてあ

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    2012年11月09日
  • 交渉人は諦めない

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    芽吹さんて究極のドMなんじゃなかろうか?と思ってた裏には色々事情があったって事ですね。なんかするっと上手くいかない所がリアルで身に詰まされた話でした。
    『俺みたいなのが幸せになっていいのか』とか最後の夢の中の若林のセリフにも泣かされた。
    すごく痛くてしんどい話だけど読み終えたらすごく頑張ろうと思えた。

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    2012年11月02日
  • ハンサムは嫌い。-榎田尤利作品集-

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    基本、文庫しか手を出さないことにしているのですが…、イラストとタイトルと作家で買ってしまいました。

    初期の作品だそうですが、著者の初期を知らなかったので初読です。

    表題作の方が、好きかなあ。なんでかお互いもっとも好みのタイプじゃなかったはずなのに惹かれてしまう過程が、ちょっとしたエピソードや事件とともにうまく書かれています。続編が読みたい!

    あとのお話は大財閥のお家騒動に絡んだお話。社長もいいし、社長秘書もいいし、一癖も二癖もある子どもたちもキャラが面白かった。

    ちょっととんでも設定なところがBLにちょうどいい気もします。

    ただ、肝心な財閥御曹司と山男ですが、御曹司高校生が山男を好き

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    2012年11月02日