白岩玄のレビュー一覧
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これ凄い好き。
私なんか全然本読んでないなーって思った。
若林さんがそもそも繋がっている、なんなら飲み仲間作家さんとの鼎談から始まって。初めましての作家さんも登壇してくるんだけどこんな会話繋がって凄いなー掘り下げてるなー面白いなーってのが連続するんだから。
タイムリーにみたかったなー。もっと対談して欲しい作家さんいるなー。私が好きな作家さんの本がお勧めされてて嬉しいなー。
もう紹介されてる本片っ端から全部読みたいっ!!すべての回でその時話題に上がったテーマでお勧めの本を作家さんが紹介するんだが、これが垂涎なんです。紹介の仕方にも唸る、だってどれもこれもすっごく読みたくなる。
沢山の本 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ山﨑ナオコーラさんと白岩玄さんによる、子育て交換エッセイ。(「往復書簡的な」とも書かれている)
山﨑さんと白岩さんは同じ年にデビューしたそうで、山﨑さんは唯一の「同期」と呼んでいる。年齢は山﨑さんの方が年上だが、2人とも同じ頃に子どもを持ち、作家業をしながら子育てをすることについて、「before corona」と「under corona」の二部編成で綴られている。
私は子どもがいないので、子育てには直接関係がないのだけれど、だからこど、自分には直接的に関わらない分野だからこそ、読みたいと思って手にとった。タイトルに「コロナ」という言葉があったことで、コロナ禍の子育て事情かな?とも思った。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレーーー俺はマリ子の優しさを突っぱねると、声を張り上げながら教室に戻っていった。ーーー
舞台は教室。プロデューサーはオレ。イジメられっ子は、果たして人気者になれるのか!?
軽快で一人称の口語調、ライトに読める本だった。内容は“イジメられっ子“を扱っているので深刻になりそうだが、主人公の一人称で進んでいくので暗い雰囲気がほぼ無く読めた。これは主人公の心情が写り込んでいる表現のおかげだと思って分かりやすかった。
自分をプロデュースしている時の修二の『無敵感』が、学生のノリそのもので、学生が読むのに共感しやすそうだし、歳を取った今読むと眩しいなと思って読んだ。
修二のキャラクターは、理想と現実の -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作に続いて白岩玄さんの著書を読んだ。
今回は小説ではなく正確には白岩玄さんと山崎ナオコーラさんの往復エッセイだ。
『『野ブタ。をプロデュース』の白岩玄と『人のセックスを笑うな』の山崎ナオコーラ。共に20代で作家になり、現在二児の親でもある二人が、手紙をやりとりするように綴る、子育て考察エッセイ!』河出書房新社HPより
タイトルからわかる通り、これはコロナ禍での育児を綴ったエッセイだ。
特に白岩さんは二番目のお子様の出産がちょうど丸かぶりしたとのことだった。出産に立ち会う予定だったそうだがそれが叶わず、また上の子と一緒に面会することもできなかったらしい。
私の友達にもコロナ禍で出産した子が -
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購入済み
暖かく、緩やかな小説
なんだろう…。どストライク笑 久々だなぁ、こういうまた読みたくなる本。勇気貰いました。大人になりきれていない訳でもなく、色々と考えたくなる時期なんですかね。自分の人生に必要だったと断言できる人がこの先何人現れるんだろう。
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Posted by ブクログ
美大に通っていた頃からの仲良し4人組。
悠、翠、竜平、瑛一と物語は進む。
紅一点、翠も30歳になり、素の部分を出してくるようになった。
読み手が引いてしまうようなキラキラと眩しい関係でもなく、それぞれが程よく変化していく様が描かれている。
この先、4人の関係は、このまま変わらないのかもしれないし、途切れてしまうかもしれない。
それも、4人にとっては要らぬ心配なのだよ、きっと。
そう思わせてくれる。
良かった!!この作品。
白岩さんが、ご自身の思いを存分に書かれている気がする。
詳しいことは分からないけれど
担当編集者さんと、息がピッタリ合ったということなのかな?
素人考えですが。