たてがみを捨てたライオンたち

たてがみを捨てたライオンたち

759円 (税込)

3pt

3.8

「家事や育児が問題なくできたとしても、仕事が人並み以下だったら男としては二流のような気がしちゃうんです。そういうのってわかりますか?」専業主夫になるべきか悩む30歳出版社社員、直樹。離婚して孤独をもてあます35歳広告マン、慎一。モテないアイドルオタクの25歳公務員、幸太郎。いつのまにか「大人の男」になってしまった3人、弱音も吐けない日々に、モヤモヤは大きくなるばかり。幸せに生きるために、はたして男の「たてがみ」は必要か?

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たてがみを捨てたライオンたち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月18日

    他人のことであれば、「男だから◯◯」「女だから◯◯」みたいな規範の押し付けに対して、断固としてNOを突きつける事ができる。でも、それが自分自身のことになると、頭ではそんな規範に囚われるべきで無いと分かっているのに、ふとした時に不自由を感じてしまう。そういうところにこの問題の根深さがあると思う。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月04日

    登場人物の抱いている生きづらさ、みたいなものとか心理描写がとてもわかりやすくて面白かった
    他人からどう見られるとか世間からどう思われるとか、やっぱり気になる世の中だなと思う

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    Posted by ブクログ 2022年01月23日

    まず、何で良い作品が評価低いのか解らない。

    女の私から読んだら凄い良かった。
    男が読んだら多分苦い思いするんだろうなって思った。

    現代ジェンダーレスとか色々言ってるくせに、
    男だから、女だから
    男はいいよね、女はいいよな
    って何?
    男が仕事で成果出さなきゃみっともないの?
    女が成果出したら褒めら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年11月15日

    男とは何か?
    そもそも男とはを決めることってどうなの?って思わされた。
    人それぞれ多種多様な生き様があり、なにが幸せで何が不幸かはわからない。

    弱いところがあって、それを乗り越えようとする姿勢が人間らしさなのかなと思えた。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月30日

    イクメンや主夫という言葉が一般的に語られるようになる一方で、男性が抱える葛藤や内面に思いを馳せることがなかったので、良いきっかけになりました。現実の男性がどれくらい共感するのか興味が湧きます。

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    Posted by ブクログ 2021年11月15日

    妻の妊娠を機に主夫になることを考え始める編集者の直樹。アイドルおたくの公務員幸太郎。バツイチの広告マン慎一。それぞれの節目を迎え、「男らしさ」を考える三人の三十台男性。今このジェンダーレスの時代に男の生きにくさを書くってどうなんだろう、と思いながら読み始めたが「男の」だけではなく、世の中の生きにくさ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月24日

    生きていく中で、誰もが少なからず直面する葛藤を抱えた人たちの物語。ストーリー自体には特に起伏はないけど、出産を控えた夫婦の話と、その結論に共感を得ました。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月26日

    「その人が他人よりも勝ってると思ってるところを見つけ出して肯定してあげると、人はリラックスする。口に出して褒めなくても、心の中で受け入れるだけでいい」

    現代男性の本音が少しだけ分かった気がします。

    0

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