白岩玄のレビュー一覧

  • 野ブタ。をプロデュース

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    ネタバレ

    桐谷修二、クラスの人気者。

    彼がクラスに与える影響力は絶大で、常にみんなの注目の的をえている修二のクラスに編入してきたのは
    デブでキモい、野ブタこと小谷信太だった。

    修二はひょんなことから、いじめの標的にされる野ブタをクラスの人気者にしようと、プロデュースをはじめる。

    野ブタがクラスの人気者になるにつれて
    自分がきぐるみを被って、クラスのみんなを上手におちゃらけて笑わせて、それが演技しているだなんて、誰しもが気づいていないことに周囲を嘲笑っていた結果。

    うぬぼれちゃ~いけないってことですよね。
    自分が思っている以上にきっと周りの人には自分の思惑を感づかれていることは多いかもしれないね。

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    2013年11月15日
  • 野ブタ。をプロデュース

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    ドラマは正直あまり面白くなさそうだったので1話だけ見て終わってました。今回暇つぶし程度で読みましたがドラマとは全然違うんですね‼︎ノブタが女じゃない‼︎山ピーがやってた役の人がいない‼︎ドラマと同じ内容だと思い込んでいたので、あまりの違いにびっくり。別物として読みました。確かに転校生がノブタのような感じだったら大多数の人がクラスメイトたちと同じような態度を取りますよね。そんなノブタをプロデュースしようなんてなかなか面白い試みだと思います。いい感じでプロデュースが進んでたのに終盤急降下で暗くなりました。やっぱり表面上の付き合いだといつかボロが出るということですかね...最後はえー‼︎となりつつ、

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    2013年11月05日
  • 野ブタ。をプロデュース

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    同名のテレビドラマの原作。

    とりあえず、「野ブタ」が男であることに驚いた。

    クラスの人気者を演じる修二の弟子になった「野ブタ」が、修二のプロデュースにより変わっていく。

    ラストは、テレビドラマより切なさが強い。

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    2013年01月16日
  • 野ブタ。をプロデュース

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    〈内容〉舞台は教室。イジメられっ子転校生(キモチ悪いほどおどおどしたデブ)を人気者にすべく、オレはプロデューサーを買って出た!

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    2012年11月01日
  • 野ブタ。をプロデュース

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    ネタバレ

    亀梨くん主演のドラマは毎週楽しくみてました。
    面白かったので覚えていたら、先日古本屋さんで50円で売られていたので買ってみました。

    ドラマは修二と彰のさわやか青春友情物語ってかんじでしたけど、原作はぜんぜん雰囲気が違います・・・
    小説や映画、おとぎ話など物語って大体主人公の成長物語を軸にしてる場合が多いと思うんですけど、これは全く主人公が成長しない。しないで終わった・・・
    後味の悪い話は好きではないけど、最後まで主人公がスタンスを変えない、変えられないところがリアルな気がするから、この結末があってるんだと思うけど、でも後味悪いです。
    大人ならもっと上手くもあり、強くもあり、簡単に乗

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    2014年03月20日
  • 空に唄う

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    死んだはずの女子大生と、駆け出しの坊主の心の交流を描いた本作。
    終始、話は静かで、そして切ない。

    幽霊と生きている人の交流という、話のネタとしては良くあるものだが、この物語はそれらとはどこか一線を引くものがある。
    話のちょっと悲しいけど、どこか優しいラストは秀逸。

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    2012年07月07日
  • 空に唄う

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    特にすごい展開もなく遅々として進まず。
    もう残り数ページという所で
    「ああ、これはこういうお話でいいんだ」と思いなおす。
    日常の中で若者は悶々と沸々とを繰り返し、
    子供は大人の事情を察しながらも飛び回り、どんよりとした世界を換気する。
    浮世だね・・・ま、幽霊が見えちゃうのは日常にはないかもしれないが(笑)
    映像にするとおもしろいかも。やはり野ブタをプロデュースの人だけある。

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    2012年06月29日
  • 野ブタ。をプロデュース

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    期待して読んだのですが、個人的にはドラマのほうがよかった。ドラマに比べて、シュールで、暗い印象があった。短いのでさっと読めます。

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    2012年05月29日
  • 野ブタ。をプロデュース

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    ネタバレ

    面白かったけど正直ラストが衝撃的だった。
    表面的かもしれないけれども、あれだけ人気者だった修二が手のひらを返されたように孤独になっていく様子も怖かったけど、何より森川との確執を放り出して転校したのが衝撃だった。
    現実的な手段化も知れないけれど、もう少しきちんと向かい合ってほしかった。

    修二は転校先の学校でも今までのように人気者の着ぐるみを着続けるのだろうか。きちんと人と向き合って、安らいで幸せに暮らしてくれたらな、と思う。

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    2012年05月22日
  • 野ブタ。をプロデュース

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    ドラマは未見。どうせ修二と彰でしょーっと、これまで避けてきたのが勿体ない、どうしてなかなか面白かった。修二の残念な心情が痛々しくも心地よい。最後の2ページさえなければ……!というところがどうしても悔やまれて、星は0.5差し引いて3.5。

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    2011年12月26日
  • 野ブタ。をプロデュース

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    出版社 / 著者からの内容紹介

    舞台は教室。イジメられっ子転校生(キモチ悪いほどおどおどしたデブ)を人気者に すべく、オレはプロデューサーを買って出た! 「『セカチュウ』で泣いてる場合で はない、『野ブタ。』を読んで笑いなさい」と斉藤美奈子氏絶賛、第41回文藝賞受賞 作!「大した才能だよ。期待してるぜ、白岩玄。」(高橋源一郎氏)

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    2019年06月01日
  • 野ブタ。をプロデュース

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    何年か前にドラマになったなあ・・なぜか見てましたなつかし!
    本はドラマとちがって山ピー役(浮いてるこだった気が)がいなくて、
    あと野ブタが男の子でした。
    堀北真希(まきってこれでいいのかな)はデブでもキモくもないから、きっとプロデュースの仕方も全然ちがったんだろうなー覚えてないけど

    桐谷修二くんが、自分のプロデュースに失敗、というか
    なんか薄っぺらい友情しか得られてなかった、ってのがかわいそうでした。
    誰でも仮面かぶったり適当にやったり取り繕ったりしてる面はあるけど、彼の場合はそれが上手すぎたというか、うーん

    オチも唖然としたけどこれはこれで面白いというか
    でも修復できなかったのかなあとか

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    2012年07月04日