清水義範のレビュー一覧
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幕末もしもワールド、と言うべきでしょうか。でも、もしかしたら本当にそうだったかも、と思わせる何かがあるのです。
フランス人青年、アナトール・シオンがゴールドラッシュに沸くカリフォルニアでジョン万次郎に出会うところから、物語は始まります。日本が大好きなシオンはオランダ人として日本へやってきて、日本のために働きます。アメリカと結んだ条約が不平等きわまりないと修正をせまったり、勝海舟に幕府への意見書を出させたりと大活躍。すべて日本を愛すればこそです。
こんな風に日本を愛する外国人が大勢いたのかもしれません。彼らのおかげで日本は幕末の激動期を乗り切ることができた、と考えるのは行きすぎでしょうか。日本は -
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いや~好きですね~こういう作品。
老人たちが活躍するという話は本当好き。おまけに会話がコテコテの名古屋弁!
むか~し、タモリがTV番組で名古屋弁をコケにしてネタにしていましたが、私、聞いたことがないんですよん、本物の名古屋弁。
名古屋には1度だけ行ったんですけどね・・・み~んな標準語を話していたし(笑)。
だから本当、楽しく読むことができました。
タイトルにもなっている「やっとかめ」、これまた名古屋弁というから驚き!
ユーモア長編推理小説なんですけど、名古屋弁講座もあり笑えますよ~。
駄菓子屋を営むまつ尾婆さんを中心に近所の老人たちと一緒に事件を解決へと導きます。
謎解きも事がどう繋がってい -
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読書録「はじめてわかる国語」4
著者 清水義範
え 西原理恵子
出版 講談社
P18より引用
“あんなつまらない見学のことをどう書きゃいいのか、と思いな
がらも、型通りに、行った、見た、ためになった、という作文を
書いたものだ。”
目次から抜粋引用
“国語って正体不明の学科だった
悩ましきかな漢字
あの歌はこんな意味だった
挨拶は丁重に”
小説家・エッセイストと漫画家のコンビによる、学校で習った
国語の問題点について記したエッセイ集。
国語の試験についてから日本語本ブームについてまで、西原氏
のマンガを添えて書かれています。
上記の引用は、小学校での国語の勉強について -
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会津と薩摩の若い藩士が象山塾でであい、無二の親友となるも、幕末〜維新の世ゆえ敵味方の地に別れ、要所要所では偶然必然の再会で酌み交わしつつ、それぞれの人生をいきぬいてゆく物語。終点は西南戦争。
主人公が松平容保公の近習ということで、上の立つものの苦悩を間近に描ける一方で、名もない周りに流されていくしかない立場の藩士の目からみることで、歴史上の大事件も淡々とえがかれ、かえってリアルな読後感。清水義範らしく登場人物がさわやかで前向きだし、主人公の夫人が先見の明を持った考え方で主人公を支えているのもよかった。
ふだんは歴史小説はほとんど読まないけれど、「新撰組!」「篤姫」「龍馬伝」「八重の桜」などの幕