【感想・ネタバレ】やっとかめ探偵団と殺人魔のレビュー

あらすじ

〃見知らぬ男が、見知らぬ家で自殺する〃――名古屋は中川区の一角で、どえりゃー事件が発生した。たちまち、波川まつ尾(74歳)が営む駄菓子屋には、情報屋・婆ちゃんたちが押し寄せ、蜂の巣をつついたよう。さらに、恐怖の連続殺人魔が出現。まつ尾をリーダーとする姥桜探偵団は、町内探索に飛びだした……。名古屋を知るための生きた教材。清水ワールドの原点!

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Posted by ブクログ

あれこれと謎を解きながら、
連続殺人を解決するやってかめ探偵団。
でも今回の犯人は身近な人物だったせいか、
本当に君なの?という感じだった。
印象が普通の人すぎた、というか。

まあ、おばあちゃんたちが元気なら良いんだけど。

名古屋弁の話せない鶯谷刑事と婦人警察官の中はなかなかすすまない。

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2015年08月30日

Posted by ブクログ

名古屋のおばあちゃんまつ尾さんが活躍する、連作短編集にみせかけた長編推理。なにげに各短編に、最後の一章のための伏線が張られています。正直名古屋弁は読みづらかったし、名古屋自慢は鬱陶しく感じるところもありましたが、読み終わってみるとそういうことが大事だったんですね。近所のお婆ちゃんたちのほのぼのとした会話があったからこその事件解決でした。ただこの殺人魔が「悲しい」かというと、そこは納得できないです。哀れだとは思うけれど。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おばあちゃんの名古屋弁好きです。繁華街のミステリーではなく、下町のミステリーです。こういうのは初めてで、楽しめました。

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2014年03月03日

Posted by ブクログ

名古屋版のミス・マープルの三作目ですね。
名古屋弁を読むのも慣れてき来て、作品の流れに乗ることができた。

一連の殺人事件ををそれぞれ短編に仕立てた最後の一編でその謎をさらりと解いてしまう、悲しいけれど綺麗な筋書きとなっています。

相変わらず主人公波川 まつ尾の周りに集まる年老いていながらも自分の実力に応じて大活躍をすることを厭わない元気な女性陣が生き生きとして美しくさえ思える。

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2012年01月31日

Posted by ブクログ

名古屋のおばあちゃんの、連続短編推理物。
おばあちゃんが主人公のせいなのか、それともこういう書き方なのか
やたらに会話が多いです。
しかし相手がおばあちゃんだと思うと、これくらい喋るな~という
てんぽのいいもの。
むしろ下町感が出ていいかも?

最初の話からちらっと出てきていた連続殺人魔は
最後にはちゃんと解決されます。
が、それまでずっと単なる話題だと思ってました。
…侮りがたし!w

こんなおばあちゃん、まだまだどこかにいそうです。
けれどおばあちゃんの前に、駄菓子屋をまったく見なくなりました。
大人の駄菓子屋、なら見るんですけど…。

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2010年03月28日

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