清水義範のレビュー一覧

  • 虚構市立不条理中学校

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    中学のいわゆる保護者会に行った妻と息子が帰って来なかったので、中学校に乗り込む作家さんのお話
    学校教育に対して、清水義範らしい揶揄の仕方なんだけど、この中学の教育論というかがすっげーわかるわー
    というより、教育論批判についてかなり同意するというのが正しいかな

    30年前に書かれたものなのに、今現在でもこの課題はまったく進展がないというのを実感
    自分が体験したものと、親目線で見て取れるものと、親として教師と接して感じるもの
    もっと子供を信じてやればいいと思うんだけどなぁ


    作中で、教育というのは復讐だという主張があるけど、まぁ一理あると思う
    ストレートで教師になる人は、子供の頃から教師になるま

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    2020年04月03日
  • 暴言で読む日本史

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    日本史に残る暴言や失言を検証して、発言者の真意や裏側の読み解きを試みた本。

    本人が言ったとされるものについては当時の時代背景を、曲解された言葉については曲解された経緯などが書かれています。

    言葉があるからこそ歴史は動き、言葉が遺されることで私たちは歴史人物の人間性を感じることができます。名言だけでなく暴言や失言の背景を知ることで、歴史はもっと身近になります。

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    2019年12月21日
  • 50代から上手に生きる人 ムダに生きる人 「徒然草」に学ぶ後悔しない人生

    匿名

    購入済み

     徒然草をベースにした老年期を考えた本である。
     50代を迎えた私には参考になるところが幾つかある。50代まで生きてきたのなら生活力はあるのだからアタフタしなさんな、と言っているところが共感が持てる。あと、友情というのは若者の特権であり、老境に達したらノスタルジーでしかない、と看破しているところも小気味よかった。
     作者による吉田兼好の評価も面白い。

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    2019年11月27日
  • 身もフタもない日本文学史

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    『源氏物語』から現代のエンタメ作家までとてもわかりやすく、清水流にひもといてくれた。好作品である。世界の宝である『源氏物語』を持つ我が国の文化に誇りがもてる。『源氏物語』は苦労して読んだだけに、素直にうれしかった。余談もおもしろい。著者も世界文学全集持っていて、3割しか読んでないそうだが、私は6割は読んでいて、著者の知らない世界も知っていることになるので少し誇りに思った。『戦争と平和』は読む価値大いにある。

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    2019年03月20日
  • 身もフタもない日本文学史

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    源氏物語からSFまで、日本文学を大雑把に、わかりやすく、身もフタもなく決めつけて紹介している。

    源氏物語は奇跡だ とか
    平安時代の短歌のやり取りは現代のメールと同じだ とか
    文学界の重鎮たちは、自分にしか興味がない とか
    けちょんけちょんに文豪たちをけなしていると思えば、夏目漱石のことは大絶賛 とか

    あまのじゃくだから、けちょんけちょんにけなされていた文豪さんたちの作品も読んでみたいなぁ。

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    2019年02月17日
  • 心を操る文章術

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    清水さん風の文章読本にもなっているかなー。
    書名から受ける印象ほどテクニックは書かれていない。

    どのような文章を書くにしろ、人柄がそれを書く。それを前提、っちゅーか認めた上で、こういう工夫をすると意図に沿った、他人に届きやすいものになりますよ、というのがさらっと書かれていてこの本自体がいい見本だと思う由。

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    2019年01月20日
  • ちょっと毒のあるほうが、人生うまくいく! 「枕草子」に学ぶ「強く賢く生きる」知恵

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    清水さんなりの枕草子、ひいては清少納言の解釈が綴られていて、面白い。私なんか有名な第一段くらいしか知らなかったので、率直にためになった。

    ただ本のタイトルがややミスリーディングな感じ。実際には毒の部分だけじゃなくて、感性全体について書いてあるのに。もったいない気がする。

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    2019年01月20日
  • ifの幕末

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    清水さんのファンをやっているとよくあるのだけれど。ハードカバーで刊行された時と、それが文庫化された時で(内容は一緒で)書名が変わるトラップ… ええ、今回も気づかずにまた入手して読んでしまいましたw

    まぁ、清水さん大好きなのでいいのだけれど。というわけで本書は「幕末裏返史」の文庫化に際して書名が変わった長編小説です。2章あたりまで読んで気づきました。

    清水節炸裂ですな。

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    2019年01月20日
  • 50代から余裕が生まれる人 なくなる人 「おくのほそ道」に学ぶ自分のための人生

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    まだ不惑にもなってない時点で読むのはこの本の趣旨には反しているのかもしれないけど。
    思いがけずRPG重要、に通ずるコトが書いてあったりしておお、っとなった。
    あと、適度に「話を盛る」ことも楽しいよね。おくのほそ道の印象変わったわ。

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    2019年01月20日
  • 清水義範ができるまで

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    清水義範厨の私としては満足。

    文庫化されるまでずいぶん時間がかかっているし、厨としては既知のことも多かったけれど、なんだか安心する。

    いくつか、紹介されていた本が読みたくなったり、映画が見たくなった。

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    2019年01月20日
  • 【カラー版】夫婦で行くバルカンの国々

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    清水さん、今度はバルカン半島かー。全然知らないところだったのでいろいろ新鮮だった。
    アルバニアが相当ユニークな感じというのはわかった。良くも悪くも、今現在は素朴な国が多そうで、チーズとヨーグルトは美味しそう。

    クロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園には行ってみたくなった。

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    2019年01月20日
  • 50代から上手に生きる人 ムダに生きる人 「徒然草」に学ぶ後悔しない人生

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    まだ清水さんのようには考えられないコトもあるけれど、基本的にはヒトへの好奇心を忘れちゃいかんよね、ということかなぁ、と勝手な解釈を。10年後に再読するのがいいかね。

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    2019年01月20日
  • 会津春秋

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    清水さん、こういう作品ホントに上手い。星5つにしようと思ったけど、自分が清水さんの作品に馴染みすぎてて甘い自覚はあるので4つに。

    ストーリーの下敷きになった史実は重い筈なのに、それを軽やかに爽やかに書ききる筆致の妙。

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    2019年01月20日
  • わが子に教える作文教室

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    週刊新潮の連載をまとめたものとのこと。
    そういえば、いくつかは読んだ事ある気がします。

    作文を通じて道徳教育してはいけない、の意見には禿同。

    子どもが小学生になったら、再読したい本ですね。

    それにしても、清水さんに作文みてもらっていた子ども達が、すごく羨ましいなぁ。

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    2019年01月20日
  • 夫婦で行くイタリア歴史の街々

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    自分は新婚旅行でイタリア(主に北側)に行ったんだけど、この本を読んだら齢とってからアイカタと二人でまた行くのもいいかなぁ、って思えた。

    サンマリノって面白い国だな。行ってみたい。

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    2019年01月20日
  • 【電子特別版】夫婦で行くイスラムの国々

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    ここ10年くらい、清水さんの書く小説なりエッセイなりを読んで来た人にはおなじみのイスラム世界からとらえた旅行記。

    それぞれの国の素朴なところを楽しみつつ、毎回「酒が飲めるか」を心配している様子のギャップが面白い。

    エジプトの国土利用率が5.5%程度、とゆー話はちょっと驚いたのと、なぜ「イスラムの国々」にスペインが入っているのか世界史に疎い自分には意外だった。

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    2019年01月20日
  • 笑説大名古屋語辞典 改訂決定版

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    画:なかむら治彦、解説:杉戸清樹
    1998年に角川文庫からでた本です。名古屋ドームができたばっかの頃で、まんだセントレアなんか工事も始まっとらん頃ですから、古さは否めませんが、基本的には問題なんかあらせんわね。
    それにしても、横入りもおつとめ品も名古屋弁とはしらなんだなぁ。
    個人的にはB紙とかざら板とかいれて欲しい気もするけど、もしかしてこれって名古屋弁じゃなくて、尾張弁?
    落合が監督になる前だったので、非国民呼ばわり打けど、今だったらどう書かれるんかねぇ?
    今じゃ絶版になってまっとるで、古本屋で見つけてちょうでゃあ(^-^)/

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    2018年12月13日
  • 迷宮

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    清水氏の小説って、こんなに冷静なものなのだとやっとかめシリーズや、勉強シリーズでしか触れていなかった作者の作品に驚きました。
    作品の文体、文章、言葉遣いに引き込まれる感覚で一気読みでした。
    著者は日本語に対する深い考察を持っていてその著述も多く大変に興味深い。
    だからであろうか、この作品を読む際に文章に対する抵抗があまり無い。
    普通どのような作品を読んでも理解しづらい表現があるし、それが自分の読解力不足が理由の時も含めて当たり前なのだけれど。
    この作品ではさまざまな文体を駆使しているけれどそれぞれの文体の隅々まで著者の神経が行き届いていると感じられた。

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    2018年11月20日
  • 大人のための文章教室

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    ・ちゃんと伝わる文章は修練で身につけられるが、名文にある品格はトレーニングでは身につかない。それは文章力の話ではなく、人間性の問題なんだから
    ・依頼する文章を書くときは、なぜ依頼するのかを説明する。それが人を動かすコツである。そういうことを書けば、お世辞っぽい言葉が並んでしまい、かえって相手は気を悪くするんじゃないかと心配になるかもしれない。だが、その心配は無用である。お世辞を言われて気を悪くする人などほとんどいない。大概の人はいい気分になる。人にものを頼むなら、お世辞のひとつも言うのがあたりまえ
    ・謝罪文を書くコツは、すべての事情を長々と書くこと。文書の長さで、深くおわびしたい気持である、と

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    2018年11月04日
  • 【カラー版】夫婦で行く旅の食日記 世界あちこち味巡り

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    バルカン諸国から、中東、そしてスペイン、イタリアと。著者が旅行されたその場その場で出会った食べ物について、旅行記調で書かれています。夫婦での旅行記ですので、奥様の意見に対しての客観的な見方など、やり取りが目に前に見えるように臨場感あって楽しめました。現地の観光については、簡単にしか書かれていません。毎日何を食べたのか。何がおいしかったのか。そういった食事にまつわることに限定されています。しかしそれが素晴らしく。旅行に行くにあたって、料理はやはり重要な要素なのだなと思わされました。
    各章の最後に、出会った食べ物を、日本に帰ってから実際に作ったレシピが書かれています。著者と奥様の観察眼と、それを再

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    2018年10月21日